あの子に捧ぐ
どうしてもどうしてもどうしても、自分の中に留めておけない想いを吐き出すことを許して欲しい。
たった5年で、無残にその尊く美しい命を身勝手な親に奪われてしまった可愛い可愛いあの子。
あの子の苦しみは、あの子の悲しみは、あの子の受けた傷は、間違いなく想像を絶するもので、私が身震いする程の嫌悪感や、心がズタズタになる感覚を味わったところで、そんなのはきっとあの子の受けた仕打ちのほんの僅かにも満たないものだろう。
会ったことなんて、ない。
声を聞いたことも。
非常なニュースで、写真を一枚観ただけ。
それでも我が娘と同じ年頃の小さな小さな女の子が、毎日どんな想いで暮らしていたのかと思うと、身体をズタズタに切り裂かれる様な苦しみに耐え切れずに涙が溢れる。
声をあげて泣き叫びたくなる。
助けてあげられなくて、ごめんね。
何も出来なくて、ごめんね。
楽しいとか、嬉しいと思えることはあったのかな。
美味しい、って、お腹が満たされた日はあったのかな。
好きなものや好きなことはあったのかな。
一日のうちに、少しでも心休まる時はあったのかな。
ごめんね、ごめんね。助けてあげられなかった。
ごめんね。
ごめんね。
彼女はきっと、ただ愛されたかっただけなのに。
きっと毎日毎日来る日も来る日も無償の愛に包まれて、安らげる時が狂おしいほど欲しくて、必死に必死に小さな手を暗闇の中で伸ばし続けていたのに。
誰もその手を掴んであげられなかった。
誰も彼女を守ってあげられなかった。
ぎゅっとぎゅうっと、ただただきつく抱きしめてあげたかった。
頭を撫でて、小さな手を握って、大好きだよって伝えたかった。
どうしてどうして、どうして?!
あんな非道いことを自分の娘に出来る親がいるの!!!!!!!!
どうして?!
どうしてなの?
どうすれば、彼女の様な子供たちを非道な親たちから守れるの?
















