人ってこういうときに死にたいと思うのかなと思う瞬間がいくつもある。
人のことはわからないけれど、わたしの場合は思ったよりも近くに死の影があって、その漠然とした存在にふいに肩を叩かれる。
もういいんじゃない?
そうやって、簡単に語りかけてくる。
もういいよね。
そう思うときが近頃は何度もある。その度に、生活を共にする人や家族を思い出しては、まだ死ぬには早いね、と踏みとどまる。
それにしても昔から何も変わってないなわたしは。
he wasn't even looking at me and he found me

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人ってこういうときに死にたいと思うのかなと思う瞬間がいくつもある。
人のことはわからないけれど、わたしの場合は思ったよりも近くに死の影があって、その漠然とした存在にふいに肩を叩かれる。
もういいんじゃない?
そうやって、簡単に語りかけてくる。
もういいよね。
そう思うときが近頃は何度もある。その度に、生活を共にする人や家族を思い出しては、まだ死ぬには早いね、と踏みとどまる。
それにしても昔から何も変わってないなわたしは。
気がつけば日が暮れていて、
気がつけば地元の駅にいて、
気がつけば時計は0時を回っている。
気がつけば朝が来ていて、
気がつけばまた日が暮れている。
気がつけばさっき聴き始めたはずのアルバムが終わっていて、
最初の曲以外、何も覚えていない。
気がつけば月火水木金が過ぎていて、
気がつけば季節が変わっている。
きっと気がつけば私は死んでいる。
今日も明日も明後日も、僕はいつだって君に会いたい。
無い物ねだりの僕らだから
自分への疑問に埋もれて、周りへの疑問を忘れた。 意識が内へ内へと集められ、身体を丸めて胸の奥に問いかける日々。 閉じた瞳、まぶたの裏に映る愛おしい人の顔はいつだって優しさで溢れている。 その声に甘んじて、わたしはどれだけのものを見落としてきたんだろうか。
すべて夢なのかもしれない。 あの夕陽も、この匂いも、優しさも、朝が来たらすべて消えてなくなっているんじゃないか。 だってほら、ここには私しかいなくて、手の温もりもすぐに忘れてしまう。 すべては作られた物語で、ただストーリーに引き込まれてのめり込んでしまっただけの話かもしれない。
本当に夢だとしたら、怖いものなんてひとつもないのに。
ずっとなにかに追われてるような気がしている。 走って、走って、息を切らしながらどこまでも走るんだけど、姿すら掴めない得体のしれない影はどこまでも私を追いかけてくる。 一体なにが、一体、誰が。 一体なにに、一体、誰に。 すれ違う人の肩にぶつかれど見向きもせず、喧騒を切り裂くように走り抜ける。 街は賑やかだ。風も穏やかだ。 しかし私の心は囃し立てられている。 愛さねばならぬ、私は君を。 君は僕を、愛さねばならぬ。 持て余してこぼれ落ちた愛が痛いと泣いている。
雲が足早に流れていく。 揺れるカーテンが頬をかすめ、うたた寝から目を覚ました私は天井を眺めていた。 備え付けの電気のかさのなかで小蝿が死んでいる。 東京に居を構えてから3回目の夏が終わりに向かって走り出しているようだ。 何度四季が巡ろうと、部屋に流れ込む風の匂いは変わらない。 夜になった。電線が揺れている。 雨柱が波紋のように波打ちながら降り注ぐ。 大荒れの夜にわざわざ傘を持って外に出た日を思い出す。 身体が浮きそうなほど強く吹く風に、ギャーギャーと騒ぎながら立ち向かって行く姿が可笑しくて、ケラケラとお腹を抱えて笑った。 ずぶ濡れの私を見て笑いが止まらなくなった君と、笑う君の声につられて泣き笑いする私。 箸が転げるくらいじゃ笑えない年齢になったはずなのに、なにもかもが面白くて笑えたあの日。 何度四季が巡ろうと、描いた記憶の鮮やかさは変わらない。
Shinda sakana no me.
Izu photo.
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Izu photo.
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She is Bono.
Izu photo.