『ファミリー・ツリー』という邦題について
上映も4週目に入りました。
もうそろそろこの話題に触れてもいい頃かな、と思いましたのでアップしてみます。
ご存知の方も多いと思いますが、この作品の原題は「THE DESCENDANTS」(子孫、という意味)です。
正直、賞レースにも絡み、日本の公開が遅くなりそうな事も考えると、タイトルを変える事はリスクが伴います。海外から原タイトルでの情報も入ってきますからね。
それでも日本独自のタイトルにしたかったのは、DESCENDANTSが日本人にはストレートに意味が伝わらない(たとえカタカナにしても)からなのでした。かといって、『ディセンダンツ〜〇〇』というのもちょっと・・・
そこで、方針として、1)できるだけわかりやすい英単語を使う 2)極力、原題の意図する、非常に現代的な家族が、ある種古風な(まさしくDescendants、なのですが)自分のルーツを見いだす、という原作のテイストに忠実に 3)ビジュアル的にイメージの湧きやすいもの という3つを題目に、スタッフ全員で考えたのでした。
結果、『ファミリー・ツリー』が残ったのでした。
独自のタイトルを決めるとありがちなことですが、最初は、しっくりこない、”ファミリー映画”に間違われないか、などという意見がとても多く、ネット上でも結構厳しいご意見を見かけました。
公開前後から、ファミリー・ツリー=家系、という、私たちが考えた意味が伝わっていった気がしました。日本独自のタイトルを支持していただけるコメントを見かけるたびに、ほっと胸を撫で下ろしています。
この映画が日本の皆様の間にも根を張って、末永く愛される作品になるように、心から願っています。











