最近絨毯を捨てた。
5年前、北海道から東京のこの部屋に越してきてすぐに敷いたものだからこの部屋のこの床を見るのは越してきた日以来かもしれない。
この5年間でこの部屋に少しずつ増えていったものが急ピッチで減り、5年前の姿に戻っていく。
殺風景なこの部屋を見ると、この部屋に越してきた時の気持ちを思い出す。
初めての一人暮らし、東京という故郷から離れた土地での生活。
確信なんてなかったけど全てが良い方向に、何かが始まったようなワクワク。
5年間で増えたものは部屋に増えたものだけじゃなかった。
別に距離が離れてもなくなるわけじゃないけど距離が離れることに後ろ髪引かれる気持ちは間違いなくある。
そんな2つの気持ちが日々平列してたり、混ざったり、衝突したりしている。
でももう舵は切ってしまったし止まれない。
自分はどうせ楽しく生きれる側の人間だと思ってる。
何もなくなった部屋の床をみて寂しく思うこともあるかもしれないけど
また新しい何もない床をみて、先の生活にワクワクしたいです。
今月末、北海道へ引っ越します。














