Os 41 anos da Kate || 2007-2010
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Os 41 anos da Kate || 2007-2010
ウチのシステムはなぜ使えない
本書「ウチのシステムはなぜ使えない」は、受託開発の発注側が理解しておくべきSIer、そしてSEの特性を、一冊の新書にまとめあげたもの。ちなみに受注側に関しては、「受託開発の極意」が近日発売されるので、あわせて読むといい….と言いたいところだが、悔しいことに本書の方がはるかによく書けている。本書にも登場する表現を使うと、本書がシャアのゲルググなら「受託開発の極意」はジムに見える。「受託開発の極意」がしょぼいのではない。本書がすごすぎるのである。
私は、本書のいうSEの一員である。Danさんの言うように「腹筋の崩壊」は起きなかったが、充分面白かった。また、あとがきで筆者は「本書をSEの人が読んだらと思うとぞっとするほどである。」と言うが、それほどのことは無い。本当のことが書いてあるからだ。本書を面白がるには、受託開発の現場を知っている必要がある。でも、現場を経験している人は笑えないのではないだろうか。この本で笑うには、自分の経験を客観的に見る必要があるだろう。
ユーザ系SIerのSEとしては、極当たり前のことが記述されており、顧客の皆さんに読んで欲しいと思う。ただ、本当に読んで欲しいと思うのは、本文ではなく、あとがきの次の一文である。
ただ、前提が悪いと思うのだ。業務現場ではユーザがSEをご用聞きのように見下したり、場合によっては何かの教祖のように崇めてしまったりするケースが多く、ビジネスパートナーとして対等な関係であるという、当たり前であるべき共通認識が希薄なのである。
これは、もう20年になろうとするキャリアの中で、最も顧客の皆さんに一番知って欲しいことである。ご用聞きとして扱うのは勿体ない。もっと活用して欲しいというのが思いだ。任せっきりというのも勿体ない。自慢できることではないが、実際の業務経験は無いか浅いので、放っとかれるとあまり良い物はできない。なので、積極的に関わることが良いシステムを作ってもらうコツであると思う。
SIer、SEの側にも問題はある。顧客の業務を知っている必要は無いが、顧客の言っていることを理解する必要がある。これを疎かにする人が多い。確かに私は技術指向ではあるが、顧客の業務を知ることにも力を注いでいるつもりだ。私は苦手なのだが、コミュニケーションが重要なのだ。
発注側の視点で書かれて本ではあるが、受託側のSEにも読んで欲しい本だ。本書の記述に対して怒るような人は現実を知る必要があるだろう。
“ウチのシステムはなぜ使えない SEとユーザの失敗学” (岡嶋 裕史)
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