どうぶつえんvol.10
4/28(SUN)
14:00~ 出発
代々木公園 原宿門内側の広場集合
神村恵
長谷川新
しば田ゆき
荻原永璃×大矢文×瑛子
國冨太陽
村上慧
宮川知宙
ZackZack
Aokid
この日は一年に一度のレインボーパレードのある日で、GoogleMapで検索するとパレードが通る予定の道が虹色で表示されていた。公園の渋谷側の入り口からの通りには溢れんばかりの人混みで集合場所の原宿門付近には少し遅れて到着した。
13時半過ぎ。どうぶつえんとしては珍しく今回の発表者の方たちはすでに集まっていて、これならオンタイムで進めれそう。混んでいるトイレに並んだりして、また地図でルートの確認などをして出発時間になるのを待つ。
14時前くらいにお客さんもぱらぱらと集まってきた。何より今回気がかりだったのは前回9回目の時に最初の集合の段階で警備員さんにつけられていたことだったが、そんなことなく端っこの方に集まり発表者の紹介をしていく。
そしていよいよと公園内へ出発した。
今回は原宿門入ってすぐの売店前を出発しすぐ右手のルートでオリーブ広場と呼ばれるお花畑があり比較的静かにのんびり過ごしている人たちがいる方を通っていき、ケツァルコアトル像のところまでいってみる。この像は1990年にメキシコ合衆国より友好親善のシンボルとして送られたもの。
静かに今回のどうぶつえんは始まって、まだ1つのアクションもなかったので、僕はその像によじ登って高い所から歌を歌うことにした。1曲だけ明るい天気の射すなかでたくさんのピクニックで来てる人がいるなかで高いところから歌う、今回もやはりわかりやすいような単純なコード進行のメロディラインでオープニングです、というような感じで。周りで遊んでいた若い子の何人かがコールアンドレスポンスみたいな感じで段々と入ってくれて、高さとしてはさながらステージと客席感はあった。コールアンドレスポンスなどの関係が面白くてもっと何か展開してもよかったのだけど割とすんなりと引き上げてしまった。
あとで聞いた話によると、何人か見ていた人の声で「あそこに立てば目立てるよ」と言ってる男性などもいたそうだ。確かに、高いところに立って歌う、しかも知り合いじゃない人もいる空間でいきなりやるとほとんどの場合目立ちたがりやとして受け取られてしまう、もちろん、僕はもうそれなりに人前に立つ事の経験も踏んでるのでこのアクションさえ理性のもとでとった行動だ。(もちろん緊張も伴う)一方で知らない人からそう見えてしまう傾向にある、ということは無視すべき問題ではないとも思っていて、とにかくその人がそこに立てば目立つことが出来うる、ということがわかりいつでもそういうことをその人も選ぶことが出来る、使いうる、ということが重要な気がする。
ここで歌う中で、高い位置をとることや高いテンションを見せ何か指標か何かを示せたらと思って一発目にアクションを行った。
像の上でパフォーマンスをしながら見ていたのだけど遅れて来た人がいつの間にか集団に追いつき合流していた。進んでいきます。
もう少し歩いて進んでいくと右手に雑木林の中に開いたスペースがありまだ誰か何かする気配が起きていなかったのでもう一回と、僕はここでおもむろに荷物を降ろしてダンスを踊り始めました。確か口にしてダンスということを言ったように思います。
そこで試みたのは物理的なアクションで、今回は音楽を再生したりはせずに林の中の音を聞いたり、その外側の道路を行き来する人の物音や動きを知りながら動いてみるということでした。
静かになったりうるさくなったりしていきます。
木の株の上に乗ったり、外側にいてたまに足を止めてこちらを見てくれる人たちにも目線を向けサインを体で送ったりしたり、木の棒を口でくわえてみたり、何かを書いてみたり、その場で思いつく事をなるべくからだを通してやってみる。一方で呼吸で踊ろうということを少し試みてみようとしたりしました。また地面に線をひいたりしてみるということも土ならではのということでやってみたり。
出来ればこのパフォーマンスを通し、地面を感じることや落ちてる木を拾ってみたり、誰かが何かしている最中に他の方に目を向けるなどの感覚を想起させる事が出来ないだろうか、と即興的な判断でしかもそれを行えないかということでやってみたが、どうだろう。
そしてこのあとすぐに神村恵さんが、続いてこの場所でアクションを行うことになった。
まず神村さんが用意してきたフォークナーの小説『8月の光』(加島祥造訳、新潮文庫版1967年13P~14Pから引用)から2ページ分プリントされた紙が配られ、その中から一部指定された箇所をいったん読み込んでみる。
プリントの枚数が限られていたのでいくつかのグループに分かれて朗読などをしたり、iPhoneで撮影したりして文面をそれぞれ参加者が読み込んでいく。内容は大体こんな感じだったような、、、
馬車を待っている彼女は、待っている時点において向こうからやってくる馬車に後に自分がそこに乗り込んだ未来の姿を想像しており、またその馬車によって連れて行かれる場所で彼女のことを待ってるであろう彼はその馬車に乗ってやってくる彼女のことを想像しているであろうことをまた想像する、といった複数の彼女がそこに出現していることなどについて書かれた、描写についての話だったように僕は記憶している、、、
聞くと長谷川新くん曰く、フォークナーはこの時代に出てきていた映画などからの影響をフォークナーなりの文学でのやり方でもって出された表現であった、ということなどを話していて、なるほどと思った。
テキストを読み感想をいくつか出してみた後、実際にこれを何かやってみよう、ということが神村さんによって提案された。
感想などで述べていた経験をすり合わせて絞られた3、4人ほどの人で今一度集まって、どういった感じを受けたかなどを話し、少し準備というか時間があり、それでやってみることになった。
この日遊びに来ていた川上元哉くんは実際に身体で、その感覚を多少説明的な面を持ったパフォーマンス的なプレゼンで表出していた。向こうとこちら7mくらいの距離間に線をひいてその間で前に進もうとしては後ろにもひっぱられ、また前に進もうとしては引き戻されそうに引っ張られるというのを繰り返しながらも微妙に進んでいくというもの。手の振りで動きを補足していて、顔がいくつも並んでいく像をイメージすることなどが出来た。
その後で、じゃあみんなで並んでみるようにしてやってみるという次のアイディアに発展した。
こっちの方では、参加者が同じ方向を向いてそれぞればらばらな前後、横の位置で待っていて後ろから川上くんが行っていたアクションを用いて近づく気配を感じて実際にタッチされると前に向かってその人も動き始めるという風になって、段々と背中や手の平に近づいてくる予感を受けるのはそわそわするもので、このそわそわの輪郭について一体これはなんだろうということを思った。そわそわする、予感、とは?みたいな。
親子で途中から見ていて参加してくれる人もいたり、とにかく結果的に色々バタバタしていたが結構多くの方が参加して川上くんみたいに行ったり来たりのアクションをしている様は中々変で可愛らしく終わった。
その後少しその場所をズラして宮川知宙くんのアクションとして何か演出を決めた写真を撮ることになった。その場所には柵があって柵の向こう側は自転車専用の李サイクリングコースになっていてそれを越えたところに人が立てるスペースがある。
まず演出写真を撮る旨をみんなに説明し柵の向こう側に宮川くんがカメラとともに移動し、タイマーを設定し10秒タイマーのシャッターを切ったあとですぐ戻ってきて宮川くんがちょうど柵のところを飛び越えるようなポーズをし、他の人たちはその様子を危なげに反応しているようなポーズをとったあわてたような、そっち行っちゃダメ的な画面構成のもとシャッターが押された。
それを撮影した後、別の場所へ移動。
アムリタが演劇を行うスペースを探していると花畑のようなスペースが出現。
きちんと植えられた花壇や円形のコンクリートなどが配置されている場所で行うことになった。
荻原永璃さんによると前半、後半に分けて上演をするということで15分ほどの役者の大矢文さんと瑛子さんによる上演が始まった。観客はあらかじめアクティングエリアを伝えられ、自由に動き回ってみることが推奨され、また上演の始まるきっかけも共有される。
まず役者の方が片手に持っていた風船がこの日の風に吹かれて上空へと飛んでいく、視界から確認出来ないほど小さくなって消えていくところのタイミングでいよいよセリフが始まる。太宰治の『待つ』を下敷きとした戯曲とのこと。これは事前にQRコードを通して青空文庫のテキストが共有されていた。
演劇とわかるような役者の動きや言葉を発してる姿のそこに意識的に他の景色と違う時間軸、グラデーションを作っているということとそれを見ている観客がある一定数そこに出現したということによってか、向けられる視線や笑っている様子が僕ら以外の公園にいるあちこちから散見される、またそういったことを認識しながら多少の移動をともないながら観劇を行っていく。読まれているテキストは遠い景色をここにいながら想起させる。
はじめは花壇をバックにしていた役者を見ていたがそこからまっすぐ歩いていくと、見ているこちらも目線を追っていくようにスライドさせるとぐっと後ろに広場が広がるピクニック日和の空の下が現れた。またどうぶつえんの中であれほど高くまで目線を傾け続けたことはないくらいに長い間、風船を追う時間が生まれていた。
その後で16時までの15分の休憩を挟む。花壇の他にも岩がいくつか配置されていて座ったりして中々休憩にも良い場所。途中、長谷川新さんがどうぶつクッキーを差し入れてくれるので置いて各々食べる。
休憩の最中より村上慧くんがもぞもぞと準備を始めた。大きな東急ハンズの袋の中に入っていたのは少し透明がかった白いビニール袋がいくつも繋がった筒状のものと、いくつかの長さのある棒状のもの。棒をいくつか組み合わせて長さを出したものの先端に筒上で繋がったビニール袋をくっつけて上に伸ばすと見事に上に伸びていく透明な鯉のぼりのような立体が風に揺られ吹かれながら出現した。この中に下から入り込みタバコを吸えば、上に空気が上がって分煙されるという仕組み。
早速、村上くんが中でタバコを吸い始める。
外からその様子を見ていると少しだけ外側にも漏れてるような匂いがするが、もしかしたら風によって上にいった煙が降りてきているのかもしれない。
ビニールを被って顔が見えない状態で村上くんが話し始める、「この中で喫煙者の方?」意外に少なくて3人くらいがぱらぱらと手をあげていく。
この中だったら分煙して吸えますよ、と中に入っていきタバコを一緒に吸い始める。
その後で灰皿になるようなもの、飲み干した缶ジュースを使ってそれにあてる。周りからその様子を見る非喫煙者たち、中の様子が気になって下からのぞいたり一緒に入ってみたりして、喫煙したい人は実は3人以上いて順番で出たり入ったりしてタバコを吸って行き、またそれを外から笑ったりして眺めていた。途中、その光景に足を止めて眺めるおじいさんや、自転車で興味津々でやってくる女の子もいたけど少し中をのぞかせようとすると受動喫煙になってしまうからと、長谷川くんに止められるなどした。
はからずもこの時間、この場所にだけ一時的に喫煙スペースが建物として、しかも煙を上から吐き出す必要があり高い煙突的な構造を持ったスペースが建築されたことは中々、面白いと思った。それが建築を最初に勉強していた村上くんから出たアイディアであるということが。
ある程度、みんなタバコも吸ったということで述べ15分くらいこのスペースが一時的に立ちあがり、その後でそれをするするとたたみ移動することになった。
この後、あまりに寒くてなってきたため3人くらいがこのビニール袋の中に固まって入って暖をとりながら移動していた。
一瞬、國冨太陽くんがラグビーボールを抱え込むように緑のオブジェを手に持って現れたような気がした。
あるいはいなくてそういえば太陽くんどこかな?と思い出そうとしていただけかもれない。
今度は花壇から抜け出て公園の中心地となる開けた原っぱの方へ移動。このエリアでは多くの人が思い思いに場所を広げて遊んだりくつろいだりして過ごしている。どうぶつえんグループもご多分にもれずブルーシートを広げてそこに座る人や周りで立ったままの人もいるという感じの中、バリスタのしば田ゆきさんの発表。
まず、しば田さんが持ってきたプリントが配られそこには珈琲の歴史などが書かれている。
次に小さな折りたたみ机をブルーシートの外側に取り出し展開し、用意してきたいくつかの飲み物の入ったボトルを置く。
1、スペシャルコーヒー
2、コモディティコーヒー
3、酸化した(古くなった)スペシャルティコーヒー
4、気の抜けたコール
5、うすめたしょうゆ
と書かれたそれぞれの飲み物から参加者は1人1つずつどれかを選ぶと小さなコップにしば田さんがそれぞれ注いでくれる。渡されたコップの下に番号のふられたシールが貼られていく。受けとった人はその後の展開の中では裏の番号を覗いて見てはならない。
伝えられたルールでは3回以上そのコップを他の人の持ってるコップと交換していく。その際に自身の手元にある飲み物の中身を説明するが、ここでその時点で回ってきたものについて正直に言ってもいいし嘘を言ってもいいことになっている。大体30人くらいにコップが渡りきったところ、3回以上の交換も終えるといくつかのグループに分かれてもらう。自分の手元にある飲み物が醤油の人もいれば珈琲の人もいる、匂いは嗅がないルールになっているので、手元にあるのが本当にそれかどうかは中々判別がつかなくもなっているだろう。
分かれたグループの中で最後にそれぞれ手にしたコップの中身を飲んでいくのだけど、その前にそれを改めてこれまでの流れを受けて”飲む”か”飲まない”を選択し公表していく。その最終判断をしたのち、グループごとに乾杯のごとく飲み干していく。いくつかの場所から声があがる、僕もそのうちの1人で、というのも飲んでみたら醤油だったからだ。
このプレゼンテーションの時間の中でちょっとバタバタしてしまったため、自信を持ってその都度、その都度のトレードを慎重に行うことが出来なかったように思う。もう少し丁寧にやりとりを行えなかったかと反省した。せっかくの珈琲タイムだったので。
しば田さんの意図としては、飲み物を選ぶということや嘘をついたりもして人に手渡すことが出来たり、それがどこか放っておくとそのうち知らないところまで行ってしまうような、流通システムに関するような試みだったのかもしれない。
おだやかな珈琲タイムが目指されたわけではなかったのかも。何かシュークリームの中に外れを用意するようなゲームなんかも思い出していた。
その後、僕は未完成ではあったが紐を用いたゲームのアイディアをみんなでやってみたいと提案した。
青い10mほどの紐を用意してきて、まず集まった人でブルーシートを真ん中にしてその周りに輪っかになって1人づつ青い紐を上空に向かって投げてもらう。なるべく高く。落ちてきたものを左隣の人がキャッチし、また少し横の上に投げ上げる。空を背景に一瞬紐の形が上空でふわっと形成されるパターンを行って見ていった。その後うんと小さい輪っか上に集まりそれぞれの片腕周りに紐でくるっと通していき、詰めに詰めて全員分の片腕に通りきって余ったもう片方の腕を空に向かってささやかな振付の動作を共有しその場で同時に行ってもらう。今度は紐を逆にくるっとほどいていき、全員の腕がほどかれると今度はその丸い円形自体が紐からほどかれまっすぐの人のライン上に並んだ状態で紐を持ってもらう。(その際、地面に人を落とさないで)何人か持ちきれなかった人は外にはじかれ、2つのグループが出来る。2つのグループが出来て、紐を持ってる側はハイタッチの構えをしてもう片方のグループがその人たちにハイタッチをしていく。スポーツで見られるようなシーンのハイタッチのリズムが続き、そのあとで紐を持ってるグループの端っこに僕と、お客さんとして参加していた武本拓也さんで紐を持ってもらい、そこをそれ以外で紐を手にしていた人たちにジャンプして越えてもらう。ついに僕と武本くん2人で端っこを持った紐が出現し、武本くんは円の中心となり、僕が半円を描くように周りを走りづつける。半円の中にいて、紐が近づいたらジャンプしたり、しゃがんだりしてよけてもらう、という形のゲームをなんとなくその場に形成し、僕が確か5週ほど走り回り、その都度、飛ぶなどしてよけてもらいを繰り返して終了となった。
この前後に、太陽くんがやってきた。少しブルーシートの外側に近いところで緑色の何やら網よりはもう少し硬い素材のようなものを手で地面に向かってこねるような、こねるまではいかないようなおし包みをやっていた、、、ような。
出演者ながらさきほど遅れてやってきたZackZackの出番。
彼は昨年行ったどうぶつえんに友達が連れて来て知り合ってその後のアフターパーティーで一曲自作の曲を歌ってもらったのだった。色々と出自などを話していく中で今回誘ってみることに。
彼はこの日来た人と、クラップなどを使って楽器を使わないjam sessionをやってみたいという提案。(また前もってくれたアイディアの意図としては、自分だけでなくもっと自由になりたい人と何かチャレンジしたい、またトークなどしたいということを何となく伝えてくれていた。もしかしたら自分は疲れていたり100%じゃなかったら出来ないかもしれないけどとも言っていた。)
まず、この場で何か感じてみるそこからリズムを探せないだろか?とみんなに聞く。
彼はまだ日本で発表したりはあまりしていないから、少し緊張した様子。
少し話している日本語の出来を気にしたりしながらも参加者に色々促してみる。少しづつみんなそれぞれでリズムなどを探し音に出してみている。
その後、声はどうかな?と声を出してみる。丸くなって発声練習みたいに色んな高さの音を発声させてみる。
中々外から見たら変な感じもあるだろう、原っぱの真ん中でみんなで高い声や色んな声を発声させているのだから。
そしてそれでいくらか探ってみたあとに、今度はじゃあどう進めるかに迷ってるみたいだったのでちょうど円になっていたので1人ずつ何かしらの音を出してもらって、最初に出した人から続けてもらうことで段々と音を重ねていくようにしてみる。結構リズムをとるのが上手い人なんかもいたり、変な音の出し方を探しやる人もいた。服をばさばさしたり、ジーパンを叩いたり、何かをこすったり。そうするとそこに生まれる仕草はやはりそれは音でもありパフォーマティブでもあって、立体的な面白さがあった。
それでちょっとグルーブみたいなものが生まれてきて、5分くらいの演奏が生まれていた。原っぱの真ん中のバンドのような感じで。
そしてなんとなく終わりも決めずにいたら、そのままなんとなく続いて、少しづつ演奏をやめていく人が出て、それでもまだ音は続いている中で手をつなぎながら飛び出す人がいて、それで3人でぐるぐると踊りながら、結構フラフラしながらダンスみたいになったのは川上くんと宮川くんと武本くんだった。
結構寒くなってきて、寒がってる人も出てきたので”おしくら饅頭”をやろうかと提案。
10人くらいでやってみるも、人が多すぎて1人倒れてしまい危なかったので改めて5人ずつくらいでやってみる。「おしくらまんじゅう、押されて泣くな。」少し温まった気がする。
それではとまた移動を開始する。
最後、長谷川新くんの番で、彼に相談したところ寒いので何か暖かいものでも食べながらはどうかということになり、入り口にあった売店を目指すことに。
来た道をショートカットし入り口に向かって戻っていく。
途中もう一度、3枚目の宮川知宙さんによる写真の撮影を水飲み場付近にて行う。
(途中、お客さんとして参加されていたトモトシくんがあまりに寒かったらしく走りに行くと飛び出していった。)
今度は宮川くんに対して少し怒っているような感じで、ということを受けて指をさしたり、拳をかざしたり、それだけでは不十分だったので声なんかも出してみる。「おーい!」とか「おいおいっ!」とかそんな感じで声も出してみると姿勢も多少ついてきて10秒のタイマーで、暗くなってきていたのでシャッタースピードを長くして撮影。切り返して入り口に向かってまた進み始める。
夕方17時半くらい。売店の方まで戻ってくるとすでに売店は閉まっていた。
しょうがなく暖かいものをもう少し辛抱し、近くの適当な場所を見つけ最後の長谷川新くんのアイディアをやることに。
今回は長谷川新くんに愛知トリエンナーレで作品を出品する予定のトモトシくんが作品制作の相談をする予定だったらしく、それを公開で少し行い、みんなで相談にのろうということになった。
いくつかの現時点でのアイディアなどがのった資料をトモトシくんがブルーシートの上に広げていく、それを周りで囲んで覗いたり手に取ったりしながら回してみていく。
詳しいことは話しすぎるとまずい部分もあるので省かせてもらう。
長谷川くんが途中で、建築にコンペがあり建てられなかった建築案が事後的にシェアされるように美術プランがシェアされることも面白いのではないか、ということで確かに観客は現時点でのいくつかのトモトシくんからのアイディアを見せてもらって色々いくつかの言葉を投げかけながら実際のトリエンナーレでは違ったものに出会う可能性があるということを面白がって聞いていた。またトモトシさんは元々、どうぶつえんが終わったあとに長谷川くんに相談する予定だったらしいが長谷川くんの提案でどうぶつえんに来ることになり、到着した後半いくつかの演目を見ていく中でアムリタの演劇が刺激になったらしく、荻原さんにいくつかの質問を投げた。
そこで荻原さんは太宰治による何年も前の作品がどうしたらこの現代のこの場に響いてくるのかに、どう集中し誠実でいられるか、ということを考えることなどをしゃべられていた。
またいくつかの出されたプランに対して、ここは気をつけた方がいいんじゃないか、などの注意点も出てきたり。
さすがに19時を越えてブルーシートの上や周り囲んで結構寒くなってきたところで、途中体調を崩して帰ってしまった人も気づくといるような時間で終えた。
そのまま最後に1人づつこの日の出演者の紹介を行っていき、どうぶつえんvol.10を終えた。
あまりに寒かったのでアフターパーティーを代々木公園で行うことは難したっかたので希望者を募って近くの中華に向かうことになった。
帰り途、代々木公園から渋谷に向かっていくとレインボーパレードの後片付けの最中で場の雰囲気が結構ピースフルであるように感じられた。気のせいかもしれないが。
今日は寒い以外は平和にことが運んで行ったように思う。
お疲れ様でした。
またこれにて10回目となるどうぶつえんを行い切ることができました。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。