Mar 10, 2024
【CALL magazine】
vol.53 「くびったけ」(旗原理沙子)
「くびったけ」というタイトルと冒頭の嬉し涙を浮かべながら目を覚ます主人公。
私にくびったけになって欲しい彼はとうとう私の横にいる。読み始めの感触は「ほんのり甘い恋の話かしら」だったのが、まったくなんの前触れもなくさらりとその感触が一転する。単純にすごい。怖い。そういう雰囲気を出すことなくさらりと物語が展開していく。かなり大好きな短編だった。中盤から終盤にかけての彼の言葉。こんなに短い話なのにすごく心がざわざわする。












