Jun’s drawing of “Moonwalker”.

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Jun’s drawing of “Moonwalker”.
【九月のご挨拶】 白露を過ぎて、ほんの少し 朝晩が涼しくなったでしょうか?
今月初旬、坂の街尾道ではじめてお茶会を行いました。 会場は高台に建ち、尾道水道を見晴らす 築100年を超えた古い家です。 坂道を汗を流しながら茶道具を運び込みます。
茶會前には、庭、座敷を皆で丁寧に掃除して、 家と近づきになりました。 倉庫の中に入っていて忘れられていた古い壺や 庭にあった石を拾いあげ洗い、室礼の一部に。 また、お茶を淹れる水は 地元の古くからの名水を汲んでいただく事に。
丁度、旧暦中元「陰暦お盆」のタイミングに あたったため、この家と尾道の おもてなしのむかしをしのび、 中国風のお盆の飾りつけをほどこす、という趣向に。
お盆は中華圏では、吉事とみなすため、 吉祥の赤い提灯をたくさん飾り、 神仏祖先に捧げる金の神銭をたくさん折ります。 そうして出来上がった赤と金の空間は、 不思議と違和感なく広い座敷におさまり、 見たことがないのに何故か懐かしい、と おっしゃるお客様もおられました。
夏から秋へ移りゆく時間、はじめての場に身を置き、 客人の前でゆっくりといれるお茶は、 普段とは違うもう一味の茶味が加わっていて、 茶杯の中へ香りと共に溢れてきました。 お茶は2500年前、中国漢代から作られたと伝わる 陝西省の緑茶など。
おもてなしには尾道で長く続く 大正時代からの押し鮨、尾道のお漬物、 中国の糖水という氷砂糖で煮た甘いデザート。 白キクラゲ、蓮の実、蓮根、梨、龍眼、枇杷シロップ。 白キクラゲをシャキシャキした状態から 蕩けるように柔らかく煮るのは三時間くらいかかるのです。 白い大きな碗に盛りレンゲを添え、 尾道の青く新鮮な野生の柑橘を 半割にしたものを添えてお出ししました。 迸る柑橘の香りにも季の移りを感じ、 蝉の声から秋の虫の音色へ。
夜空に浮かぶ桃色をした中元の満月。 庭先で焼いた紙銭の炎。 忘れられない景色の一つとなりました。
二〇二五年 中元 中国茶会 無茶空茶 黄 安希 拝 http://www.muchakucha.net/
【十一月のご挨拶】
立冬を迎えてまだ暑さ残る今年。 夏が好きな私ですが、気温が高いのに 日照時間が短くなっている感じには慣れません。 でも街中でも木々の葉は 少しずつグラデーションしていました。 季のうつりはひそやかですが確実に目に見えて。
先月は台湾ツアーを行ない、 久しぶりの大人数の企画旅行を終わらせました。 自ら組み立て下見を重ねて作り上げていく茶旅は、 飛機、ホテルを決めて目的地に向かうのみ、の 通常の旅のスタイルと違い、 迎えてくださるサイドとの密な連携が必要となります。 いわば、旅の内容としてはじめにうたっている事は 全て成し遂げなければいけません。 テーマを遂行するのに関わってくださる方々。
少しだけ裏方をご紹介します。
例を挙げると、お見送り出迎えの方。 関空の見送りスタッフ、台北の出迎えスタッフ。 ツアーバスの運転手、ガイドさん。 ツアー中お世話になりますから、 その数日は旅の命運を乗せているのと同様。 本当に頼りとします。
今回は、音楽会、茶畑見学、お茶会を 3本柱としていました。 音楽会では古琴、琵琶、二胡の演奏をじっくりと。 四名の奏者、司会者、運営の責任者達。 撮影担当者。総勢八名。 はじめて迎える大人数という事で、 椅子なども方々からたくさん用意していただいたようです。
素晴らしい演奏を間近に聴いた終演後、 とても美味しい小菓子と台湾茶が出ました。 お茶は六亀の野放白茶。まだ暑さ残る日にぴったり。 家鴨の塩卵を棗餡で包み、サクサクのパイ生地のお菓子。 台北市内のお菓子屋さんの品かと思っていましたが、 台北から車で一時間かかる坪林にある 小さな食堂のオーナーに依頼し手製で焼かれたもの。 焼きたてを私達に食べさせるため 前日に取りに行かれたというのです。
二日目は、包種茶の源流地、南港へ。 茶農家の余さん一族が五名。 解説をしてくださった台北に住む茶人、頼さんも 雨の中車を駆って駆けつけてくださいました。
秋の新茶をはじめ数種類の 試飲をさせていただき、お茶を買い、 雨と霧に煙る茶畑を見学しました。
三日目は、お茶会。 台北小慢さん、生徒さん方十一名と ギャラリーオーナーAnnieの 尽力で作られた美しい茶席が六つ。 台湾、日本の交流茶會となり、 和やかで愛に満ちた空間となりました。
食事に伺ったレストランでは 貸し切りで対応してくださったお店もあり、 わたし達のために特別の食材を手配して、 食べきれないほどのお料理を用意してくださった事も。 最後はみんなで記念写真を撮り、 LINE交換して別れました。
最後に、本お茶会の衣装を担当した 伊藤尚美さん、鍛治田友起子さん、 旅行事務局二名。旅行アシスタントさん。 三十名の参加者の旅を作るのに、 ざっと三十五名以上の方々で支えてくださいました。
茶旅ははじまりからフィナーレまでが 盛大なお茶会とも言えます。 ご参加いただいた方々はまた、 素晴らしい演者となってくださいました。
楽しい思い出をまた次に 繋げますように。 二〇二三年 立冬 中国茶会 無茶空茶 黄 安希 拝
chahui 10-03 「北斗七星茶會」 会場:観心寺(大阪府河内長野市) 日時:二〇二三年九月十四日・十五日・十六日 https://muchakucha01.tumblr.com/chahui10
chahui 10-02 「北斗七星茶會」 会場:観心寺(大阪府河内長野市) 日時:二〇二三年九月十四日・十五日・十六日 https://muchakucha01.tumblr.com/chahui10
chahui 10-01 「北斗七星茶會」 会場:観心寺(大阪府河内長野市) 日時:二〇二三年九月十四日・十五日・十六日 https://muchakucha01.tumblr.com/chahui10
chahui 06-10
「亜洲仲秋茶會」 会場: 中国茶會 無茶空茶 西本町教室屋上 日時: 二〇二〇年 十月三日 仲秋 立待月の日
https://muchakucha01.tumblr.com/chahui06
chahui 06-9
「亜洲仲秋茶會」 会場: 中国茶會 無茶空茶 西本町教室屋上 日時: 二〇二〇年 十月三日 仲秋 立待月の日
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