DOUBLE for GiRLPOP vol.37

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DOUBLE for GiRLPOP vol.37
L/S #70(2008.3) 10 YEARS BEST WE R&B
“私たちこそがR&Bなんだよ!”という意味が 「WE R&B」には込められています
DOUBLEは、今年デビュー10周年を迎える。日本のR&Bシーンのトップシーンを走り続け、支えてきたこのディーヴァは、年を重ねるにつれて素敵なセクシーさを身につけ、ファンを魅了し続けている。10年間の活動の歩みを収めたDOUBLE初のベスト・アルバム「10 YEARS BEST WE R&B」がリリースされる。全てのシングルと人気上位曲、SACHIKO、 TAKAKO時代の未発表曲、松尾 "KC" 潔との新曲を含む全32曲を収録。DVDには全てのビデオクリップ、SACHIKO・TAKAKO時代の映像を収録した、まさにコンプリートベストアルバム。日本のR&Bを牽引したDOUBLEの全てがここに!! __________________
デビュー10周年ということで、いまあらためてどうなふうに感じていますか?
「あっという間だったような気がしますね。7年目ぐらいまでは、新人気分がまだまだ抜けきれてないなぁ、みたいな感じだったんですけれど。でもこのところは接する人たちに敬意を表されているのを感じるので、ちゃんとキャリアを重ねてきたDOUBLEなんだなというふうな自覚は芽生えてきていますね」
10年間にはいろいろな出来ごとがあったと思うけど、活動の中で一番の転機だと感じることはなんでしたか?
「やはり最初にソング・ライティングに参加したときが転機だと思いますね。最初は楽曲制作にまったく携われなくて。実際、そういう経験もなかったので、作家に曲を書いてもらって、それを歌うだけの歌い手だったんです。でも制作に携わりたいという欲求がつのるにつれて、不満がたまってきて。それをスタッフに伝えてはいたんですけれど、なかなか理解してくれる人はいなくて。いまのA&Rがすごく理解してくれて、プロデューサーの松尾潔サンに会わせてくれたんですよね」
それがサード・シングルの「BED』なんですね?
「そうです。そのときに初めて自分たちもソング・ライティングに参加することができたんです。『BED』はDOUBLEの活動の中でも転機になった作品ですね」
そして最新シングル 「残り火etemal -BED-」では、9年ぶりに再び松尾サンとコラボレーションをしていますね。
「10周年を前に、もう一度、松尾サンのプロデュースで制作してみないか?という提案をA&Rから受けてやってみたんです。私はあまり年月を意識したりしないでずっと活動をしていたので、9年ぶりという話を聞いたときは、もう9年も経つんだ!という感じでした。本当にひさしぶりにお会いして制作したんですけれど、いい作品ができたと思っていますね」
10年の活動の中での大きな出来ごととして、お姉さんの急逝もありました。
「そうですね。いまはもう、実際に肉体的な存在はないですけれども、心の中に生き続けるということ、存在し続けるということはあるんだなって思っていて。なので、いまでも彼女は私と一緒にいるというふうに思っていますね。 やはり姉妹なので、もともと空気のような存在ですよね。これといった瞬間に姉のことを思いだすということはないです。ただ困ったときの神頼みじゃないですけれど、悩んだりしたときは、どうしよう?って感じで、自分の心の中にいるSACHIKOという存在に相談してみたりとかしていますけれど」
お姉さんを失った心の痛みを乗り越えて、ソロとして再始動するにあたって、“DOUBLE” という名前でもう一度活動しようと思ったのはなぜですか?
「“DOUBLE” という名前には二人組という意味もあるし、むしろそれが一番大きな理由でDOUBLEにしたワケで。この先ひとりでやっていくとしたら名前を変えた方がいいのかなとも思っていたんですけれど、そのときにファンサイトの書き込みの中に、“ひとりでもDOUBLEを続けていってほしい”というメッセージを見たんですよ。DOUBLEという名前は、もはやひとり歩きしていて、つけたときのもともとの意味合いではなく、みんなの中では“DOUBLE”として自然に浸透していることを感じたんですね。ひとりでもDOUBLEという発想は私にはなかったんですけれど、そのメッセージを見たときに、“DOUBLE” という名前は消したくないというか、ひとりでもDOUBLEで活動していきたいなと思ったんですね」
SACHIKOさんと2人でスタートしたそのDOUBLEの10年間の軌跡を 収めたベスト・アルバム 『10 YEARS BEST WE R&B』がリリースされますね。
「いまになってふり返ってみて、このベスト・アルバムを出すにあたって、あらためてDOUBLEという名前のままでよかったなと思いますね。最近新しくファンになった人は、もともとDOUBLEが二人組だったということすら知らない人たちもいますからね」
その意味でも今回のベストは、新しいファンの人たちにも2人のころのDOUBLEを知ってもらうイイ機会になりますね。
「そうですね。それに、2人でやっていたころというのは、2人組の実力もそうですけれど、自分ひとりの実力みたいなものを認めてもらいたいと強く思っていたところもあったので。いつもSACHIKOと比較して、“私だって、お姉ちゃんよりもできるもん!"みたいな(笑)。そういった部分は、 SACHIKOが亡くなった後に、自分で成しとげることはできたかなというふうには思っているんですけれども。それでもやっぱりSACHIKOの存在はすごく大きかったなと思います」
ベストを制作するにあたって選曲はどのようにして?
「サイトで、ベストに入れたい曲をファンの人たちに投票してもらって。それを反映させながら選曲をしています」
それはファンにとってもうれしい選曲ですね。ところでアルバム・タイトル 『10 YEARS BEST WE R&B」 の中の「WE R&B」にはどんな想いが込められているんでしょうか?
「DOUBLEはもともとSACHIKOと TAKAKOのユニットということでの『WE』。それと今回はファンのみなさんから投票してもらって、声を反映させるということで、"みなさんR&B好きだよね! "、"私たちこそがR&Bなんだよ! "という意味が『WE』には込められています」
最後にこれからのDOUBLEについて聞かせてください。
「始まりのころ、自分たちの中では日本語でR&Bをやるということは、日本語にそくしたメロディラインで曲作りをしなければいけないと思っていて。それで日本人のプロデューサーの方を迎えて一緒にやったんですね。そこでメロディを自分たちで作って、歌詞も自分で書くことによって、自分たちらしいR&Bのメロディや歌唱法を確立したと思うんです。で、その後、本当のアメリカのR&Bをやりたいなと思って、このところのアルバムはそういう感じになっていたんですけれど、いまはもう一度 『VISION』 のときくらいの割合で、それをさらにバージョン・アップさせたようなスタイルで楽曲をリリースしたいなと思っていますね。これからも私は、我がR&B道を行く! という感じでいくつもりです」
DOUBLE for GiRLPOP vol. 31
コラボべストで安室奈美恵と競演
10周年を迎えたDOUBLEのコラボレーションベストアルバムで、安室奈美恵との強力タッグが実現! MVでも、ふたりの競演で魅せてくれました。 _________________
ー これまで数々のコラボレーションをしてきましたが、安室奈美恵さんとのコラボを選ばれたのはなぜですか?
DOUBLE(以下D) 安室さんは私がデビューする前から活躍されていた方ですし、私もこれまでの安室さんの活動はずっと拝見していました。彼女ってデビューされた時は今とはまったく違う方向性で活動されてましたが、SUITE CHIC (スイート・シーク) 名義でリリースされた頃くらいから、R&Bに寄ってきたのを感じまして。そこに彼女の強い意志や、DOUBLEと近いスピリットを感じていたので、“いつかは一緒にやってみたい!”って思っていたんです。それで、今回お願いすることになったんです。
ー お互い忙しい中、スケジュールを合わせるのは大変でしたね。
D 安室さんの都合がうまくあったのはラッキーでしたね(笑)。スターと呼ばれる人ってたくさんいるけど、彼女のように生まれながらのスターと呼べるような人は、スターの中でもひと握りの存在だと思うんです。ルックスやダンス、スタイル、すべてがカリスマ。そういう方と一緒にお仕事できたのはとてもいい経験になりました。
ー 振り付けやメイク、衣装などで、MVの撮影で苦労されたのは?
D 衣装もメイクも私が提案したイメ ージ通りで楽しめましたし、撮影自体とてもスムーズだったんですが、ふたり並んでの振り付けだけは大変でした。 横並びで同じ振り付けをしているんですけど、リハーサルの時は鏡の前だったのに本番はカメラしかなくて“本当に合ってる?”って不安はありましたよね。でも、完成型を観て私もホッとしましたし、安室さんも「いいものができあがってよかったですね」と言ってくれたので大満足です。
L/S #002(2002.1)
類い稀なる美ぼうともぎたての果実のような華やかな歌声を伴せ持つ歌姫、DOUBLE、近年の日本の音楽シーンにおいて、ますます重要な存在となってきたR&B系女性シンガーたちの中で、本場のR&B感覚を身につけたDOUBLEの成功は、一般リスナーが本物のR&Bの魅力を知る一つの事件だったと言えよう。昨年末に発表した初のフル・アルバム 「double」への反響も上々で、現在は次回作を制作中という彼女が本誌初登場。 その全ぼうに迫る。
――初のフル・アルバム 「double」発表から1年ほど経ちましたが、周りの反響はどうでしたか?
DOUBLE(以下D) セクシー、艶っぽいとよく言われました。私が初めてR&Bを聴いたときとまったく同じ感想を周りの方たちが持ってくれて、すごくうれしかったですね。
――その作品発表から現在まで、具体的にどんな活動をしてこられたのですか?
D 基本的にはライヴ。全国18か所回って、全部で20回以上やりました。今は次のアルバムの制作をしています。
――「double」は、全体的にリラックスして聴ける美しい曲が多かったですよね。次回作はどんな作品にしていこうと?
D 落ち着いて聴けるアルバムを作ったんで、今度はアッパーで行こうかなとは思ってます。それと前回はトラック面を全部アメリカのプロデューサーにお願いしたので、その辺もまた変化をつけようかと。まだ機材の使い方を勉強し始めたばかりなので何とも言えませんが、今回から自分でもトラック作りを始めようかなと思っています。前回、メロディと詞は自分でも作ったんですけど、トラック作りは経験しなかったし。女性アーティストで実際にトラックを作っている人って少ないから、女の子でもそういうことが出来るんだってことを見せていきたいし、下の世代の人たちのお手本になれるといいなと思って。実際、機材を使い始めてみたら、「アタシ、これをやるために生まれてきたのね!」ってすごく思ったの。だから多分、いずれちゃんとできるような気がします。
――漠然としたもので構わないのですが、どんな音を作りたいんですか?
D これからの勉強次第なので何とも (笑)。勉強するウチに多分、自分の好きな傾向の音が分かってくるだろうし、そこから偶然出来ていくような気がします。アメリカのシーンからは、常に新しい音が生まれてきますよね。最近だとデスチャ(ディスティニーズ・チャイルド)とか。それに興味はありますけど、その音をマネするというよりは自分で新しい音を作り出したいっていう願望のほうが強いかも。人を頼ってちゃ何も生まれないとも思うんで、そのために自分でも始めないとって。
――デスチャ以外に、よく聴いてる曲ってありますか?
D アルバムはまだ聴いてないんですけと、アッシャーの「ユー・リマインド・ミー」かな。
――さて、ここ何年かでジャパニーズR&Bも日本語ラップ同様、一般の音楽シーンにしっかりくい込んで定着してきましたが、その現状をどう思ってますか?
D すでに定着してきてる気もしますけど、まだまだこれからのような気もします。もっともっと浸透していってほしいですね。
――DOUBLEさんの活躍もその定着にかなり重要な役割を果たしてきたと思います。その結果、「DOUBLEに続け!」 とばかりにたくさんのR&B系女性シンガーがデビューしてきました。追われる身としてのプレッシャーはありますか?
D ときどき、ふと感じたりしますね。「次、どうしよう」とか。私自身、好きなアーティストの新作を聴いて「最近、マンネリだな」とか思ったりするんで (笑)、ずっとファンでいてもらうために常に新しいことをやっていかないといけないっていうプレッシャーはありますね。
――そういったプレッシャーをはねのける、「これぞDOUBLEだ!」的な勝負ドコロは?
D そうですね・・・・・・何かトータル的なことのような気がしますね。ビジュアル面もそうだし、音、シンガーとしての実力と、そのどれにも同じだけ力を注いでいると思うんで、その中のどれが欠けても 「DOUBLE」じゃない気がします。トータル的なバランスがそれなりにとれているの「DOUBLE」 なんじゃないかなと思いますね。
――あなたにとって歌を歌うことの意味は?
D 排泄行為。それってだれが教えたワケでもなく自然にしている行為、しなくては生きていけない行為でしょ?つまり私にとって歌うということはそういうことなんです。
――歌詞はどんなときに書いているのですか?
D 制作中にスタジオで書きます。家で書いたりとかは基本的にしてません。歌詞を書くのはかなり苦しい作業ですね。トラックを聴いた印象でまずテーマを決めて、メロディと詞を同時につけていきますね。悲しいとかうれしいとか、感情の部分が多いかな。
――自分のこれまでの恋愛経験を歌詞にすることもありますか?
D ありますね(笑)。「こんなヤな男がいたなぁ」とか「あの人はステキだったなぁ」とか。
――どんなタイプの男性がステキだと思うんですか?
D 基本的にタイプはないけど、やっぱり優しいことが一番。あと、外見的にマッチョ系は好きです。でも最終的に外見は関係ないですね。
――将来はどういう歌手になっていきたいですか?
D 以前、ニューヨークで会った日本人の美容師さんに「人に夢を与える仕事の人は、キレイにしてなくちゃダメ!」って言われたことがあって。そのときはまだ「人に夢を与える」って意味がよく分からなかったんですけど、最近、ファンの人たちの話とか聞いていると「夢を与えるって、こういうことなのかもしれないな」ってなんとなく分かってきて。だから、そういう「夢を与える、与えられる」シンガーになりたいですね。
――あなたがR&Bにハマるきっかけとなった作品を一枚挙げるとしたら?
D メアリー・J・ブライジの「リアル ・ラブ」のミュージック・ビデオ。前から曲は聴いていたのに、イマイチよく分からなくて。でもビデオにはやられちゃったんです。
――そのあたりはあなたの活動姿勢にも通じますよね。曲だけじゃなくて映像も重要だという部分が。
D そうですね。特にR&Bのビデオって曲の紹介をするだけじゃなく、ビジュアル面も含めてエンターテインメントとしてすごく完成されたモノかなって思いますね。
――というワケでビジュアル面も大切になさっているDOUBLEさんですが、そんなにセクシーで美しくいられる秘けつは?
D 気合かな(笑)。以前、すごくキレイにドレスアップすることに疲れちゃって、「素に戻っちゃおうかな」なんて思ったこともあったけど(笑)、みんながそういうことに対して憧れを持っていることが分かって、「アタシ、人に夢を与えてるんだ」と思えたりしたので、とにかく今は気合で続けるしかない(笑)。
――ファッションで特に気をつけていることってありますか?
D スタイルがよく見えるようにすることかな。あとはバランスですね。上を大きくしたら、下はタイトにまとめるとか。 逆に上がタイトだったら、下はダブっとさせるとか。
――ちなみに好きなクルマはTVRタスカンだとか。マニアしか知らないようなこのクルマの存在をどうやって知ったんですか?
D 基本的にクルマには興味ないんですけど、夜中にテレビでそのクルマを見たときに、フォルムが美しいなと思って。
――L/Sの読者にメッセージを。
D 今後、クルマを運転しているときに聴けるグルーヴ感のあるような曲も作ろうと思ってます。あと、毎週水曜日、夜中の2時から3時30分まで、J-WAVEで生放送番組もやっているので、よかったら聴いてください。
L/S #022(2004.3)
そのたたずまいや、話す声、さりげなく髪をなでる仕草― DOUBLEのTAKAKOは、全身からセクシーが降りそそぐ、日本屈指のフェロモン系女性R&Bシンガーだ。 繊細かつ奔放なトラックに、彼女の歌声が重なった瞬間に起こる音楽のケミストリーに満ちたニューアルバム『Wonderful』をリリースしたばかりの彼女。 ハマーH2からこの新作の音が爆音で流れる中ですべての撮影を終えた後、ハマーの後部シートに向かい合うカタチで行った至近距離インタビュー。 彼女のセクシーが車内に充満していたのは言うまでもない・・・。
小さいころはどんな女の子だったの? 「明るくて行動的な子でしたよ」
いつもみんなの前で歌ってたりして? 「歌うことは家族みんなが大好きでし た。テイチクカラオケの機械があって、カラオケをみんなで楽しんだり、 3姉妹で合唱したりとか、にぎやかな家庭だったと思いますよ」
当時、好きだった歌手は? 「松田聖子サン。その当時は歌謡曲ですよね。小学校高学年ぐらいになると洋楽を聴くようになって、マドンナとかシンディ・ローパーとか。中学生になってジャネット・ジャクソンの『リズムネーション』に出逢ってすごく影響されましたね。で、高校からクラブミュージックが好きになって聴いたりしてました。まだオールジャンルを聴いてたんですけれども、アルバイトでイベントで歌う仕事を始めたんですね。それからは自分が歌うんだったらブラック・ミュージックがピッタリだなというふうに思って、聴く音楽もほとんどブラック・ミュージックだけになりましたね」
上京してからは米軍横田ベース のクラブにレギュラー出演していたと聞いたけど。日本人がベースでパフォーマスするのは珍しいのでは? 「そうですね。27年ぶりだと言われました」
外人さんの前で歌うことで、あらためて分かることもあったんじゃない? 「歌う音楽によって、普段はあまり表に出てこない人種の壁みたいなものは見えました。例えば、黒人音楽をやっても白人の人はちょっと・・・というカンジですし。その逆も同じで。ただマラ イア・キャリーの曲は、どちらにも受 け入れられるんですよね。彼女の音楽は両方のかけ橋的存在になっているん だということが分かったりしましたね」
聞くところによると、TAKAKOサンは納得するまでレコーディングスタジオからぜんぜん出てこないっていうじゃない?完璧主義者? 「出ないみたいですね(笑)。もともとこもること自体が嫌いじゃないですし、ものごとを突き詰めていくような作業がすごく好きなんですね。それで一度スタジオに入ると、こもりっぱなしになっちゃうんですよ」
ニューアルバム『Wonderful』のときもそうだったんでしょう? 「この夏は、ほとんどこもりっぱなしでした」
それはコーラスひとつとっても分かるよ。ものすごくていねい何声も重ねてるし。 「そうなんです! 基本的にコーラス一声に対して四声入れてるんです。なので四声のコーラスだったりすると、コーラスだけで16声。それにリードヴォーカルが入ってたりするので、声のパートだけでも相当チャンネル数が必要なんです。そのぶん厚さのあるコーラスができてると思うんですけれど」
トニー・ブラクストンの「Breathe again」をカバーしてるのは、TAKAKOサンのお気に入り曲だから? 「あれはウチのスタッフからの提案だったんですね。なぜ提案してきたかというと、私がよくこの曲を口ずさんでいるからなんです。トニーは声も太くてソウルフルに歌ってるけれども、私だったらまた違ったアプローチができそうな可能性を感じる曲かなと思った ので。自分の曲だと、プロデューサーの視線で、もっとこういうふうにしたほうがいいとか、構成まで考えながらやってしまうんですけれど、カバーに関しては単純にシンガーに徹することができる。本当に歌い手としての喜びみたいなものを満喫しながら歌えたし、すごく楽しかったですね」
ニューアルバムの聴きどころというと? 「単なるシングルの羅列という感じにはしたくなかったので。インタールー ドを入れることによって、アルバムに作品としてひとつの世界観ができてると思うんです。その世界観をたん能してもらいたいですね」
ところで「Rollin' on」に、派手なクルマ乗りつけ降り立つ人達〜っていう歌詞があるじゃない。TAKAKOサンがイメージしてる派手なクルマっていうと? 「今日のハマー、これは派手ですよね! かっこいいクルマを見ると、ひょー! とか思っちゃいますね(笑)」
最近、ひょー!と思ったクルマは? 「それも今日のハマー。スタイリストさん(女性)と、『カッコいいね!」 って言いあってた。あのクルマは女心をくすぐるんだと思います。自分が乗ってもいいんですけれど、やっぱり男の人が乗ってたらカッコいいと思いま すね。大きなクルマって、女の子から すると、やっぱり男の人に乗ってもらいたいんですよね。大きなクルマは女の人には運転が難しいじゃないですか、 空間認識能力の問題で。だから自分ができないことを男の人がやってると、「カッコいい!」と思うから」
(いきなり) TAKAKOサンって、ほんとセクシーですねぇ〜。 「ありがとうございます(笑)。セクシーさというのは、常に意識はしてますね。私は、自分がセクシーだと思うことがすごく大事だと思うんですね。私が思うセクシーは、日本の男性の大半が思うセクシーとはもしかして微妙にずれているかもしれませんが、あえて 男性の意見はあまり聞かずに(笑) やっているんですけれど」
TAKAKOサンの思うセクシー とは? 「ほかの女性からみてセクシーだと思えること、共感してもらえることですね。それは男性からみたらどうか分からないですよ。下品かもしれないですし、やりすぎとかケバイとかかもしれないですけれど(笑)」
いやいや、とんでもない。男から みても、とって~もセクシーですよ。 「女性は飾ることを忘れてしまってはいけないと思うんです。どんなに美人でも素っ裸で素顔のままでいて、セクシーかといったらそうでもないと思いますし。ある程度セクシーさっていうのは、演出していかなきゃいけないところはあると思いますよ」
話してる声とかにも、セクシーさ を感じちゃうんですけどねぇ、ボクは。 「そうですね。しゃべり方とか、そういった部分でも意識してますね。私の理想の女性像は、強く優しく美しく、なんですね。やっぱり昔から女性は強かったと思うんですけど、ただその強さも優しさがなければ魅力的ではなくて。なおかつ美しさも忘れない。それ は内面的な美しさと同時に外見的な美しさも兼ね備えた女性。それが理想なんですよね」
ちなみに、男性にセクシーを感じ るところっていうと? 「身体も顔もそうですけれど、それより心意気でしょうか。精神性みたいなところに、「あぁ、素敵!」って思えちゃう。ここぞというときに、『頼れるわ!』と思ったら、うっとりしちゃうし、セクシーって思えるんですよね」
Fine(2001.2)
2枚目にして自ら1stと呼ぶ、 フルアルバムで本物のR&Bを聴かせる!!
SPECIAL INTERVIEW
ZEEBRAとの客演で復活したDOUBLEがついにフルアルバムをドロップ! パーフェクトなR&Bサウンドと艶やかなTAKAKOのヴォーカルが見事に溶けあった本物の音にシーン騒然! てなわけで独占インタビュー!!!
●セクシー このアルバムでは私が思う完全なR&Bをやりたかったんです。聴 いてもらえれば分かると思うんですけど、私の感じているR&Bってすごく艶っぽい音なんです。一言で言うならセクシー。そういうものがやりたかったんです。そう、アルバムのコンセプトはセクシーです。 それは一貫した私のテーマでもあるんですけどね。
●1stアルバム 前回のアルバムはリリース当時から “プロローグ”と言っていたんで す。というのも、最初のシングルは自分たちで完全にコントロールしきれていなかったので、そういうモノも含めて、自分たちの歩 みを見ていただこうという思いがあったからなんです。 ですから、次に出すモノを1stにしようとその頃から考えていたんですよ。
●クール 何か日本の文化ってナチュラルでることを求められるじゃないですか。 だからそれとは全く正反対にキバっていたい。R&Bにおいて、というかブラックミュージックにおいてのキーワードだと思うんですよね。
●ハード やっぱり、タフでなくちゃ(笑)。人間として。
●時間 クリスマスが来るのが早くなってきたんですよ(笑)。それはいいんですけど。仕事の上での時間の使い方は上手になってきたと思うので、プライベートの時間を有効に使う。これがこれからの課題ですねー(笑)。 仕事で疲れて寝ちゃってますから今は(笑)。
●ゴージャス 最近の衣装は自分で選んでいるんですけど、やはり見せる服なので、ゴージャスさを意識してます。でも、普段はカジュアルで動きやすいものを着ています。
●今の自分 計画通りです(笑)。あまり予想外の自分ではないですね。物事の考え方とかはすごく変わってきていますけど。たまにクレイジーだったりします(笑)。
●卓球とベイビー・フェイス 今、ハマっているのがエキック社の卓球ゲームなんです。TVに向かって打つんですけど、すごく反応がリアルなんですよ! かなり本格的でヴァーチャルなリアリティがあるんです。実はそれをベイビー・フェイスにプレゼントしたんですよ。そうしたら“グレイテスト・プレゼント”だってすごく喜んでいただきました。息子さんにプレゼントするそうです。それ以外には緊張しちゃってあまり話せなかったんですけど(笑)。
●スピード NYでアルバム作っているときと日本に帰って来て聴いたときってスピードが違いますね。向こうだと早く感じるんですけど、街のグルーヴってあるんだなぁと思いました。
●グルーヴ 一番大事にしている部分ですね。 ある意味歌詞よりも重要なんです。私にとっては。曲の順番もグルーヴを優先しています。
●Understood The overall impression of the album may be surprisingly understated compared to the Japanese stuff (laughs). But this is DOUBLE, this is R&B.