「気にアル」最後の5枚目は、アーマッド・ジャマルのモントレー・ジャズ・フェスティバルでのトリオ・ライヴ盤。 1971年6月17日 、Montreux Jazz Festival in the Casino De Montreux in Switzerland 録音で、ジャマルが初めてエレクトリック・ピアノ(The Fender Rhodes Piano)を演奏、今後もアコースティック・ピアノと同じように弾き続けると宣言、これは大変気になります。 Allmusicでは4.5の高い評価、当時のレギュラー・トリオでの70年代初期の最高のレコーディングの1つ!との評価。 さて、このライヴ盤の録音評... 冒頭、司会者の紹介から演奏へ、ここまでは臨場感もあっていい。ところがです。ジャマルのエレピ、これが何ともひどい... 割れてるし... 歪んでいるし... かすれているし... カートリッジが壊れたかと思ったほど。 ベースやドラムスは問題なし。その後のアコースティック・ピアノでは臨場感ある音に戻ります。 とにかく、このエレピ(Fender / Rhodes)の音自体がこれで正解なのかなぁ。でも、それを拾うマイクのせいなのかなぁ... 。盤質は確かにあまり良くはないのでが、レコクリンで汚れも除去、カートリッジはSumico Pearlが細やかな音も拾ってくれるのでベスト・マッチ、でもやっぱりひどい... 。 会場でもこのように聴こえたのでしょうか。他の楽器がリアルで素晴らしいので、余計に目立ちます。スピーカーのせいか、マイクのセッティング・ミスでしっかり音を拾えていないのではないか?いやっ、ひょっとして、まさか、わざと!狙い? Sound recording by - Stephen Sulke and Carlos Olms of Soundcraft との記載。 Mixは、Plaza Sound Studious, N.Y.C.である。 また、歓声や拍手も一部歪んでいるし、演奏に比べて音量が大きい。バランスも悪いです。アルバム発売のための録音ではない、記録と理解すればいいのでしょうか。 聴き処は、マッコイ・タイナー作のSide 1-2 "Effendi"やハービー・ハンコックの"Dolphine Dance"は、前年の"The Awakening"(Impulse!)と同じメンバーでのライヴ・バージョンとのこと。 盤イチと言うか、私的に最も注目は、やはり2-2 "Poinciana"。1958年リリースの古いナンバーが、"Digital Works"はじめ数々のライヴでも取り入れられている彼の代表曲。新時代のアレンジで昔の演奏と比較しながら聴くのも楽しめます。どちらも洒落たジャマル、時代を越えて存在していることを再認識させてくれます。 一聴するとジャマルのフェンダー・ローズ弾きまくり演奏ですが、実はよく聴くと50〜60年代までの彼特有の「間」を使ったシンプルな演奏です。この頃の彼のスタイルは、アーシーで豪快なメリハリのあるサウンド。しかし本作では、昔のジャマル・サウンドに戻り、サイケデリックな歪んだ響きのエレピとリズム&ビート的にはジャズ・ロックであると。つまり、歪みは狙いだったのかも... ? モントレー・ジャズ・フェスティバルと言う舞台で、エンタテインメント性豊かなピアニストとして、当時の音楽のトレンドを上手く取り入れた作品であると。 私としては、エレピの最悪の歪みと強すぎる拍手を除けば、エキサイティングなジャマルの世界に浸れる最高のライヴ演奏盤と言えるのですが... 残念。 #Impulse! – AS-9217 、得意のGatefold(観音開き)。 #AhmadJamal (p,ep:Fender Rhodes) #JamilSulieman (b) #FrankGant (ds) Producer – Ahmad Jamal Producer – #EdMichel Photography by - Y & G Braunschweig Design by #GeorgeWhiteman Side 1-1 "Introduction" 1-2 "Effendi" (McCoy Tyner) 1-3 "Dolphin Dance" (Herbie Hancock) Side 2-1 "Manhatten Reflections" (Ahmad Jamal) 2-2 "Poinciana" (Buddy Bernier, Nat Simon) #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #ジャズ #スイングジャーナル #レコード *作品を知るとジャズはもっと輝きます。情報くださる先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/CRn5xLPskyg/?utm_medium=tumblr















