Art Pepper "Intensity" アート・ペッパー前期最後の作品。1960年11月23,25日、Contemporary Records Studio in Los Angeles 録音、本盤はContemporary Jazz 1500 Series〈第3期〉キングレコード株式会社からの再発盤、LAX-3036、ブラックにシルバー文字ラベル、オリジナルは #ContemporaryRecords S-7607。 録音評... これは何だかおかしい... 針の調子でも悪いのかとカートリッジを抜き差ししてクリーニングもしてみたくらい。Contemporaryレーベルなのに、デュナンなのに、抜けや余韻など全くらしくない割れ気味のサウンド、ダイナミック・レンジも狭く、リアリティのないピアノの音... 。ペッパーのアルトはセンターやや左から、ピアノは左、ベースとドラムスは右から、とステレオ感はあるものの広がりはありません。ここまでおかしいのは、リマスターのせい?元の録音?私が知るContemporary & Roy DuNannでは一番悪い音... どうしたのでしょうか。 #ArtPepper (as) #DoloCoker (p) #JimmyBond (b) #FrankButler (ds) Engineer - #RoyDuNann Mastered By - #PhilDeLancie Cover Design - #GeorgeKershaw Cover Photography By - #WilliamClaxton Producer, Liner Notes - #LesterKoenig まぁ、それはさて置き、本作について。1960年の本作"Intensity"と次作1975年の"Living Legend"の間には15年ものブランクがあります。この15年をペッパーは、薬物中毒者のためのリハビリテーション施設「シナノン」(ジャズ・メンの間では有名な施設、ここでの録音さえあります)で過ごします。長期の治療に入る、いわゆる前期の最後になるアルバムが本作。 Contemporaryらしい、Roy Du Nannらしい音質は諦めて、彼の作品には珍しく楽曲に注目するのが良さそうな作品です。8曲中7曲が、ジャズに限らず多様のミュージシャンに愛され続けている、よく知られた超ポピュラーなヴォーカル・スタンダード・ナンバー。 Side 1-1 " I Can't Believe That You're In Love With Me"は、Jimmy McHugh作曲1926年のオールド・ナンバー、16年間で20以上の録音。ルイ、ハインズ、エラ、シナトラ等々。 Side 1-2 "I Love You"は、コール・ポーターが自身のミュージカル・ステージ「Mexican Hayride」のために書いた1944年の楽曲。Bing Crosbyが1944年2月11日録音、Billboard chartsで5週間トップ。エヴァンス、コルトレーン、ピーターソン等々。 Side 1-3 " Come Rain Or Come Shine"は、Harold Arlenの1946年のナンバー。サラ、ホリデー、JM、クラプトン、ノラ、ボブ・ディランまで、とんでもない曲。 Side 1-4 " Long Ago" (And Far Away)は、ミュージカル映画「Cover Girl」(1944)、アカデミー賞最優秀オリジナルソングにノミネートのGershwinのナンバーで、何とロッド・スチュワート(2005)までカヴァー。 Side 2-1 " Gone With The Wind"説明するまでもない。 Side 2-2 " I Wished On The Moon"は、ビング・クロスビー(1935)録音他多数カヴァー。 Side 2-3 " Too Close For Comfort"は、Sammy Davis, Jr.のブロードウェイ・ミュージカル「Mr. Wonderful」(1956)の楽曲。スタン・ゲッツ、ナタリー・コール等々。 Side 2-4 " Five Points"最後のこの曲だけがペッパーのオリジナル。 相変わらずの彼らしい自由自在なアドリブは健在。これだけの超人気曲... しかし、何だろう... 何か違う... 。聴き終えた後で、いつものペッパーのような印象が薄い。悪くはないが、頭に刻まれない... 。全く輝いていません。強さがない?主張がない?迷い?自信がない?時代か体調か?困窮?崖っぷち?... 。 #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #jazzrecords #recordcollection #ジャズ #スイングジャーナル #レコード ※作品を知り、ジャズの素晴らしさを伝えたい。様々なソースをアレンジ、先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/B7c6okLJ3Tc/?igshid=ws01lbjc6rum













