Dinah Shore "Bouquet Of Blues" 記念すべき♀ボーカルコレクションNo. 60は、謳い文句に引かれて、超久々のダイナ・ショア。 RCA「不滅のジャズ1800<ヴォーカル編> 」シリーズ、1981年リリースのRCA – RJL-2549(M)MONO、1956年録音。 「類い稀な知性と気品、あでやかな色気と女の情感を漂わせる名花ダイナ・ショア円熟期の名唱。粋なセンス、優雅なフィーリングでつづるブルース・ナンバーの数々は、ズバリ大人の味」の解説通りで間違いありません。彼女のアルバムの中でもジャズ度の高い作品のようですが、ちょっと色気あり過ぎかも知れませんね。 さて、真っ先に伝えたい!のは本作の録音の良さです。とても素晴らしい!56年のMONOとは思えない。この女性ヴォーカルではTonar Bananaは中音域がややもたついてしまうのですが、Shure M44-7のドンシャリ系の性格がしっくりきます。柔らかで豊かな低音域、伸びやかな中音域、Shure SC35Cよりシャープな高音域のバランスが、女性の声質の表現に適しているのではないかと。しかし、それを遥かに上回るのがGrado MC+ MONO!若干サチる部分があったのですが、それも解消。最もリアルで癖がありません。ヴォーカルではカートリッジとの相性が本当に重要。 #RCARecords #DinahShore 伴奏は全部で3セッション。 Side 1-1~4とSide 2-1,2,3,6が #HarryZimmerman 、Side 1-5とSide 2-4が #HenriRené 、Side 1-6とSide 2-5が #FrankdeVol の各オーケストラが担当。 本作は、楽曲に注目。 Side 1-1 "Bouquet Of Blues" 本作タイトル曲、Julie London, Peggy Lee など著名女性ジャズ・シンガーがカヴァー。 1-3 "Born To Be Blue" 説明不要の超スタンダード。 1-4 "Blues In The Night" 「グレイト・アメリカン・ソングブック」にも選出されたアメリカを代表するポピュラーソング。邦題「夜のブルース」。 1-6 "Moanin' Low Libby" Libby Holmanのsignature songで彼女のヒット以来トーチソングとしてジャズ・スタンダードに。 Side 2-1" Any Place I Hang My Hat Is Home" Barbra Streisand(1963)はじめ多くの有名なヴォーカリストがカヴァー。 2-2 "St. Louis Blues" 超スタンダード、 Louis Armstrong , Benny Goodman, Glenn Miller, Art Tatum, Stevie Wonder, 八代亜紀, 江利チエミなど。林家木久扇持ちネタ「いやんばか〜ん」のフレーズ。 2-3 "I Got It Bad And That Ain't Good" ポップ&ジャズのスタンダード、Nina Simone, Ella Fitzgerald, Duke Ellington, Sarah Vaughan, Frank Sinatra , The Oscar Peterson Trio, Thelonious Monk, Ahmad Jamal、切りがない。 2-6 "What Can I Say After I Say I'm Sorry" 多くのアーティストがカヴァーしたスタンダード。Frank Sinatra, Nat King Cole, Ella Fitzgerald, Peggy Lee, Tommy Dorsey. Jo Stafford, Oscar Peterson, Carmen McRae など。 彼女は一般的にポピュラー分野で人気が高くエンターテイメント的な才能も強いのですが、その名"ダイナ"で象徴されるように本来はジャズ的な素質が魅力。昔からハリー・アクストの作った"ダイナ"と言う曲が好きで、歌手としてデビュー当時、いつも自分のテーマ・ソングにしていたと言うことで、結局この曲名がそのまま名前になったそう。 #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #ジャズ #スイングジャーナル #レコード *作品を知るとジャズはもっと輝きます。情報くださる先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/CD8LyoPJKQP/?igshid=1nenmzffbzcsy










