1年間コテンパンにされ続けました
しがないWEBディレクターとして特に代表作と誇れる仕事もないまま、なんとなく閉塞した日々を送っていた時に見つけたのが、編集スパルタ塾の募集だった。
講師に名を連ねる豪華なクリエイター陣。こんな人達と会えるんだ!
、、と衝動的に申し込んだ。それくらいの生半可な動機だった。
そしてそんな甘い考えは、講義初日の「やる気のないもの、実力のないものは本気でクビ」という宣言に一瞬で吹き飛ばされることになる。
”スパルタ”という言葉通り、毎回厳しいFBが繰り広げられた。
そこからは講師の方のものを作るスタンスやマインドに触れることができ、たくさんの刺激や発見をもらうこともできた。一方で、他の受講生のプレゼンもものすごく勉強になった。
何度か同じ切り口なのに、より深く面白いプレゼンを目の当たりにすることがあった(そして、自分は発表できない…)。始めの頃はそれが何故なのかわからなかった。
自分に足りないものは何なのか?
その答えがわからないまま、クビになるまいと毎回課題は提出し続けた。
そして、最終回のプレゼン。
そこでいただいた菅付さんからの言葉に、自分の抱えている課題の全てがあった。
ーーーー
絶望が圧倒的に足りない。
自分にできること、できないことを真剣に考えていったほうがいい。
やりたいと思うことが、自分にはできないとわかった時どうするのか。
人に頼むのか。諦めるのか。それでもやるか…
それでもやりたいと思えるような事に向き合って、形にしていかないと誰の印象にも残らないものしか生み出せないよ。
ーーーーー
ものを作る事への向き合う姿勢が圧倒的に足りないという指摘だった。
そしてそれこそが僕と、一流の講師陣もうならせる企画を上げてくる受講生との違いだった。
分かりやすく、課題に沿った企画提案なら訓練すればできる。
でも、さらにその先の、めちゃくちゃ面白い飛躍があるとか、他の人が一緒にやりたいと思うくらいワクワクするとか、本当に世界がかわるかもしれないと感じさせてくれるとか。そんな印象的な企画を生み出すにはそれだけではたりない。
いつかの講義で菅付さんのおっしゃっていた言葉。
「企画に狂気を感じさせてほしい。」
その本当の意味が少しだけわかった気がした。
それこそ、毎回忙しい仕事の合間にものすごくクオリティーが高かったり、膨大にリサーチをした企画をあげてくる、受講生達こそ狂気の沙汰だったのだ。今思い返すと。
一年かけてようやくスタート地点に立てたように感じる。
物作りがはらむ”狂気”を言葉ではなく、体感として得ることができる編集スパルタ塾は、安易に勧めることはできませんが、覚悟の上であれば是非。
個人的には、小学生の時に初恋の女の子が、自分の親友と手をつないでいるを目撃してしまった時くらいの人生レベルの衝撃でした。













