COLINA handmade leather wallet 《経年変化に特化した革》 いよいよ今月リリース予定の handmade leather wallet で使用している特殊な工程仕上げられた革について、ものすごくこだわって作っているのにイマイチ伝えきれていなかった気がしたので書いていこうと思います。 説明するにあたって、革についての基本的な説明もしっかりとしていこうと思ってきますので、今回は少し長くなりますが、読み応えはあると思います。 革の鞣しについて 鞣される前の皮は『皮』 鞣された後の革は『革』 鞣しの工程を経て皮は腐らなくなり 革になります。 革の鞣しの方法は大きく分けて2つ クロム鞣しとベジタブルタンニン鞣しです。 ●クロム鞣し クロムは化学薬品を使用し短時間で 多くの皮を鞣すことが出来ます。 国内に出回っている革のほとんどは クロム鞣しです。 クロム鞣しは経年変化しません。 ●ベジタブルタンニン鞣し いわゆるアジの出る革というのは タンニンで鞣された革です。 植物性のタンニンで鞣す革は、 大きく分けてドラム鞣しとピット槽鞣しの2通りです。 ドラム鞣しは、ワインの樽のとても大きなものを想像して頂いて、その中に革とタンニンを入れてぐるぐる回して鞣します。 ピット槽鞣しは、木でできた浴槽みたいな所にタンニンが入っていて、そこにつけて鞣します。 ピット槽は濃度の違うタンニン槽を行ったりきたりしながら徐々に鞣していくため、一枚の革を鞣すのに3ヶ月から半年ほどかかります。 また動物の革は繊維の集合体ですので、背中、お腹、頭、お尻など部位によって繊維層の密度や繊維の向きが違うため、タンニンの入り方が微妙に異なってきます。 そのため、製品で染めた際に味わい深い色の濃淡などが表現できます。 また、一体づつ雌雄、年齢、体重などの個体差があるため、キズやトラなどのあらゆる生きた証が刻まれています。 鞣された後に革は、それぞれ染色、加脂(オイル)の工程に移ります。 どんな仕上げの革にするかによって、 染色工程も変わってきます。 表面に乗っかる染料、 芯まで染まる染料、 表面に乗っかるオイル、 芯まで入るオイル、 また、染料ではなく顔料を使ったり 染料で染めた後に顔料を吹き付けたり 、ラッカーやオイルでコーティングしたり、革をシュリンクさせることによって革のシボを出したりと説明しきれないくらい多くの仕上げ方法があります。 タンニンで鞣した革でも顔料などで表面を覆ってしまっては経年変化はほとんどありません。 経年変化に特化した革にするために、 COLINAのhandmade leatherシリーズで使用している革は、 ベジタブルタンニンのピット槽鞣しの工程に独自の工夫をしています。 これは、企業秘密の為詳しい事は 書けないのですが、こだわりの鞣し方法というだけには留まらず、よりいい味に経年変化させていく為に、 もう一工夫ここで手を加えいます。 ここまででも製作にかなりの手間と時間を費やしていますが、 そのこだわりの詰まった鞣された革を、1枚づつパーツを裁断して、 オイルを馴染ませた後に、全て手縫いで、しかも通常の目打ちよりも倍の細かさの目打ち使って、非常に細かい運針で1針づつ丁寧に縫い上げてもらっています。 その後、独自で配合して作ってもらっている染料とオイルで革を染め、乾燥後の革にも一つ一つ丁寧にオイルを入れ、その後暗所で寝かせ充分にオイルを浸透させます。 最終工程の仕上げでは、個体差のある製品一つ一つを磨きこんでいく事で、 とても味わい深い製品に仕上がっています。 ホックも、貴重なFIOCCHI社製のデッドストックのホックを、わざわざ革の経年変化に合わせて、より味わい深く変化をもたらすために、表面を腐食させて酸化しやすく加工して使用しています。 革の鞣しまでは、タンナーさんの仕事になりますが、その後の裁断、縫製、染色、加工、仕上げの工程は全て一人の職人さんの手によって、細部にまでこだわり抜いて作って頂いています。 こちらの製作風景等も、通常考えられないくらい拘って、とても丁寧に製作して頂いていますので後日ご紹介させて頂きます。 商品についてのお問い合わせや、ご予約等も現在承っておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。 #colina #artisan #ageingleather #handdyedleather #handsawnleather #handmadeleather #vintageleather #素材感 #経年変化 #手染め #手縫い #ピット槽鞣し #お洒落さんと繋がりたい #経年変化を楽しむ https://www.instagram.com/p/BsP2GhGn8XG/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=1573q1y3zjyf6














