【成長ホルモン】 体中の細胞に作用しますが、そのうちの多くの細胞で IGF-I(ア イジーエフワン、インスリン様成長因子 I)という分子を作ります。 成長ホルモン の筋肉増強作用の一部は、IGF-I によってもたらされます。筋肉を作るのですから、 多くのエネルギーを必要とします。 飢餓の状況下では、少しでもエネルギーを節約したいので、IGF-I による筋肉作りをお休みさせようとして、たとえ成長ホルモンが出ても IGF-I はあまり作られないようになります。 その結果余った エネルギーは脂肪として蓄えられます。 飢餓状態では成長ホルモンが多く分泌さ れています。成長ホルモンには脂肪を分解する作用があるので、蓄えられた脂肪 が遊離脂肪酸に分解されて、その遊離脂肪酸はインスリン作用をブロックします。 つまり、成長ホルモンが多く出ると、インスリン作用が低下して血糖値が上がる 仕組みになっているのです。
http://www.nms.ac.jp/ig/soudan/pdf/NewsletterVol3(A4).pdf









