Freddie Redd "Straight Ahead!" マイナー・レーベルのオリジナル盤「旅」最後の4枚目は「Interplay Records」。 #InterplayRecords IP-7715、1977年12月3日、United / Western Studios、Hollywood, CA録音。 レーベル、タイトル、カバー・デザイン、楽曲、ここに匂いを感じましたが、完全B級グルメ的な作品。偶然ですが、前述同様1977年作品、こちらは西海岸のピアノ・トリオ。 ▲Jazz beginner's personal challenge No. 66。 #FreddieRedd (p) #HenryFranklin (b) #CarlBurnett (ds) ハードバップの流れを汲むピアニスト、フレディ・レッド。リーダー録音は少ないようですが、名プロデューサー #妙中俊哉 #ToshiyaTaenaka 氏のもと、彼本来のストレート・アヘッドな王道ピアノが聴ける作品。妙中俊哉氏は、LPジャケット・デザインやレコード制作にも携わるピアニストでありプロデューサー。 タイトル通り、正統的なピアノ・トリオ作品。安心して聴けます。 録音評は... 典型的な70年代の音で、デジタルではありませんが、軽くクリアで清潔感があります。何処かで聴いたような音質... そうEast Windにそっくりです。聴き込むような音楽ではありませんか、私的には好感が持てます。 シンプルなピアノ・トリオなので音数も少く、より際立つのはアレンジの良さでしょうか。モンクのSide 2-1"Round About Midnight"、パウエルの2-3 "I'll Keep Loving You' が聴き処ですが、盤イチはレッドのオリジナル1-2 "Play Piano Play"です。他のオリジナルもタイトルの如くストレート・アヘッドで素晴らしい。これは、期待以上のアルバムですね。 フレディ・レッド... 1928年5月29日NYC生まれ。ハードバップのピアノ奏者で作曲家。18歳からピアノを始め、兵役後にプロ入り。オスカー・ペティフォードなどのグループで演奏、50年代始め頃より活動開始、タイニー・グライムス 、 クーティー・ウィリアムズ 、 ジイブ・ ボンバーズ、アート・ブレイキー等と共演。56年ロルフ・エリクソンと欧州ツアー。59年にニューヨークのリビング・シアターの演劇「The Connection」の出演と音楽の作曲を担当した事で一躍有名に。さらにニューヨークやロンドン、パリで演じたのが大きな成功を(映画はDVD化)。そのサウンド・トラック・アルバムにもピアニストとして参加(Jackie McLean "The Connection")。1960年代半ばまでNYCを中心に演奏活動。その後60年代後半から70年代にかけて一時期ヨーロッパに居住。パリでFutura Labelに「パリスカイ」を録音。70年代半ばにLAに転居。そして80年代までクラブを中心に活動していた1977年12月、Interplay Labelに本作を録音。 代表作は「ミュージック・フロム・ザ・コネクション」「パリの空の下」。 フレディ・レッドというピアニストは、プレイも哀愁、書く曲も哀愁漂うものが多いと。派手さやキャッチーさはありませんが、じっくり聴くと非常にドラマティックな展開をする曲が多いことも特徴だと。 1960年を迎えた頃、ビ・バップからハード・バップへと進んできたジャズ界では次のステップへのうねりが胎動。今だから言えることですが、隆盛を極めたハード・バップの枠内でいくら名曲・名演を繰り広げても、間もなく忘れ去られていく運命。新たなミュージシャンたちは新たな音楽を創造し、旧来のミュージシャンは時代の流れに対応したり新たなスタイルを築き上げたりと。無論、マイルスはその典型。そうでない者たちは、遅かれ早かれシーンから消えていきます。とりわけBlue Note のアルフレッド・ライオンは、この点において鋭敏なセンスの持ち主。フレディ・レッドもそうした不遇の人ではなかったのかと。 しかし当時はそうですが、ジャズの本筋、王道はこちらだと私は思います。時代は、繰り返します。栄枯盛衰。本当に良いものは、時代も超えて生き続けます。 #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #ジャズ #スイングジャーナル #レコード *作品を知るとジャズはもっと輝きます。情報くださる先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/B9_Kvgbpk3V/?igshid=12dv0s61r17ku











