"糊づけ" ドメイン いずれのドメインにも収まりきらないような抽象というものも存在する。コンパイラの場合には、分析段階のすべてのサブドメインで、文字列stringを見出すことができる。では、stringはどのサブドメインに所属するのだろうか。常識に従えば、基本ビルディングブロックというサブドメインを設けて、そこにstringを置くことになるだろう。このような抽象は、標準ライブラリや商用パッケージでサポートされることが多いし、またオペレーティングシステムの共通APIや標準APIでサポートしていることもある。このようなものを「ツールキット」(tool kit)と呼ぶこともある。GOFブック[Gamma1995]ではそのように呼ばれている。ツールキットは馴染みあるもので、形式的な分析をほとんどしないでよいという利点がある。
新装版 マルチパラダイムデザイン p.189 第7章 マルチパラダイム 7.3 例: 単純なランゲージトランスレータ











