http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1807/02/news117.html
JASRACの体質がどうであれ、人様の作品をタダで使うのは良くない。
なくても営業できるBGMをあえて流すということは、BGMが店内の雰囲気を良くしたり、顧客にとって心地よい空間を提供できるという「効果・効能」を認識しているからであって、それをもたらす第三者(の作品)に対価を支払うのは当然だ。
立場を置き換えてみたらわかる。
例えばエステサロンで、1時間2時間顧客はベッドの上に横たわっているのだから、その間に髪の毛もカットできたらいいのにと思った店舗オーナーが、美容師にタダで顧客の髪の毛を切らせたらどうだろうか。
この時代、そもそも応じないだろう。
知的財産権の作者はその「労働」が製作時にあるため、作品(商品)となって世に出た後は、その働きに敬意が払われない(ことが多い)。
プログラミングコード(アプリケーションやソフトウエア)も同じだ。
作曲家やアーティスト、プログラマーは1対nで顧客(に加え美容室など事業者達も)を喜ばせるのに対し、美容師などのサービス業の多くは1対1で顧客と向き合うものがほとんど。
その「生産性」の違いが、下手すると「楽して儲けている」と受け止められる傾向も強く、それが他者の労働・利益の“搾取”につながっている。
「残業代が出ない」と問題視される中で、実はアーティストもタダ働きさせている店舗が多いということだ。
そこでJASRACの体質が気に入らないとケチをつけても、著作権使用料を支払わなくて良い理由にはならない。
高額納税者達が、政治家や国の体質が気に入らないからといって、免税されるわけではないことと同じだ。












