seen from China
seen from United States

seen from Canada

seen from United States
seen from China

seen from Malaysia
seen from Philippines

seen from Singapore

seen from Australia
seen from United Kingdom
seen from China

seen from Malaysia

seen from Spain
seen from India
seen from China

seen from Russia

seen from Australia

seen from United States
seen from Philippines
seen from China
Listen to Max Cooper - All Night Long London [11.18] by [ MIX FEED ]
同じ音、異なる回路
だいたいの音楽は、歳を重ねるごとに消えていく。子どものころには繰り返し聴いていたはずなのに、気づけば再生されることもなくなっている。嫌いになったわけではない。ただ、触れる理由がなくなってしまっただけだ。
その中で、なぜか残り続ける音がある。中高生の頃から、同じ音楽を聴き続けている。それは懐かしさではない。過去そのものが戻ってくるわけでもない。
あの頃、よく夜にイヤホンをつけたままベッドに横になって、天井を見ていた。部屋の電気は消えていて、外の街灯の光だけがカーテン越しに薄く入ってくる。音量は少し大きすぎて、低音が耳の奥に残る。
何を考えていたのかは思い出せない。ただ、音だけがやけに輪郭を持っていて、自分のほうがその内側に入っていくような感じがあった。
いま同じ音を聴いても、そのときの考えや感情は戻ってこない。けれど、あのときと同じ仕方で、音の中に沈んでいく感覚だけは再現される。
むしろ逆で、過去の受け取り方だけが、同じ形で何度も立ち上がる。時間は戻らないが、その構造だけが反復する。
たとえば、Max Cooperの音を聴くとき、僕は当時を思い出しているわけではない。あの頃には理解できなかった何かが、いまの自分の側に追いついてくる。
かつてはただ「かっこいい」と感じていた音の層や展開が、別の仕方で意味を持ちはじめる。
記憶は、出来事を保存するものだと思われている。けれど同じ音楽を繰り返し聴いていると、その前提は揺らぐ。残っているのは出来事ではなく、どう感じ、どう受け取るかという仕方のほうではないか。
再生ボタンを押すたびに、過去が再現されるわけではない。同じ枠組みに、別の自分が流れ込む。その結果として立ち上がる感覚は、似ているが一致しない。そこにあるのは懐かしさではなく、わずかな不一致だ。
この不一致は、少しだけ怖い。自分は連続していると思っていたのに、実際にはそうではない可能性を示してくるからだ。
昔の自分と今の自分は、同じ音を共有しているはずなのに、その内部で起きていることはほとんど別物になっている。それでもなお「同じものを好きだ」と言えてしまう。この一致は、むしろ断絶のほうを際立たせる。
けれど、その断絶は同時に救いでもある。もし完全に同じようにしか感じられなかったとしたら、人は変わることができない。
同じ音楽を聴き続けるという行為は、変わらないものにしがみつくことではなく、変わってしまった自分を測定するための基準に近い。
Max Cooperの音は、どこか数学的に感じられる。反復や構造、位相の違いのようなものが、音として配置されている。
その中に身を置いていると、自分の感情もまた、意味ではなく変化として見えてくる。悲しいとか楽しいとかではなく、どのように推移していくのか、その運動のほうに意識が向く。
あの頃、僕はその構造を理解していなかった。ただ音の表面に触れていただけだった。それでもよかったのだと思う。理解の有無とは無関係に、受け取り方の枠組みだけは残る。
いま、その枠組みに別の経験や知識が流れ込むことで、音は当時とは違う形で立ち上がる。同じ音楽を聴き続けるというのは、過去に戻ることではない。むしろ、過去に触れるたびに、それが変形していく過程を観察することに近い。
振り返ってみれば、同じ音を聴き続けているという感覚だけがある。けれど、その内側で起きていることは、もはや同じではない。
Max Cooper
04_INSPIRAÇÃO
O vídeo Imagine For 1 Minute foi criado pela Gripping Films, com o trabalho visual incrível de Kevin e Páraic McGloughlin, e audio de Max Cooper. Caracteriza-se por efeitos de sincronia, juntamente com uma mixagem binaural dos narradores para aumentar a intensidade da narrativa no ouvido, além de uma edição da música Reflect para tentar capturar a amplitude do projeto em termos de sensação.
Soulmint | Max Cooper /* He who thinks outside sleeps, if he feels inside, awakes - outside the box while you are inside.
Sundays | Max Cooper
.
/* sadness cure