今時珍しく、二眼レフのminoltaflexを使用。フィルムはPROVIA 100、6x6のブローニーだ。
中判ポジは強い。
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今時珍しく、二眼レフのminoltaflexを使用。フィルムはPROVIA 100、6x6のブローニーだ。
中判ポジは強い。
201802-ROK75-400NC-07 by IKUYA Terakura Via Flickr: 国分寺にて
俳優の大杉漣さんが 21 日急性心不全で亡くなった。 ロケ先で食事の後腹痛を訴え、共演者であった松重豊さんが病院に搬送したが、そのまま帰らぬ人になったという。 名優がまた一人 ...... という以前に、66 歳という若さが口惜しい。
心不全は病名ではない。 心疾患を起こした状態を指す言葉である。 なので大杉さんも心筋梗塞とかが病名だろうと思われる。 僕も 36 歳で心筋梗塞を患ったので、発症から死に至るまでの様子が手に取るように分かる。 僕も食後だったが、腹痛ではなく喉の奥が閊えたような感じになった。 あまりにも気持ち悪いのでトイレで吐いた。 それでも閊えが取れない。 取れないどころか、ますます閊えが大きくなる。 ひとまず横になろうと思い、ベッドに横になったら余計に辛くなった。 この頃になると、もう普通じゃないと自分でも思い始める。 起き上がって階下にいる家人に「救急車を呼んでくれ、胸が苦しい」と言う。 そう言うと急激に心臓を鷲掴みにされたような痛みが走る。 そこら辺で意識が飛んだ。
病院に搬送される途中、所々で意識が戻る。 家人の呼ぶ声、救急隊員の呼ぶ声、サイレンの音。 返事をしているつもりだったが、相手には通じていない。 ああ、ぼくは心臓の発作を起こしたんだ。 もうこれでぼくは死ぬんだ。 なんだ、ずいぶんあっさりと死ぬんだな。 色々思い残したことはあるけど、もう仕方ないな。 そんなことを思っていた。
気がつくと見慣れない天井だった。 周りを見ると機械がたくさんあって、ぼくはあちこちにコードや管をつけられていた。 助かる確率は 30%。発症後 24 時間がヤマ。 医師に家族はそう言われたそうだ。
ぼくは運良く死ななかった。 それから 12 年後の 48 歳の頃に、また心不全を起こしたが、また生きながらえた。 もうこうなって来ると、人の生死というのには何らかの意思が反映されるのではないかとすら思える。 ぼくは生かされた、と痛切に思ったのだ。
大杉さんも兆候らしいものはなかったと聞く。 ぼくにもなかった。 それは予兆もなくやってきて、あっという間に人生を終わらせる。 無慈悲で圧倒的だ。 今、大杉さんの悲報を聞くにつけ、あの日の事を思い出しているのである。
minoltaflex、紅葉の角館。露出計も無い箱だが、カメラはカメラだ。ちゃんとピントも合わせられる構図だって作れる。100年前から、カメラの基本概念は変わっていないんだろう。
次はライカか、それとも戦前(WW1)の機材か。
2018年2月17日 by IKUYA Terakura Via Flickr: 自宅にて
羽生選手の金メダルを見ながら、最近まったく触ってなかった二眼レフカメラを弄っていた。 最後に触った時、スローシャッター( 1/10 以下 ) が開きっぱなしになり、ああ、ついに壊れたな、と思ったのだ。 このカメラはジャンク扱いだった。 貼り皮は剥がれているし、レンズは曇っていて、シャッターも怪しかった。 3000 円カメラで撮った写真を展示するという企画に参加した時に買ったもので、実際に購入した価格は 3000 円に満たなかった。 曇ったレンズ、怪しいシャッターでも良かったのだけど、自分でやれる範囲で手を入れて、それで何枚か撮影して展示したのである ( 展示したのはこの写真 )
で、そのカメラをごにょごにょ触っていたら完全に固着していたシャッターが動き始めたので、もう一度レンズをバラして磨き、期限切れでウチに転がっていたコダックポートラ400NCを詰めて撮りに出たのである。 ネガフィルムなので、あまり露出に神経質にならなくていい。 ISO400 なので、日向の f16 が 1/500sec くらいの感じでいい。 念のためにゴッセンのデジ6も持って出たが、ついぞ使う場面がなかった。
さて、取り終えて困るのが現像である。 こちらに越してきてからフィルム現像なんて一度くらいしかなく、その時は 135mm だったのでキタムラに出した。 120mm も受け付けてはくれるのだろうが非常に日数がかかる。 自慢じゃないが、ぼくはたいへんにセッカチなので、そんな悠長なのは困る。 ネットで調べると、下北あたりには即日でやってくれそうな所があるらしい。 明日にでも持ち込んでみようかと思っている。 さて、どんな写真が撮れているやら。 こういう感覚はデジタルでは味わえないので新鮮である。
201802-ROK75-400NC-10 by IKUYA Terakura Via Flickr: 国分寺にて
二眼レフカメラは、こういう写真が撮りやすい。 一見何をしているか分からないせいか、こちらを気にする様子もない。
201802-ROK75-400NC-03 by IKUYA Terakura Via Flickr: 国分寺にて
二眼レフは一般的な上から覗くウエストレベルファインダーと、画角だけを確認できるアイレベルファインダーがある。 高級機だとフードを取り外してペンタプリズム付きのアイレベルファインダーを取り付けられるタイプがある。 これはアイレベルファインダーで撮ったものだが、ピントは無限遠なので細かいピント合わせが必要ない。 厄介なのは水平が出しにくいことか。 目前を電線が横切っていて軽く殺意が湧くが、この煙突を含めた風景があるから現在の我が家を決めたと言ってもいいくらい気に入っている。
201802-ROK75-400NC-05 by IKUYA Terakura Via Flickr: 国分寺にて
蝋梅 Wintersweet
冬の花。花色は黄。
ロウバイ全般の花言葉
「ゆかしさ」「慈しみ」「先導」「先見」
201802-ROK75-400NC-11 by IKUYA Terakura Via Flickr: 国分寺にて
そんなわけで現像してCDにしてもらった昨日の撮影結果である。 ミノルタフレックスIIb は 1955 年ごろのものらしいから、ぼくよりも 11 ほど年上ということになり 63 歳くらいになる。 期限切れのフィルムなので退色しているのと、レンズを手磨きしてしまっているので細かい傷がついているために全体にハロがかかったような画像になっているが、描写自体はしっかりと線を残す、いわゆるロッコールレンズの特徴はそのままである。
現像は下北沢にある「ヒロセフォトショップ」に頼んだ。 ブローニーを即日現像してくれそうなラボは、以前国分寺にもあったのだけど、そこが店内での現像を止めてしまったので、一番近いラボとなると下北沢まで行かないと見つからないのである。 CD に焼いてもらうところまでを依頼したが、フジのものではないらしく、画像の大きさも三種類から選ぶことができた。フジの CD だとこちらに選ぶ余地はない。
遠方に二棟「にょき」っと出ているタワーマンションは完成してオープンを待つだけである。 ちょうど真下が JR 国分寺の駅になっていて、撮影場所からは道沿いに真っすぐ進み、国分寺崖線のハケを登って到達する場所にある。 引っ越してきたころは半分に達するかどうかだったので、いやはや時の経つのは早いものである。