「の、いろ。」 これまで並べてきた一瞬一瞬は 整然と並んではいないだろう。 私たちは揺らぎ続けている。 そして、その揺らぎの形は唯一無二だ。 なおす行為は過去に時間を戻すことではなくて 過去を偲びながら、前に進むことではないだろうか。 時間の流れに逆らうことはできないけれど 置き去りにしてきた時間を想うことはできる。 ほつれては繕い、前へ進み、そうやって生きて、 私たちはどんな形になっていくのだろうか。 いつか死ぬその間際、振り返った先の景色は どんな揺らぎを描いているだろうか。 写真、糸 2021 個展「の、いろ。」 Books&Cafe ドレッドノート












