Full transcript: Niantic CEO John Hanke talks Pokémon Go on Recode Decode “[We have] mixed feelings about people looking at their screen when we're trying to lead them out into the park.”
パート2:
KS:彼らにはどうやって接触したの?電話したとか?ポケモンを見せた時の彼らの反応はどうでした?
JH:ああ、うん、それは達雄だね。彼が接触したんだけど、他にも僕のチームメンバーのひとり、川島優志もいて、彼はデザイナーなんだけど、彼らに働きかけて「これは今、我々が取り組んでいるIngressで、ブッ飛んでるやつ。試して見て欲しいんだ。我々はこのアイディアをポケモンと一緒にすることを考えてますよ」って言ってくれてね。結果、彼らは十二分すぎるぐらい興味を持って、一緒にミーティングしてくれたんだ。Googleと株式会社ポケモンが、東京の六本木ヒルズで同じビルにオフィスを構えていることが分かり、僕は飛んで行って、Googleのオフィスから数階降りて株式会社ポケモンのオフィスでこれを見せたわけだね。
その時我々は話し合って、株式会社ポケモンの石原氏、ー彼はすでにレベル11のIngressプレイヤーなんだけど、ちなみに彼の妻はもっと高レベルだそうだよー 彼は僕より年上だった。いいかい?つまり彼はゲーマーだった。彼はその場でこれを理解した。そして気に入って毎日プレイしてくれた。他にも数人の株式会社ポケモンの人々がIngressをプレイしたよ。それから僕らはIngressとポケモンのプロジェクトを売り込んだ。彼らは既にそれがクールなものになるという結論に達していたよ。
KS:それはまだGoogleにいたころ?それとも独立したあと?
JH:まだGoogleにいたころだね。
KS:そして、なぜ独立を?その背景には何があったの?
JH:うん、僕らはラリーの協力を得て2年間のプロジェクトとして開発を立ち上げ、さらに一年延長したんだ。そしておおよその完成に漕ぎ着けた。次にどうするべきかの岐路に立ったわけだ。僕らは「さて、おしまいにこいつをGoogleの一部にしてしまうのか、独立するのか」って熟考したけど、Googleのどの部分に折りこむのも意味が無いように思えた。
KS:えっと、どうなるんだろう。
JH:まあね。androidは明白な居場所に見えたんだけど、つまりandroidが携帯端末だからなんだが、androidはandroidに過ぎないし、僕らはよりクロスプラットフォーム的で何か違うものを望んでいた。独立という選択は面白そうだったし、僕らは株式会社ポケモンと任天堂を通じて潜在的な外部の投資家を探して懇談し、彼らは投資を通じてより近いパートナーシップになることに非常に興味を持って協力してくれたんだ。
KS:それがGoogleとポケモンの全て・・・
JH:まあそれ以来、オールソップ・ルーイも小規模の投資をしているけど。メインは株式会社ポケモンと任天堂さ。こうして僕らはエンジェル投資家がやってくるのを迎えたわけだね。
KS:それからGoogleも、正しい?
JH:Google、確かに。
KS:そうしてあなたは独立したわけだけど・・・次に何が起きたのか教えて。
JH:ああ、独立はちょうどそんな感じで起きた。でも参ったことに9ヶ月もかかったんだ。でも全ての事務手続きを交渉し終えて、去年の8月も末だったか・・・
KS:2015年の・・・
JH:あーうん。チームの最良の部分が一緒に来てくれてね、一部はGoogleに残ることを決めたよ。それから僕らは求人を始めて、少しばかりチームを強化し、Ingressとポケモンの開発を続行して、基本的にはリリース直前に至ったんだ。2015年末から2016年にかけ、最後の一筆を製品に加えて、7月初頭に発表したわけだね。
IF:ポケモンGOはそうしてリリースされたわけですね。あなたはきっと皆がポケモンを気にいるだろうことは薄々予想はしていたと思うんですが、これほどまでのダウンロード数と記録的人気は予想できなかったんじゃないでしょうか。
JH:もし予想してたなら、空想の類(たぐい)だったろうね。僕らの最も楽観的な計画予想すら易々と超える反響だった。それを予測するのは馬鹿げていて、無責任なことだったろうと思うよ。ポケモンGOは何よりも勝(まさ)って文化的な広がりを見せたし、展開する側として一緒に働いてくれたGoogleには感謝が絶えないね。
IF:言おうとしてたんですが、もしそうなると知っていたら、たぶん(ポケモンGOの)サーバーを二倍以上の規模で用意していたんじゃないですか。
JH:それは可能でしたよ。僕らの始まりがIngressで、ポケモンGOに移行して良かったことは、一度に全てのインフラを作ってしまうのは間違いだと学んだことで、それらをポケモンGOのために再構築したんです。その意味でIngressはポケモンGOへの移行を可能にしたというか。そして技術が強固になり、僕らはそれを拡張した。Googleも手を貸してくれてね。最初の週末に事態がメチャクチャだったとき、僕はサンダー(・ピチャイ、 Google CEO)にメールを送って言ったんだ。「助けが必要です、援軍を送ってください」とね。そうしてクラウドチームが応援に駆けつけた。僕らは山ほど機器を増設して、それが助けになった。
KS:彼らは「Google Plusなんて誰も使ってないよ、あれのサーバーが使えるぜ」って言ったんでしょ。
JH:頼むよ!
KS:からかっただけ。これが私流の冗談。
JH:彼らは素晴らしかったよ。彼らの協力で僕らはこの負荷を吸収できたんだ。いくつか停止もあったし、完璧じゃなかったけど、まあともかく、増産体制を作って、みんながポケモンGOをプレイできるようになったんだよ。
IF:中毒性の点からはどうです?課金の推移は極めて良好ですよね。人々は時間とお金をポケモンGOに注ぎ込んでいま・・・他のゲームよりも?まあ分かりませんけど。ユーザーあたり(の額は)、きっとね。
KS:ご存知ですか?比べられますかね?何か他のゲームと?
JH:持続と収益の両面から素晴らしいよ。たぶん、ユーザーひとり当たりでは他の強力な課金制ゲームより収益性は低いんだけど、それはつまり、いくつかのゲームがアプリ内購入で使うような手法を講じてないからなんだ。その意味では、僕らがよりユーザーフレンドリーであることに挑戦しているのは請け合うよ。それでも収益性は高いんだ、もちろん、いいことだよね。それはダウンロード数の巨大さから由来していて、未だに強力に持続しているからなんだ。そしてユーザーは遊び続け、僕らは新機能を追加して、そして・・・
IF:「収益性は高い」っておっしゃいましたけど、ずいぶん謙虚ですね。これまでに推定5億ドルで、年末までには10億ドルに届くはずですよ。それって想定内でしたか?
JH:それは僕らの計画にはなかったな、ないよ。実際、計画上の月間アクティブユーザー数のモデルは僕らにもあるんだけど。今のピークは、僕らの計画ではここから4年後を指してるんだよ。
KS:どうやってこれに対処してるの?最初に「こいつはすごい、大流行だ」次に間抜けな連中が事故を起こして、つまりは彼らがポケモンGOをやってたからなんだけど、この話のあいだじゅう、よくないことが起きる。それから「ブロックされてる、もう捕まえられない」って段階と、「もう誰もやってないよ」って段階まで、それぞれを検討したいんだけど。これは何らかの原因で週末を超えて起こってるみたいだけど。
JH:この状況が興味深いのは、ゲームのやりこみを終えるまでの期間が圧縮されている点なんだけど、つまり、僕はこんな圧縮効果が起こったのを未だかつて見たことがないんだ。あらゆる可能な角度から検討されてはいるけど、最初の立ち上げから、それは非常に素早く起こった。僕がIngressのイベントで日本にいた時だ。僕らが主催したIngress関連のインベントとしては過去最大で、10000人を超えるプレイヤーが集まったんだ。アメリカとオーストラリアで(ポケモンGOを)立ち上げたあと、僕は日本へ離陸したんだけど、妻がメールを送って寄越してね、「ジミー・ファロンがポケモンGOを話題にしてたよ」とか「コルベアリポートでポケモンGOが議題に」とか。それはポップカルチャーに浸透して、プロアスリートがポケモンと一緒のセルフィーをツイートしたりね。それって予測不可能なことで、ポップカルチャーにうまく滑り込んだポケモンGOが伝達経路にやってきた人々に爆発的に流行したんだ。それからおよそ2倍にスケールアップした停止を経験した。ハッカーがハッキングを試みたんだ。僕らはサーバーに調整を施して、位置情報をハッキングするような試みを遮断した。そういったハッキングは人気が無くなったよ。僕らからハッキングの企てをブロックされたハッカーたちはReddit上でグチってたな。
KS:ハッカーはそういうものだし。
JH:ハッカーとはそういうものだね。それで主要なメディアで反響が巻き起こった。それからオリンピックが「勃発」して。僕らはブラジルでポケモンGOを立ち上げて、いうまでもなくオリンピックが始まってて。そしてすべての圧縮サイクルが発生した。それが公共スペースでの問題を引き起こし、つまりはAR体験と公共スペースの混在を意味した。大勢のユーザーが僕らを驚かせたよ、群衆が公園や公共スペースに姿を見せてね。僕らはその数が大きすぎると捉えてて、少しばかり改善する試みを行なっているところだよ。
KS:または活用をね。
IF:ある人々は注意を払って、一方の人々はそうではない、というように、この二面性、例えばホロコースト博物館が声明したような「おい、やめてくれないか、ここはポケモンをゲットする場所じゃない」あるいは(ポケモンGOとの)提携先や他の人々が言うような「喜んでポケストップを設置しますよ」。どうやって対処しているんでしょう、双方の人々と。他方はゲームから外してもらいたがってるし、もしあなた方がそうするならね、ポケストップにすらなりたくないと。同じようにビジネス的興味もある。あなた方はマクドナルドと大きな契約を交わしましたよね。でも誰でも、小さなコーヒーショップのオーナーでさえあなた方のドアを叩くんじゃないかと確信してるんですが。
KS:「これは全部私の寝室で起こったことで、君がちょうど知ってるようにね、でも僕には分からないよ。ここには何頭かの動物もいるし・・・」
JH:君も知っての通り、これは史跡だよ。Nianticの原点を確かに思い出して欲しいんだけど、ポケストップとジムがそこに位置している意味も正確に理解してね。僕が言ったように、それらの多くはField Tripから移植されたものだ。史跡マーカーはデータセットの一種で、僕らがこれらのものを位置づけするために使っていたんだけど。Ingressの為にこれを使うとなったとき、僕らは公共において興味を惹く場所としてこのセットを拡張できないかと考えた。ヴィジュアル的な示唆や、プレイヤーが集まるのに安全な場所ですよ、みたいにね。そしてこれをクラウドソース化した。Ingressのプレイヤーたちは、地元で評判の観光名所なんかをそこに投稿出来るんだ。それは公園の彫像だったり、歴史的な発祥の地だったり、博物館みたいな場所だったり。それは独自の地場産業になり得る。Ingressのデータセットは3年に渡って追加されたり更新されたりしたよ。そしてその一部がポケモンGOに入力されたというわけだ。でも、文化的に興味深いものである町やコミュニティの場所を訪問する人々を奨励する目的があったんだよ。単純に訪れるのが楽しい場所だったり、クールな観光名所や、隠されたジムみたいな。マーク・トウェインが公園の角地に住まいを建てたという銘板が僕の居住地近くにあるけど、それってIngressのポータルでもあるんだ。人々を、近隣の小さいけれど興味深い場所へ連れて行くというような・・・
KS:そして同時に歩くことでもある。私の子供たちも順位入りを目指してるし。ホテルまでの道のり全部を長いこと歩いたから。私は「いいよ、行きなさい」って。
JH:ポケモンのタマゴを孵せるね。
こう言った場所がIngressに入力されて、それがポケモンGOに移植された。僕らはIngressでは限られた数のスポンサーしか持っていなかったけど、ポケモンGOでは日本のマクドナルドと提携したんだ。ゲームの一部として加えて、それを試している。提携することによって、例えばアプリ内購入の収益を補完するものとして、僕らを課金に積極的でない状態に出来るんじゃないかとね。慎重に探っているところだよ。僕らは商業的な場所をあまり多くは望んでいないんだ。なぜならオリジナルの精神は、外に出て、こういった興味深い場所を発見して・・・
KS:GoogleMapの方もそうしてはいないと。でも一方では「やってないをやってる」でしょ。あなたも知っての通り、Mapquestは広告だらけだった。
JH:それは本当だね。もし僕らがGoogleから何か一つ学んだとすれば、広告に光を当てよ、だね。
IF:それから、郊外についてはどうですか?このゲームは本当に大人気で、私はサンフランシスコでプレイしたんですが、住んでいるところでね。でもマイアミに出かけたとき、あそこも素晴らしい場所だけど、両親を訪ねた時に、彼らはそこから北に一時間半の場所に住んでいて、そこは不毛の地だった。思ったんですが、みんなのためにポケストップを追加する以外に、山ほどの「お香」や「ルアー」を購入することに勝る方法ってあるのか?ってね。
JH:君のご両親が住んでいるところでプレイしてみた?
IF:う〜ん。
JH:それは興味深いね。なぜって僕はテキサス西部の小さな町で育ったんだけど、IngressとポケモンGOの目標とするところは、サンフランシスコみたいな人口の密集した都会でゲームをより面白く、遊びやすくすることだったんだけど、それは小さな町でも同じだったんだよ。僕らは図書館を使ったり・・・
IF:たくさんの教会があって・・・
JH:博物館、教会、壁画、こういった認証された位置情報がIngressの中にはあって、最初に投稿されたものだ。目標は小さな町でもプレイ可能にするためで、僕はアメリカじゅう山ほどの小さな町でプレイしてきた、Ingressのイベントで向かってね。ポケモンGOもそうなるだろうし、あらゆる場所で、とはならないだろうけど、僕らは適応させようと努力しているところだよ。
今現在、位置情報の新規登録申請は受け付けてないんだ。一年も前に止めてしまってるんだが、なぜかというと、1500万に達する申請を僕らは抱えてて、(既に)極めて合理的な範囲をカバーしていると考えてるからだよ。でも、これらの保存された申請情報をポケモンGOの新しいマーカーとして浸透させるべく決めたんだ。僕はこうしたポケストップ登録のリクエストがブラジルまで到達する場所のプレイヤーたちからやってきているのを観察しているよ。ほど近いアマゾンや、ほかの町でもね。これらは今やゲーム可能な場所になるんだ、保存された位置情報を僕らが開示するならね。












