この画像は、IBM米国本社のTwitterアカウントのTweetです。
『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』のアメリカでの上映開始を期しての投稿でした。このツイートからリンクしているのは、僕が先月書いたブログの英語版。英語版は提出した翻訳から、かなり変化しているのだけど、まあ、それは気にしないことにしました。
アメリカでは、日本のような大規模上映ではないので、どのような結果が出るかはわかりません。でも、個人的には「今度こそ、やりきった」というのが偽らざる本音です。(実は、既に2回、「やりきった」と思っているので…)
原点は、昨年、日本IBMのクラウド事業とブランド・システムが実施した『ソードアート・オンライン ザ・ビギニング Sponsored by IBM』。このプロジェクトがなければ、今回、『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』のプロジェクトに、僕が参加することもなかったでしょう。なぜならば、ザ・ビギニングのプロジェクトで、ソードアート・オンライン原作者である川原礫先生が日本IBM本社に来社した際に、IBM z Systemsをご覧になったことがきっかけだからです。
その結果、映画に登場するメインフレームのモチーフとして、IBM z Systemsの最上位機種であるIBM z13が採用され、ソーシャルメディアでの活動を行うことが決まりました。
株式会社KADOKAWA ご担当者 の協力のもと、2月3日にソードアート・オンラインの原作者である川原先生のコメントを受領して、2月6日に日本IBMのソーシャルメディア・チームとして展開案を提出し、具体化を開始しました。
ブログの執筆を完了したのは、2月10日。マーケティング的な小細工は弄さずに、モチーフとなったサーバーと川原先生のコメントを紹介し、社会を支えるインフラとしてのメインフレームは実は身近であることだけを訴求しました。
もちろん、書こうと思えばいくらでもIBM z Systemsの先進機能の話を書けます。でも、書きませんでした。
実際の製品を知らずに「レガシー」「オワコン」と揶揄されがちなIBM z Systemsが、実は、ゲームの世界を支えているソードアート・オンラインのメインフレームと同じく、現実の我々の社会を支えていることを認識してもらうことに、 信念をもって、徹したのです。(映画公開後に投稿された様々なツイートの中に、僕の意図を汲んでいただけたかのようなツイートも数件あり、達成感を感じることができました)
そして、ソーシャルメディア・チームと、 事前に段取りを打ち合わせて、映画公開の当日に臨みました。映画の公開日は2月18日、土曜日。まず、ブログを早めに公開しました。そして、TwitterとFacebookについては手動で10時に投稿を行いました。(TweetDeckからの予約投稿で、画像2つ添付が不可とは思いませんでした)ちょうど、所用で外出しておりモバイルからの投稿であったため、手間取りましたが無事に済んでホッとしたのを(先月の出来事ではありますが)懐かしく思い出します。
映画の公式ハッシュタグを用いたので、それ相応の反応はあると、期待していましたが、結果は、想像を超えるものでした。
ソードアート・オンラインの公式Twitterアカウント、電撃文庫の公式Twitterアカウント、伊藤監督のTwitterアカウントがリツイート及び引用リツイートをしてくださったおかげで、ものすごい数のリツイートが発生しました。さらに、ITmediaが記事化してくださったおかげで、新たなリツイート、そして、Smart News利用者などへのアピールも実現しました。そして、この時点で最初の「やりきった」を感じています。
せっかくだから、と、ソードアート・オンラインのファンの皆様に喜んでいただけそうな投稿を心がけ、モチーフとなったサーバールームで、サーバー管理者たちと試行錯誤しながら、様々な写真を撮影して投稿しました。それこそ、映画の場面を意識した以下のようなアングルの写真を。(これは、「奥の方に"誰か"が現れる」場面を意識したアングルです)
もちろん、写真ばかりでは意味がありませんので、Twitterの投稿を見ていて気づいたコメントー「たった1台ということに驚いた」「2年間停止しなかったサーバ」ーなどをふまえ、 ソードアート・オンラインの メインフレームとIBM z Systemsの共通要素を、z Systemsを前提に整理したブログも執筆しました。この記事で、やっと、先進的な機能に言及をしています。
予定外だったのは、内閣官房内閣サイバーセキュリティセンター主催、独立行政法人情報処理推進機構共催のイベント「サイバー攻撃を目撃せよ!2017」。への出展。
主催者側ご担当者様から 実機の静態展示を (軽く)依頼され、バナーならば、と返信したところ、それで確定してしまいました。その後は、粛々とご担当者様の指示に従い、ハレパネを調達して映画の1シーンをバナーに貼ったりして、最終的にはこうなりました。
ある意味、会社の概念におけるイベントとは異なるため、このバナーの展示は腹をくくって一人で搬入、設置、撤収、搬出まで行うことにしました。当日は、過去のイベントなどで使用して保持しておいたポロシャツやTシャツを着用することで、それっぽくしました。
実は、正直なところ、バナー展示は、空振りになることも覚悟していたんです。でも、本来の展示とデモンストレーションであるビギニングの写真撮影後に、zのバナーを多くの方に撮影していただけました。さらに、その写真をTwitterに投稿してくださる方もいらっしゃいました。IT業界の方々と会話する機会もありましたし、上述した記事を書いたITmediaの記者さんにも会うことができました。
なんというか、色々な歯車が、回るときには、うまく回るものだな、と実感しました。二度目の「やりきった」を感じていたのは言うまでもありません。
そして、ついに、冒頭のIBM米国本社からのTwitter投稿が実現。他にも米国本社のIBM z Systemsの公式アカウントからもFacebook、Twitterなどへの投稿も実現しています。三度目の、そして、本当に、今度こそ「やりきった」と思っています。
もちろん、まだ、これからも何かしらのことは、いくつか起きるでしょう。でも、起点となった昨年のマーケティング活動や、様々な人たちの助け抜きでは成しえなかったことですが、ある側面においては個人技で対応してきた活動は、そろそろ終われるのかな、と思っています。