Australian Wine Tasting Tokyo 2024 Seminar @Andaz Tokyo
9月10日、東京虎ノ門のアンダーズ東京52Fルーフトップスタジオで開催された、オーストラリアワインセミナーに参加。セミナー講師はメルボルン在住の廣瀬有季MSで、同日に3つのセミナーが行われ、私は一つ目「オーストラリアワイン:歴史・進化・革新」に出席しました。初回のゲストスピーカーはコンラッド東京エグゼクティヴ ソムリエの森本美雪氏。(ちなみに二つ目は森覚氏と小林誠治氏、三つ目は井黒卓氏という毎回豪華なゲストスピーカー)
冒頭ワイン・オーストラリア日本担当マネージャーのローズマリー・マクドナルド氏からご挨拶があり、レクチャースタート。1832年にジェームズ・バズビーが680本のワイン醸造用ブドウの挿し木を海外で入手し、オーストラリアで栽培したことがオーストラリアワインの礎となり、1900年代は英国への輸出用酒精強化ワインが発展、1970年からは再びスティルワインが発達。2000年代にはコルクからスクリューキャップへと革新し、有機やビオディナミ農法を導入する農家が増加、Minimal interventionの潮流が現在へと繋がっているそうです。
現在、オーストラリアでは100以上のブドウ品種が栽培され、広い国土の地理的多様性を生かして、65のワイン産地(Geographical indications)が存在。
今回の試飲は6種で、どれも発見と驚きがあるワインでした。
Tyrrell’s Vat1 Hunter Semillon 2017/ New South Wales
Tahbilk Old Vines Cabernet Shiraz 2017/ Nagambie Lakes
Paringa Estate Pinot Noir 2018/ Mornington Peninsula
Shaw + Smith M3 Chardonnay 2023/ Adelaide Hills
L.A.S.Vino Dynamic Blend Chenin Blanc 2023/ Margaret River
Topper’s Mountain Wines Barrel Ferment Gewurztraminer 2017/ New England Australia
そして、この最後のワインの生産者Mark氏が登場。木樽発酵、フレンチ樽で4カ月熟成という彼の造ったゲヴェルツは、ブドウ本来の特徴を保ちつつ、樽の効果と見事に融合して、想像を超えるでもどこか懐かしいようなワインでした。彼の畑は2019年に熱波に襲われてその95%を損失したという、自然との戦いそして共存はブドウ栽培という農業の大変さを改めて想起させられました。