もはや何時以来の参加かすら思い出せずにいた。
元々は平田クリテリウムと開催され、そして今もクリテリウムとして開催されている、そう平田クリテリウムの話である 精力的活動連盟で名を馳せている「岐阜自転車競技連盟」による主催の定例レース形式練習会と言ったところでしょうか。 ええそうです、平田クリテの、あの平田クリテリウムです。 そろそろゲシュタルト崩壊してませんか、平田クリテリウム。
平田クリテリウム第4戦でした。
その昔、毎月参戦していたもの、シクロクロスに注力しだしてからというもの理由もなくその名の通り脚が遠のいていましたが、昨年のロード成分不足気味のまま参戦したスズカロード5ステージでの成績から、同じ轍は踏まないと奮起し今年は春先からロードバイクにてレースに参加しようと思った次第である。 私事ながら青雲の志である。 そんな時に便利だなぁと思うのが東海圏でのレースの多さだ。
※過去最高メンバーで臨んだ昨年の5ステージ、リザルトも過去最高でしたが自身としてはボロボロの内容だった。
他地域が少ないとかは一切思わないのだが(堺浜クリテや大磯クリテ、今もやってるのかなCSCクリテリウムシリーズ …など)やはり定期戦が地元で3シリーズもやっていることは幸せである。 平田クリテリウムにAACA(何の略だっけ?)そしてリトルワールドサイクルミーティングである。 ことリトルワールドに至っては隔月開催だが、レース中に世界一周が出来てしまうという副次的効果があり、最上級クラスのエキスパートに至っては世界15周も出来てしまうというお得感にあふれている。 言っている意味が分からない方はリトルワールドでググってみてください。 ドイツカーブに気をつけろ。
閑話休題
平田クリテだが過去出走を調べてみると最後の出走は4年ほど前、現NIPPOの中根君がゲスト参加したC1でボコボコにされたのも遠き日の思い出である。 そんな久々な平田クリテに前述の理由で出走しようと思い、月曜21時にPCの前でエントリー峠を越えるべくメールアドレスまで事前にコピーしておいて構える。 が、しかし今のエントリーシステムは事前登録制になっており、選手番号入れるだけで出来てしまうのね、進化してました平田クリテ。 悩みに悩んでキャップカバー不要なスタイリッシュC1へエントリーしたものの、クロスとは走り方も自転車も全く違うので不安しかなくスタート直前までC1で良かったかしら、C2の方が身の丈に合ってるんではなかろうかと不安のまま迎えたレース当日。 さもシクロクロスに行くような足取りで会場に向かうが、クロスに比べて機材が少ないのでスカスカの車内を見渡しては「忘れ物があるのではなかろうか」と不安が募るばかり。
今回から約3年乗り続けたBlockhaus67から2019イヤーモデルのBlockhaus67での初レース。 クリテリウム向きなハイエンドマテリアル”アルミニウム”モデルであるこのバイクでの初陣ですが、基本フレーム構成は変わらずジオメトリーも同じなのでポジションや走り方に対しての不安は一切なし。 機材に妥協なし、不安は己のフィジカルである。
はてさて会場につけばいつもの雰囲気で「嗚呼、平田ってこんな感じだったな」と思い出すことばかり。 いつの間にかプロにメガ進化していた殺気ぃーことサッキーや、クロスで大躍進の恩ちゃんなど若い選手が会場を埋め尽くしている雰囲気はとてもよかったです。
そして今回自主映画を撮影しているらしく、パープルのスキニーパンツ、チェックのネルシャツの上にピチピチTシャツを着ている役者さんがとても目を引く。 さらにサイクルジャージに着替えたと思いきや懐かしのTモバイル(ウルリッヒモデル)のジャージに競輪選手も真っ青なショート丈のレーパンを召されておりまして、なんともアバンギャルド。 あの服は衣装さんが用意したのだろうか…。 幸いなことに、撮影スタッフがゾンビ化し暴れまわるような「ペダルを止めるな」的な行動がなかったのが残念でした。
そんな中、アップの仕方も忘れる醜態の私に場所を提供いただいたCLTハッチさんのスペースを間借りして準備をする。 C1は相変わらずの満員御礼みたいで、ロードらしいぼんやりとしたスタート後も刹那、ピリッとした空気に代わり場所取り激しくレースは進んでいく。
この平田クリテ初聴の方のために説明すると、河川敷にあるコースはいたってシンプル単純明快、平易かつ簡単明瞭で1周約2kmで長方形型のレイアウト。 故にコーナーはすべて直角という漢卍角度仕様となっており、土手側・川側ストレートからのコーナーは非常に狭く、車両は2台並んではいるのがやっとの幅員しかない。 そこに飛び込む直前のストレートエンドではNASCARばりの並走で3ワイド4ワイドが当たり前という、非常に殺伐としたライン争いも見どころであり一見の価値あり(多分)
実際にレースが始まり噂には聞いていたが、最近のC1は以前にも増して前に前にという動きが強く、参加者レベルの向上をヒシヒシと感じる。 集団内でドラフティングに入っているだけではズルズルと下がってしまい、気が付けば最後尾なんてことばかり。 そう!今自分は試されているのだ。
集団前々で展開しないと前述のコーナーからの立ち上がりでフルガスダンシングインターバルを強要されるので、もぅねそんな練習していない小生には筆舌に尽くしがたい地獄の幕開けですよ。
集団から千切れないようにもがく度にC2で序盤から集団に振り落とされた”こっこ”a.k.a高田氏の悲壮感が頭をよぎる。 イヤだ、あんな風にはなりたくない!
そんな思いを胸に、集団後方で千切れないようにひたすらもがいている自分のおぞましい姿が散見されていたことだろう。 これを見て今回平田に嫁が来ていたらと思うに「過去の栄光にすがった出来損ない!!」と"冷たい段ボール事件"の再現を期待させるのは火を見るより明らか。
さすが集団先頭でドンパチやっている選手たち、俺達の出来ない事を平然とやってのける、そこに痺れる憧れるゥゥゥ!
何周回目かもわからぬままインターバルマシンと化した自分は息も絶え絶えに、どパンチが効いたアタックが無かったため逃げ集団こそ成立しなかったが、そのおかげで集団ゴールとなりました。 えっ、順位ですか?よくわかりませんが平田なので良いんです。
ん?平均速度が44km/h?おぉう、そりゃねぇ…しんどいわな。
ただ集団に居ただけで何もできなかったが、今回のテーマである「集団内での立ち振る舞いを思い出す」と「レース感を取り戻す」は多少達成できたのかなと。 集団での走り方なんかは平田クリテのような場でしか練習出来ないので非常に有意義であり、一緒に走った選手も皆上手く走っていて怖い思いをすることはあまりなかったです。
また来月も都合をつけて平田にAACAに世界15周にと、夏のスズカまでロード慣れをしていこうと思うばかりで。
一緒に走ってくれた選手の皆さん、安定の素晴らしい運営が光る岐阜車連の方々、本当にありがとうございました。
Photo M_Kanegon & M.HATTORI & Tomoya_Saito Thanks to all.

















