ヴァンパイアの新婚旅行
長文のわりに情報量に乏しい、これといった見どころがない――と一部マニアに大好評のヴァンパイア日記。膨大な量のSSを溜め込んでしまったので、記憶が確かなうちにプレイログをまとめることにした。取り留めのない日常を綴るだけの冗長な記事だが、寛大な心でご覧いただけると幸いである。
また、今後はこの世帯に関する投稿に #Lyle and Tracy のタグをつけることにした。ご興味があればお読みくだされ。
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2年半もの長い春を終え、ようやく結婚にこぎつけたライルとトレイシー。
新婚さんなのでいちゃいちゃしたがる二人だが、彼らにはすべきことが山ほどあった。 甘い生活どころかアスリートの合宿レベルにハードな日々の幕開けである。
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朝。ライルが「スキル上昇」のムードドリンクを作り、トレイシーと一緒にそれを飲む。
その後、二人そろって裏庭の畑で野良仕事。彼らの急務は「高品質の作物を量産できるようになること」であり、その過程でガーデニングスキルを極めることでもある。
いつか自宅でバーを開業するのがこの世帯の目標なのだ。良いフルーツやハーブが大量にあれば、ライルは質の高いカクテルを作れるし、トレイシーは美味しい食事を作れる。そんな将来への第一歩として、当面この夫婦は農民生活を送ることになった。
畑仕事のあとはそれぞれのスキルを磨く。
ライルは器用さスキルを、トレイシーは料理スキルを中心に黙々と作業してもらう。
週に2回程度、ライルはヴァンパイアラウンジで働く。
ライルは元々このヴァンパイアラウンジのバーテンダーNPCとして自動生成されたシムで、誕生時点でカクテルスキル (Mixology) がMAXであった。その持って生まれた技術をさらに伸ばして最強のバーテンダーになるべく、彼はカクテルのスキルチャレンジの全クリアを目指しているのだ。大量にカクテルを作りまくり、店で客にドリンクを提供しまくり、店の人気メニューを覚えまくる。かなりハードなチャレンジだが、是非クリアしたい。
ちなみにトレイシーもこのラウンジのピアニストNPCとして誕生したため、ピアノスキルが初めからMAX。生活が整ったら、彼女にはピアノのスキルチャレンジをコンプリートしてもらう予定である。
次回、このヴァンパイアラウンジについて詳しく綴ろうと思っている。
夜。トレイシーの寝息を聞きながらライルがスキルブックを読む。 朝6時まではヴァンパイアのスキル習得速度が2倍近くにUPするので、その時間帯に敢えて畑仕事を始めることもある。
そして次の朝が来る。――二人の生活サイクルは毎日おおむねこんな感じ。
うん、ライルが全く眠らない。 彼は体力もそれ以外のゲージもほとんど減少せず、4〜5日に一度しかベッドに入らないのだ (*ウフフ時を除く)。詳しくは次回に述べるとして、筆者はこうしたライルの異常さを含む二つの重要事項を見落としたままこの世帯のプレイを始めており、この時点ではまだそのミスに気づいていない。ヴァンパイアすげえなって勘違いしてた。
その結果〝眠らない男〟ライルは超人ぶりを遺憾なく発揮し、農作業と各種スキル上げに精を出すのであった。
日々の苦労が報われ、ライルのガーデニングスキルがようやくLv.10に到達。
この時を待っていた。先述のとおりスキルUPは大切だが「生涯の幸福ポイント」も稼ぎたかったのだ。 彼にはどうしても手に入れねばならない「生涯の報酬」があったからである。
これ。
SNで実装されたこの報酬のおかげでライルは不死身となった。もはや彼は日光によるダメージを受けないし老化もしない。筆者のワールドは時間経過をOFFに設定しているから老いる心配はないが、日中の屋外で堂々と過ごせるようになったのは実にありがたい。30,000pts以上の価値がある良い報酬だと思う。
……ただ一点を除いては。
なにこれすごい光る。
ゴミを捨てる時も郵便ポストを見に行く時もキラキラ。屋外に出ると体からエフェクト(光と音)を発するようになってしまった。かなりウザい。しかも今後は太陽の下にいるとプラスのムードレットがつくのだ。身も心も輝いちゃう。このエフェクトを解除するMODもすでに探し当てているのだが、筆者が飽きるまで現状維持でいくことにした。
そして、この報酬を欲したのにはもう一つの理由がある。
このカップルを新婚旅行に行かせたいのだ。旅先ではヴァンパイアがすぐに屋内に避難できない場面に遭遇するかもしれない。そう思ってこの報酬を獲得してから旅に出ようと決めていた。
ちなみに筆者にとって初の海外旅行である。いつかWAの旅行を満喫しようと考えていたため、ずっとアドベンチャー関連の情報を遠ざけてきた。初見のワクワク感を大事にしたかったのだ。しかし当然のことながら、他のプレイヤーさん方のプレイログを拝見するうち蓄積されていく情報もある。それらだけを頼りに新婚さんの冒険が始まるのであった。ああそうさ。筆者は「レッスン」を読まないタイプだよ。
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というわけで、早速フランスに到着。 旅先にここを選んだのは「ライルの母親の故郷」という設定による。3つの国を3つの世帯にそれぞれ分担してもらおうと考えており、そんな設定ゆえに彼らを「フランス担当の冒険者」に選んだ。
この地において、筆者は二人に以下のミッションを課した。
フランス産のブドウを全種入手する(カクテルの材料にしたい)
ネクタースキルを学ぶ(趣味として楽しむ程度に)
フランス限定の料理レシピを入手する(トレイシーの役目)
ビザレベルを上げて別荘を構える
おそらくものすごくスタンダードな目標なんだろうが、この4つである。さしあたっての本命は1。ついでに2と3に着手できそうだし、その過程で4への道も拓けるだろう。さあ、がんばるどー。
まずはショッピング。3日間しか滞在できないから、旅行用品やらレシピ本やらを先にまとめて買っておくことにした。 ご主人のエフェクトのせいでフランスの瀟洒な街並みが台無しになっているが気にしない。
ところでこちら。 ▼
店の外壁からにゅっと生えているドラゴン。 これはきっとガーゴイルを模しているのだと思う。ガーゴイルとはヨーロッパ各地に見られる怪物の彫像のことだが、本来は雨どいの装飾として据え付けられた異形の像を指すそうだ。その恐ろしい姿は近づいてくる魔物どもを威嚇するためのもので、つまり彼らは家の守り神。沖縄のシーサーにも通じる「愛すべきクリーチャー」なのだ。(ちなみに、ライルとトレイシーの家の庭にも同じく〝魔除け〟として一対のガーゴイルが据えてある。)これ実にいいなぁ。いつか真似したい。
さらには雑貨屋の店頭ディスプレイも素晴らしい。(筆者ホイホイ的な意味で) シャン・レ・シム、最高だぜ。
二人で手分けして買い物をしたのち、ネクタリーに移動。 ここでもネクターのスキルブックやネクター製造機を購入。旅行ってお金かかるなぁ。
ネクタリーの地下室に井戸があったので、ライルがあの有名なスタイルでダイブ。
すると、井戸の底でネクターを拾った。そうかそうか、こうやってお宝を獲得できるのだな。 二日目からアドベンチャーも引き受けよう。ぜひ換金性の高い品々を手に入れたい。
その後は無茶にスケジュールを詰め込まず、博物館にて観光。 購入モードで買える家具に喜ぶ彼らを見て目頭が熱くなる。EAに気を遣って盛り上げてくれてるんだな、きっと。
そうやって二人が名所を散策する間、筆者はマップビューから舐め回すようにワールド中の作物を観察。フィールド上にブドウが生えていないかを探していたのである。
やがて、目的のものを発見。
ついさっきまでいたネクタリーの敷地内にブドウ畑があった。節穴か。戻れ戻れ。
この畑で3種類のブドウを手に入れた。
3種ともにレアリティは低いものの、ガーデニングスキルLv.7のトレイシーはこれらに触れることができず、ライルが一人で収穫。よし、順調に農民化が進んでいるな。
手持ち無沙汰なトレイシーが「発掘」に挑む。 これ地味なわりに楽しいなぁ。いろんな物が出てきてワクワクする。今後、発掘だけのために渡仏するのもおもしろそうだ。「遺物」が何なのかよくわからないけれど、せっかくだから頂戴しておこう。
拾ったばかりの「古代のコイン」を持って「特別な商人」を訪ねた。 ふむふむ……今は何も買えないが、ビザレベルを上げてもっとコインを稼げばブドウも手に入るのか。先ほど拾った分とこのリストを照合すると、フランス産のブドウは全部で6種類のようである。
しかし「店で買うしか入手手段がない作物」というのは妙だ。 Sims3では「死の花」や「生命の植物」といった架空の稀少な植物ですらフィールド上に存在しているのに、ブドウをポイントで買うというのは不自然に感じる。しかもこのリストには先ほど拾ったブドウも含まれている。つまり、残りの3種もフランスのどこかに自生していると考えるべきだろう。
わりと長時間ワールド中を観察したのに、あの3種しか見つけられなかったんだよなぁ。もっとくまなく探せということか。でもライルとトレイシーには新婚旅行の記念としてアドベンチャーにも挑んでほしい。滞在時間が足りないからブドウの探索は次回の課題として持ち越そう。
そんなこんなで夜。 二人の体力が尽きかけたタイミングでベースキャンプに帰還。翌日に備えてそれぞれアドベンチャーを引き受けておいた。ふむ……世帯全員で同じ依頼を受けることはできないのか。不便じゃね?
ところで、この夫婦が一緒に眠る姿を見るのはこれが2度目だった気がする。
フランスに到着してから、筆者は上述の「ライルの異常さ」に気づき始めていた。なぜなら、フランスではライルの欲求ゲージの動きが通常のシムとほとんど同じになるからだ。体力もそれ以外の項目も時間経過や行動によってどんどん増減する。もちろん、この旅先での状態がシムとして正常なのだ。しかし筆者は「いつもと違う=旅先では様子がおかしくなる」と普段を基準に考えてしまい、対応が遅れるのであった。
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二日目の朝。
まずは簡単そうなライルのアドベンチャーを試すことに。ネクター関連のクエストなので、スキルも上げられそうだ。指示に従いネクタリーにブドウを10個届けた。うんまぁ、昨日そこの畑から盗んだブドウだけどな。
続いてネクターを作るよう指示され、初めてのブドウ踏みにトライ。ネクタースキルを獲得するとともにさらなる指示が出た。なるほど、こうやってクエストが連鎖していくのだな。ちなみにブドウを踏む際に彼が「うひょひょ」だの「ぐふふ」だの妙な笑い声を発していたが聞こえないふりをした。
二人分のクエストを並行で消化するのは不可能と判断し、この日はライルのクエストに集中することに。ネクター作りの合間にトレイシーのクエストを少しだけ進めておいた。しかし、彼女はこの日ほとんどネクターを飲んでいただけ。ずっと待ちぼうけを食らってしまった。それなりに楽しく過ごしていたようだが、申し訳ない気持ちになった。ごめんよ。
ライルのクエストは「良質以上の品質のネクターを作れ」という指示が出たところで中断した。スキルがまだLv.1だしネクターが作れる量の自作フルーツを持参していないので、挑んでも無駄に終わる予感がしたのだ。すでに二日目の夜になっていて時間切れでもあった。こちらも焦らず次回の旅行に持ち越そう。
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最終日の朝。
トレイシーのアドベンチャーに挑むべく「ケルトの遺跡」にやってきた。
地下のダンジョンで瓦礫を撤去するライル。そういえばスポーツスキルがまだ0だった。 スキルが高ければ、こういう作業のスピードが上がったり体力の減退率を抑えられたりするのかな。
あと、なんでEAは天井を塗らないのかな。驚きの白さ。公式がムードをぶち壊していくスタイル。
で、旦那さんは重労働を請け負って男らしさをアピールするものの……
奥さんがまったく見てくれない。一人遊びに夢中。報われない努力。
その後、さらに地下深くまで潜って全クエストをクリア。 二人だと探索を手分けできてスムーズだった。また他のアドベンチャーに挑みたいなぁ。
時間が余ったので、最後に二人が初日からずっと行きたがっていたカフェに赴く。 ヴァンパイアのライルが普通の食事を摂ったところで何の欲求も満たされないけれど、まぁ旅の思い出として。
カフェの店先でラブラブチュッチュしたあと、電話からサービスを呼び出して家に帰ることに。 ビザレベルはあともう少しのところでLv.1に届かなかったが、充実した新婚旅行であった。
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帰宅後、すぐに自宅区画の拡張工事に取り掛かる。
区画面積を元の幅20x奥行25から20x30に広げた。生活動線を補強することと裏庭の畑を広くすることを目的に奥行きを5マス増やしたのである。さらには地下にネクター蔵を新設。家屋の外観はやや変わってしまったものの、シムたちがより暮らしやすくなり満足している。
リニューアルされた新居で初めに気づいた変化は、
ライルの考え込む地点が少し奥にずれたことであった。以前は玄関ドア周辺のとても邪魔な場所にしょっちゅう座り込んでいたのだ。少々迷ったが、やはり家屋も拡張して正解だったなぁ。うんうん。
さて。 工事が完了してからさっそく彼らに指示したことが二つある。
一つはもちろん、持ち帰ったブドウを育て始めること。これ大事。
そして、もう一つ。
血清フルーツ (Plasma fruits) で料理を作ること。
ヴァンパイアのあのジュースをすするだけの食事シーンはよろしくない。味気ない。旅先のカフェで夫婦を眺めていてしみじみそう感じた。
それと同時に思い出したのだ。トレイシーが収穫したブドウを所持品に入れていた時に「ブドウのパンケーキ」を作ったことを。同じ要領で血清フルーツを使えばヴァンパイア用の料理が作れるのではなかろうか。そう考えて試したところ、期待どおりの一皿が出来上がった。
すぐさまライルに食べるよう指示。
ゲージが上がった……!! やった!!
はっきり言って、ライルとトレイシーの新婚生活の中で最もうれしかった出来事はこれである。筆者は本格的な農家プレイが初めてで作物を所持する習慣のあるシムが少ないため、この仕様をすっかり忘れていたのだ。また、LNの屋台にヴァンパイア向けの食事メニュー(血清フルーツのスープ?)があったことをこの記事の編集中に思い出した。EAはあらかじめヒントを授けてくれていたんだな。
フルーツを使うメニューとなると軽食やデザートが中心なんだろうか。 この世帯は血清フルーツとハーブをガーデニングの肥料に用いている。幸い彼らは裕福なので、栽培効率の良くない血清フルーツを今までほぼ購入品で賄っていた。でもこれからは高品質の血清フルーツを本気で育てよう。ライルにも美味いものをたくさん食わせてやりたい。
うれしいなぁ。楽しいなぁ。
食事を終えたライルが得意げなカメラ目線を送ってきた。そうかそうか、君もハッピーでなにより。
ただし、人間(普通のシム)は血清フルーツを食べられない。
後日、血清フルーツ入りのフルーツパイ (Cobbler) を二人が一緒に食べたところ、トレイシーは2時間後トイレに駆け込んで吐いた。人間の体はこのフルーツを受け付けないということらしい。だからこの夫婦が同じ料理を食すことはできない。しかし、彼らが一緒にテーブルに着けるだけでも大進歩だ。
素朴な疑問。 トレイシーはそんなつらい目にあってなお、なぜか彼女自身の意思で血清フルーツ入りの料理を食べる。当然その後に吐く。冷蔵庫に他の食事(品質が良く腐っていない食事)も入っているにもかかわらず。彼女は愛するライルのためにこのフルーツに慣れようとしているのか、はたまたちょっとアホの子なのか……。後者のような気がするがまだ答えは出ていない。
新たな世帯でプレイし始めるたびに新たな発見がある。このヴァンパイアの食事の件もまた然り。そろそろプレイ歴4年になるというのに、まだ知らないことだらけの初心者プレイヤーだということを改めて自覚させられるエピソードであった。この調子だとSims3を遊び尽くすのにあと何年かかるだろうか? 果たしてそんな日は訪れるのだろうか?
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そんな世紀の大発見から数日後 (3〜4日後?)、二人にそろって同じ願望が出現した。
ついにおいでなすったか……。 この願望、実は旅行中にも出していたため2度目である。しかし帰宅後の区画工事のために引っ越しをしたことで願望が消え去ってしまったのだ。もちろん二人ともセットし直しておいた。
そう、GENのファミリー要素=出産と育児を体験することもこの世帯の大きな目標の一つなのだ。ヴァンパイアと人間のハーフってどうなるの?と興味津々ではあるのだが、今は自宅バーの開業に向けて全力を注ぎたい。子育てはそのあとに取り組もう。筆者にもうちょっと時間をおくれ。
そこへ続けて新たな問題が勃発する。
金がない。
世帯の所持金がスターター未満の金額に激減。旅行前は§70,000くらいあったはずなのに……あれれー??
この世帯、日々の買い物(血清フルーツの大量購入など)で§1,000とか普通に遣うし、旅先で大枚叩いたし、家を増築したし、そのくせ自営業の「園芸家」はまだ軌道に乗っていない。支出ばかりでまともな収入がないのだ。知らぬ間にかなり散財してしまったんだな……。
以下、この世帯の所持金に関する余談。(読まなくてもOK)
ではなぜ先ほど「裕福」と記したかというと、独身時代のライルがかなり稼いでいたからである。筆者はRegisterでNPCたちに給料を支払う設定を施している。バーテンダーNPCとしてヴァンパイアラウンジに長く勤めたライルは、初めて操作世帯に切り替えた時点で約§80,000もの資金を持っていたのだ。
一方のトレイシーは、同じラウンジのピアニストNPCだったわりに世帯合流時の所持金は§30,000ほど。大分少ない。これは彼女が「ピアニストなのにピアノを弾かない」という盛大な不具合を起こしており、役割をまっとうできずにいた期間は無給だったからだと推察する。その不具合の解消後からNPC状態を解除するまでの給料しか上乗せされなかったようだ。
また、筆者は「完成した家を無料で居住シムに贈る」というこだわりを持っている。その理由は、建築に資金の制限がかかるのが嫌だからであり、そこに住むシムに対するエールでもあるからだ。頑張って生きろ、と。(チャレンジ要員として生まれたジミーちゃんだけは例外。彼はスタート時の資金から家を購入している。)入居して以降の調整にはもちろん世帯の所持金を使うが、原則的には無料なのだ。つまりやたら装飾の多いこの家を、二人はタダで手に入れている。
そんな経緯で金持ちだったカップルは今や資金が枯渇しかねないピンチに陥っていた。
うーむ……ネクター作りに手を出すのが早すぎたんだろうか……。 ネクター製造機、スキルブック、ネクター棚etc. たくさんの買い物をしたうえに地下室を作って……。趣味程度に嗜むつもりだったわりにかなりコストをかけてしまったなぁ。
というわけで、やむなく非常手段に訴えることにした。
彼らが同居し始めた直後、いつのまにかトレイシーがセレブに昇格していた。たしか「友達が多いから」とかそんな理由だった気がする。で、続けてライルも (おそらく同じ理由で) セレブLv.1となり、二人はいつもほぼ同時にセレブレベルを上げ、現在そろってLv.4になっていた。
セレブといえば贈り物の山。謎のメーカーから大量に届く高級家具や家電。リーサルウエポンとして温存していたこれらを一気に売却することにした。本当は別の機会に使いたかった方法だが仕方ない。
じゅういちまん。
§4万〜5万で売れればいいなぁと考えていたら、その倍以上の儲けになった。セレブすげえ。こんな高額になったのは初めて。二人が当面暮らしていくには十分な金額だし、今後彼らには超高価な買い物が待ち構えている。なのでセレブであり続けることが有効な金策になると確かめられてよかった。
ちなみに旅行で拾ったお宝の数々は売らずに保管している。換金すべきかコレクションすべきかをまだ決めかねているのだ。このまましばらく様子を見たい。
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目指すは2度目のフランス旅行。残り3種のブドウの収集。 だがその前に、もう少し準備を整えるとしよう。
* to be continued *












