mamezyou
memo
「はい、どなたですかあ」 間延びして開いたトビラ、ヒゲの男、下着 は、と短く息 「豊~~!」 「え、どなた…」 「開けなさい、いますぐ!すぐに!」
ゴミだらけ、足の踏み場もないのでは? 「あのお、ホントに…どなたですか…」 後ろで小さくなる大男 頭に血が上る、なんて情けない! 基本掃除業者に頼むから慣れてはいないが、それでもここで時間を過ごすのはたえない 二人で手分けして ちょこっと掃除
ホ、と息をつく。 まだましになった 「天王るりな」 席について名乗る 貴金属店のジェネラルマネージャーやってること、昔教えてもらっていたこと、もろもろ
過去 地元新聞にのっていたから知っている。少女の起こした傷害事件、すぐに閉じた先生の塾。 立派になってから姿を見せたいと思って行こう行こうと思って、あとのばしにしていた。 輝いた目で私を勇気づけてくれたあの人はどこにいったんだろう もっと早く来ていればよかったとも、来なきゃよかったともおもう。 「もういいんだよ」といったかんじのまめ 情けない
「こんな生き方、恥と知りなさい」 睨みつけていうるりなちゃんに「生きているのが恥だよ」ってかんじのまめ 「でも君だって、一人暮らしのおっさんの部屋にひとりではいってきて大層図太いとおもうけど」 なにされたって知らないよ、とタバコの灰が落ちる バチーン 頬と叩く、後ろだおれになるまめ その上に仁王立ち 「100万年早いのよ、アナタには」 首元つかむ 「立って、ちゃんと歩いてから大口叩きなさい」 自分が知っていた伊藤豊という男に、戻ってこいという
めちゃでかため息、じゃ・・・もうお会いすることもないとおもいますが・・・と送り出す 「では、ごきげんよう。」 また来週 ってかんじで唖然としたまめにドアをしめる









