翌朝、山田隆司は職員室のロッカーで自分のジャージの上着を取り出した瞬間、違和感を覚えた。
「……ん?」
濃紺のジャージに、微かに甘く大人びた香りが残っている。
それは、平川教頭がいつもつけている控えめな香水の匂いだった。
いぶし銀の髪に似合う、落ち着いたウッディノートにわずかなムスクが混じった香り。
山田の胸が、どくりと大きく鳴った。
(この匂い……教頭の……
どうして俺のジャージに……?)
昨夜、職員室に忘れていったジャージ。
平川教頭が一人で残っていた時間……。
山田の頭に、昨夜の光景がフラッシュバックする。
教頭がジャージに顔を埋め、深く息を吸い込みながら、自分のチンポを扱いていた姿。
山田の股間が、瞬時に熱くなった。
ズボンの中でチンポが急速に硬くなり、布地を押し上げる。
(教頭が……俺のジャージの匂いを……
嗅いで興奮して……自分のケツマンコに指を……
いや、ディルドを……)
山田はロッカーの扉に額を押しつけ、荒い息を吐いた。
勃起したチンポが痛いほど疼く。
(教頭の体……58歳とは思えない……
いぶし銀の髪の下の、固太りの体躯……
張りのある厚い胸板……重く垂れたデカ尻……
あの人が、俺の匂いに欲情して……一人で喘いでいたなんて……)
山田はコピー室に向かう廊下を歩きながら、必死に勃起を抑えようとした。
しかし、想像は止まらない。
平川教頭がジャージを股間に擦りつけ、低く喘ぎながら射精する姿。
銀髪が乱れ、威厳ある顔が快楽に歪む様子。
コピー室のドアを開けた瞬間、山田は息を飲んだ。
平川教頭が、コピー機の前に立っていた。
背中をこちらに向け、書類をセットしている。
いぶし銀の髪が朝の光に輝き、シャツの下に隠された固太りの体躯が、はっきりと浮かび上がっている。
特に、後ろ姿で強調される重く張りのあるお尻。
スラックスの生地がピッタリと食い込み、丸く盛り上がった尻肉のラインがくっきり見える。
(……あの香りだ……)
山田の鼻に、平川教頭の香水の匂いが微かに届いた。
昨夜、自分のジャージに染みついていたのと同じ香り。
コピー室は狭い。
平川教頭の後ろを通り過ぎるには、体を横に向けなければならない。
山田は息を潜め、横向きになってすれ違おうとした。
その瞬間——
勃起したチンポの先端が、ほんのわずかに、平川教頭の左の尻肉をなぞった。
「……っ!」
山田の体が硬直した。
柔らかく、しかし重い感触。
スラックスの薄い生地越しに感じる、教頭の尻肉の熱さと弾力。
一瞬だけだったが、確かにチンポの先が教頭のケツを掠めた。
平川教頭の背中が、わずかにピクリと動いた。
しかし、彼は何も言わなかった。
ただ、コピー機の画面を見つめたまま、静かに息を吐く。
山田は顔を真っ赤にし、慌てて自分のデスクに戻った。
心臓が激しく鳴っている。
ズボンの中のチンポは、痛いほど硬く勃起したままだった。
(……今……教頭のケツに……俺のチンポが……
触れた……
あの重くて熱い感触……
教頭は……気づいたのか……?
気づいていたとしたら……俺の勃起したチンポが……
教頭のケツをなぞったことを……)
山田はデスクに座り、書類を広げたふりをしながら、股間を押さえた。
昨夜、自分のジャージに平川教頭の香水が染みついていた理由。
そして今、教頭の尻肉に自分のチンポが触れてしまった事実。
二つが重なり合い、山田の頭の中を激しく掻き乱す。
(教頭……あなたは……俺のジャージで何をしていた?
俺は……あなたのケツの感触を……忘れられなくなりそうだ……
この欲情……どうすればいい……)
狭いコピー室で交わされた、ほんの一瞬の接触。
しかし、その熱は二人の間に、静かに、しかし確実に火を灯し始めていた。














