「KAOZKU FES.来年もやりましょう!」という力強い言葉を残して3人はステージを降りた。雨にたたられるなど、天候には恵まれなかった今年のKAZOKU FES.だが、出演したアーティストたちの熱演が全てを吹き飛ばしたと言えるだろう。 2017年、晴れ渡った青空の下で、再びお逢いしましょう!
文:加藤龍一 撮影:古川喜隆

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@kzf2016
「KAOZKU FES.来年もやりましょう!」という力強い言葉を残して3人はステージを降りた。雨にたたられるなど、天候には恵まれなかった今年のKAZOKU FES.だが、出演したアーティストたちの熱演が全てを吹き飛ばしたと言えるだろう。 2017年、晴れ渡った青空の下で、再びお逢いしましょう!
文:加藤龍一 撮影:古川喜隆
KAZOKU FES.2016 大団円。HOME MADE家族、オーガナイザーの重責を跳ねとばす大熱演。<後編>
「今日いろんなアーティストや、集まってくれたみんなと出会えて、俺たちHOME MADE家族はなんて幸せなんだと改めて思ったよ。こうやってみんな繋がっていくんだ。これからもどんなことがあっても、自分の事をあきらめずに、一緒に生きていきましょう」と感謝の言葉を伝えるMICRO。そんな確かな絆を確かめるかのように歌われたのは新曲「つないでいこう」。歌詞がスクリーンに映し出され、初めて聞くであろうオーディエンスも歌詞を噛み締めるようにじっくりと聞き込んでいるのが印象的であった。
続く<きっとやまない雨なんてない>と歌われる「NO RAIN NO RAINBOW」のイントロで、大歓声が上がる。この瞬間を想像して作られたのではないかと思わせるようなこの楽曲が存在することがきっと奇跡なのだろう。この日、新たな伝説を彼らとここに集まったオーディエンスたちが作り上げたことは間違い無い。
一旦3人はステージを降りた後、鳴り止まぬ大歓声の中、UVERworldと共に再登場。 スペシャルコラボレーション、「情熱のスイッチ × I LOVE THE WORLD」がスタートする。見事にマッシュアップされたこの曲に合わせて、オーディエンスは一気に火がついた様にジャンプする。「泣いても笑ってもこれがラストだぜ」というTAKUYA∞の煽りがそれに拍車をかけ、地面が揺れるほどの盛り上がりを見せた。
「KAZOKU FES.最高!昨日から今日までずっと繋がっているのがKAZOKU FES.です。 ミュージシャンっていうのは、そんなに強い訳じゃない。でもみんなが応援してくれれば、してくれるほど、強くなってみんなに何かを返せるのがミュージシャンでもあります。 そんなミュージシャンたちと、関わってくれた全てのスタッフ、この日集まってくれたみんな、ありがとう!」というMICROのMCに導かれてスタートしたのは「サンキュー!!(Reborn)」。3人揃って、ステージの両端まで走っていく姿は、とてつもなく美しかった。オーディエンスもこの日最大の盛り上がりで、この熱演に応えていった。
[SETLIST] 1.少年ハート (FUNK REMIX) 2.キミガイタカラ 3.愛しのマイクチェック1, 2(STAR TRIBE ver) 4.FREEDOM 5.サルビアのつぼみ 6.つないでいこう 7.NO RAIN NO RAINBOW 8.情熱のスイッチ × I LOVE THE WORLD(with UVERworld) 9.サンキュー!!(Reborn)
文:加藤龍一 撮影:古川喜隆
KAZOKU FES.2016 大団円。HOME MADE家族、オーガナイザーの重責を跳ねとばす大熱演。<前編>
TAKUYA∞の願いが届いたのか、なんと降りしきる雨も弱まっていく中、いよいよこのフェスの大トリ、オーガナイザーであるHOME MADE家族の登場だ。
自分たちの原点を噛み締めるように歌い上げる「少年ハート」からこの日のライブはスタート。「キミガイタカラ」とアップチューンが続いて放たれ、MICROとKUROはステージ狭しと怒涛のスピードで駆け抜ける。U-ICHIの激しいDJプレイもそのスピード感に弾みをつける。「さぁ、全員手を挙げろ!」というKUROの煽りに呼応して、会場全体が手を挙げる様は壮観だ。「ちょっとロックバンドが今日は多いから、俺はHIP HOPで行くぜ」とのKUROの爆笑MCから、KUROが会場左側を<マイクチェック!>と叫ばせると、MICROは負けずと右側を<1.2>と叫ばせる。子供たちをも巻き込んだ大コールアンドレスポンスは曇天の夜空を突き抜け、会場全体を巻き込んで「FREEDOM」へと導かれる。ここではダンサーも再登場、ステージを華やかに盛り上げてゆく。
「雨止んだよ。こんなことあるんだ、すげぇな。HOME MADE家族、血は繋がっていないけど、メンバーは家族だと思って活動を続けて来ました。ここに集まったみんなも家族です。出演してくれたアーティストもみんな家族の様に繋がってるんだと僕らは思っています」というKUROのMCから導かれて始まったのは「サルビアのつぼみ」。この曲では盟友C&Kと息の合ったコラボレーションを展開。艶やかなC&Kの二人の歌声がMICROとKUROの伸びやかな歌声と混ざり合い、夜空に溶け込んでいくようだ。
- 後編へ続く -
文:加藤龍一 撮影:古川喜隆
KAZOKU FES.の夕暮れを激しく彩ったUVERworld。 40分間全力疾走。狂熱のパフォーマンスに、オーディエンスの興奮も頂点へ。
2日間を通して会場に一番の爆音を響かせたのは、日本を代表するロックバンド、UVERworld。ライヴハウスから数々のビッグアリーナ、東京ドームまでを制覇したその強烈なパフォーマンスは万人の認めるところである。
メンバーが登場すると、オーディエンスからはこの日最大級の歓声が上がる。 それに呼応するかのように、「Collide」が爆発的な演奏で放たれる。楽器陣が全員ドラムやパーカッションを叩くという、劇的なオープニングにオーディエンスも激しいジャンプで応えていく。「KAOZKU FES.、今日は今まで見れなかったような最高の景色を作ろうぜ。全員手を上げろ!」という激しいあおりから放たれた「I LOVE THE WORLD」では大きなシンガロングが会場から巻き起こる。冒頭からクライマックスを迎えたような盛り上がりである。
「HOME MADE 家族は初年度から誘ってくれてたんだけど、最高の自分たちをまだ見せられないと、ずっとオファーを断ってました。今年は満を持しての登場だ、雨なんか気にすんなよ。たった40分間だぞ、HOME MADE 家族にカッコ悪いところは見せられないだろ?俺たちと盛り上がって行こうぜ!」というTAKUYA∞の強烈な煽りに続いて放たれた「PRAYING RUN」ではフロントマン全員がステージ狭しと駆け回る。その様がとてつもなく迫力があり、一層オーディエンスを興奮させる。タフなライブツアーで鍛えられたパフォーマンスは説得力満点である。
「知ってるよ、俺たちは15年もバンドやってきて、大切なライブの日はいつも雨だった。そう、俺たちは雨バンドなんだ、悪いかよ!HOME MADE 家族までに降り止むように、今日もやり切ってやるぜ!」というMCから放たれたのは「7日目の決意」。<夢を願う時 少し強くなれる僕らの日々>と歌われるこの楽曲でのバンドの演奏の集中力には目を見張るものがあった。キャリアを重ねながらも、常に進化を続ける彼らの意志をまざまざと見せつけられるような瞬間だった。
「今日、KAOZKU FES.に出れて、みんなと出会えて嬉しいよ。まだまだ聞かせたい曲がいっぱいあるんだよ。また俺たちに会いに来てくれよ」というMCに導かれて最後に叩きつけられたのは、「Ø choir」。絆を大切にする彼らのメッセージは、KAZOKU FES.のテーマとも完璧にシンクロを見せる。絆を確かめ合ったUVERworldとKAZOKU FES.のオーディエンス。来年もここで出会えることを切に願おう。
[SETLIST] 1.Collide 2.I LOVE THE WORLD 3.PRAYING RUN 4.IMPACT 5.7日目の決意 6.Ø choir
文:加藤龍一 撮影:古川喜隆
くだらないけどクセになる!コロコロチキチキペッパーズ。
西野創人とナダルのお笑いコンビ、コロコロチキチキペッパーズ。 ナダルのルックスからは想像できない独特の美声で発する一発ギャグ「やっべっぞ」が炸裂! 最後は話題の卓球ネタで大爆笑のステージをあとにした。
撮影:古川喜隆
スーパーエンターテインメントユニット、C&K。 雨をも吹き飛ばす強烈なパフォーマンスに蒲郡、熱狂。
登場するなり「芸人さんと芸人さんに挟まれるこの出演順、どうなってんだ!」というMCで爆笑を誘い、振り出した雨をも吹き飛ばすような勢いでパフォーマンスを始めたのは、現在乗りに乗っているC&K。ただいま全国を絶賛ホールツアー中ということもあり、そのパフォーマンスは普段にも増して勢いが感じられる。
「ジャンルも何も関係ない、みんなで声出して体揺らして盛り上がっていこう!俺たちは楽しみたいんだ。みんなで踊ろうぜ!」とのMCに導かれてスタートしたのは「to di bone」。続く「パーティ☆キング」ではキッズダンサーもステージに躍り出しステージを盛り上げる。ファミリーエリアの家族連れまで一斉に手を上げ、体を揺らす光景は壮観である。
続く楽曲はしっとりと聞かせるバラード「みかんハート」。透明感溢れるコーラスワークに乗せて失恋をテーマに歌われるこの楽曲からも読み取れるように、幅広いジャンル感を一気に飲み込み、消化しきった彼らのアーティストとしてのポテンシャルは非常に高い。
「地元です。地元じゃなくても、地元です」と称するタフなツアーを全国で展開する彼ら。後半はツアーで鍛えられた強烈なライヴパフォーマンスが全開。「Everybody」「MENDOKUSE」とアッパーチューンが連打で放たれ、ここまで少々おとなしかったオーディエンスたちにも完全発火。 ラストはキッズダンサーも再登場し、大人数でのパフォーマンスで「踊LOCCA~around the world 新たなる冒険~」がドロップされる。スタンディングエリア最後部までが、楽しそうに歌詞に合わせてぐるぐると輪になって踊る様子はハッピーな空気感で満載であった。 彼らは自身のファンの事を“四池(しいけ)さん”と呼んで家族のように大切にしている。 そんな彼らだからこそ、この<会場に来たみんなは全員家族>というKAZOKU FES.のテーマと自然にリンクすることができたのだろう。
[SETLIST] 1.CK2 2.to di bone 3.パーティ☆キング 4.梅雨明け宣言 5.みかんハート 6.everybody 7.MENDOKUSE 8.踊LOCCA~around the world 新たなる冒険~
文:加藤龍一 撮影:古川喜隆
中高生を中心に絶大な支持を集めるバンビーノが登場!
独特な語感で一度聞いてしまうと、なぜかハマってしまうフレーズと謎のダンスの「ダンソン」で客席も一緒になって大盛り上がり。 ショートニーブラの連発から、 後半ではもう一つの看板でもある、独特の気持ちよさのあるリズムネタで会場をに大いに沸かせた。
撮影:古川喜隆
2年連続出場のSilent Siren。KAZOKU FES.を華やかに彩ったパフォーマンスに大歓声。
曇天の空から、遂にポツリポツリと雨が降り出した。そんな悪条件を吹き飛ばすかのように、 元気いっぱいで登場したのは2年連続出場、読者モデル出身のガールズバンド、Silent Siren。 SEに乗せて弾ける様にステージに躍り出る姿は余裕すらも感じられる。
「雨にも負けず、風にも負けず、楽しんでいきたいと思います。大きな声出して、一緒に楽しんでいきましょう!」という、すぅ(Vo/G)のあおりで弾き出されたオープニングナンバーは「ビーサン」。暑い夏を待ちきれないかのように弾けたポップチューンに、オーディエンスは大きなシンガロングで応えていく。続く「八月の夜」では夏に揺れる恋心をキュートに歌い上げ、同世代の女性ファンからは大きな歓声も上がった。
ファッションモデルと言う側面がフィーチャーされがちな彼女たちであるが、バンドとしての実力も折り紙付き。元来、それぞれが音楽指向でもあった彼女たちのライブパフォーマンスは、環境がタフなロックフェスでも全く臆することなく展開される。
「2年連続でKAZOKU FES.に出れて、本当に嬉しいです。いろんなアーティストや、初めて会う皆さんとも家族になれるような気がして、とても嬉しいです。次の曲も初めて聞いても盛り上がれる曲です。簡単な振り付けなので、みんな一緒に!」との元気いっぱいのMCから披露されたのはスピード感満載の「C.A.F.E.」と「チェリボム」。雨にも負けず、スタンディングエリア後方のオーディエンスまで全員が手を高く振り上げる光景は圧巻だ。
某テレビ番組で話題にもなったほど、卓越した技術力で評価の高いひなんちゅ(Ds)の叩き出す正確なビートに導かれるように、ラストに放たれたのは「ぐるぐるワンダーランド」。客席に彩り豊かなタオルが一斉にぐるぐると回る様は前半戦を飾るにふさわしい素晴らしい光景だった。ツアー真っ最中、充実した演奏を展開したSilent Siren。7月18日に横浜アリーナで開催されるツアーファイナルも楽しみだ。
[SETLIST] 1.ビーサン 2.八月の夜 3.C.A.F.E 4.チェリボム 5.ぐるぐるワンダーランド
文:加藤龍一 撮影:古川喜隆
三浦大知、KAOZKU FES.に降臨。世界規格のパフォーマンスにオーディエンスも大熱狂。
その名前がコールされると、ここまでで一番の歓声が上がった三浦大知。 オープニングナンバーの「I'm On Fire」からキレッキレのダンスパフォーマンスをKAZOKU FES.に叩きつけていく。 「Right Now」「FEVER」と続くダンスチューンに、スタンディングエリア最後方まで全員の手が上がる。ファミリーエリアの子供たちも思わずそのリズムに合わせて踊り出す様は、まさにKAZOKU FES.の醍醐味。
彼を知る数多くのアーティストから「世界規格」と称賛される、そのダンスパフォーマンスの切れ味は鋭い。少年期からパフォーマーとして活躍し、その後も弛まぬ修練を重ねた彼だからこその表現力豊かなパフォーマンスは、初めて見る者も確実に熱狂させることが可能だ。まさに<フェス向き>と言えるアーティストではなかろうか。
「KAZOKU FES.ありがとう。(大歓声を聴き)おおお、優しい!」と喜びの声を上げて 2年連続出演に大きな感謝を伝える彼に盛大な拍手が送られる。 「フェスっていろんな楽しみ方があるよね。スローな楽曲でも熱くなることができると思うんだ。」というMCの後の「ふれあうだけで 〜Always with you〜」では伸びやかな歌声でオーディエンスを酔わせる。卓越したヴォ―カリゼーションを併せ持つところも、彼が世界規格と称賛される由来であろう。
後半戦は一気呵成。アッパーチューンの「music」「SING OUT LOUD」と攻めたてたのちに、最後に披露されたのはニューシングルである「Cry & Fight」。あいにくの曇天を突き抜けていくような透明度の高いアカペラと共に、激しいダンスパフォーマンスへと突入するこの楽曲は現在の三浦大知の集大成とも言えるような気がしてならなかった。日本発、世界規格。来年もKAZOKU FES. での再会を期待しよう。
[SETLIST] 1.I'm On Fire 2.Right Now 3.FEVER 4.ふれあうだけで 〜Always with you〜 5.music 6.SING OUT LOUD 7.Cry & Fight
文:加藤龍一 撮影:古川喜隆
みんなでウルフィダンス!
撮影:古川喜隆
2日目のスペシャルコラボレーション、MICRO&UZY。
MICROに呼び込まれたのは愛知県刈谷市出身の大先輩、 ゴスペラーズの酒井雄二。 出身地を離れると、ふと故郷を思いだし、懐かしくなることがある。 そんな故郷に感謝の想いを込めて送られたのは「同じ空を見上げて」。
[SETLIST] 1.同じ空を見上げて
文:加藤龍一 撮影:古川喜隆
驚異の新時代アーティストlol、ハイテンションのパフォーマンスで遂にKAZOKU FES.を征服。
昨年のKAZOKU FES.ではOPENING ACTで登場したlolが今年はレギュラーラインナップとしてステージに登場。
ステージに勢いよく躍り出たlolから放たれたオープニングナンバーはアップテンポの「fire!」。男女混合ユニットがゆえに、切れ味鋭いダンスパフォーマンスにも煌びやかな華が感じられる。この艶やかさが数多くのライバルをぶち抜いて、lolをレコード大賞新人賞(2015年)へと導いた理由の一つであることは間違い無い。
「去年はオープニングアクトとしての出演で、その時はものすごく緊張してました。 今年は楽しんで、皆さんのテンションを最高に上げていきたいと思います!」というMCに導かれて披露されたのは6月にリリースされる新曲「spank!!」を披露。サビでのキャッチーな掛け声がオーディエンスを熱く盛り上げていく。 続いては今年1月にリリースされ、ヒットチャートを賑やかせたシングル「ladi dadi」。佐藤友祐と小見山直人の力強いパフォーマンスと、長髪を振り乱しセクシーに舞うmoca、hibiki、honokaが見事に交差するステージングは初めてlolを見るものも、徐々にその世界観の中へと引き込まれていく。
ラストナンバーは「gimme gimme」。バックダンサーを迎え、華やかなステージングでKAZOKU FES.のステージに鮮やかな彩りをそえ、大きな盛り上がりの中、lolはステージを降りた。昨年から大きく飛躍したlolのステージに盛大な拍手が送られていった。
[SETLIST] 1.fire! 2.follow me 3.spank!! 4.ladi dadi 5.gimme gimme
文:加藤龍一 撮影:古川喜隆
貫禄のゴスペラーズ。透明度満点の歌声とエンターテインメント性抜群のステージで会場を魅了。
ゆったりとステージに登場するだけで、もう貫禄十分なゴスペラーズがKAOZKU FES.に初登場。自然な雰囲気で歌いだされたのは、彼らの代表曲の1つ「ひとり」。誰もが知りうるこの大ヒット曲に、集まったオーディエンスはじっくりと聞き込んでいる。どんな環境であろうとも、寸分の乱れの無いコーラスワークには舌を巻く思いである。
続く「SING!!!!!」、「1, 2, 3 for 5」と一転アップテンポなナンバーで会場を盛り上げる。 ライヴ冒頭から発揮されるエンターテインメント性満点のステージングに、初めて彼らを見るオーディエンスであろうとも自然にメロディラインを口ずさみ、大きな手拍子をステージに送る。ステージ上のメンバーだけでなく、オーディエンスたちからも満面の笑顔がこぼれる。
卓越したその歌唱力と共に、評価の高い彼らのトーク能力が全開となったMCに続いて披露されたのはシャネルズのカヴァーで「ランナウェイ」。幅広い世代が訪れるこのフェスで、世代を超えて愛される、時代を創った名曲を自分たちのレパートリーに組み込むところは流石の一語。この曲の途中からは三浦大知が参加。早速のスペシャルコラボレーションにオーディエンスからは大きな歓声が上がる。続いて黒沢 薫のソロ活動10周年を祝し、三浦大知をフィーチャリングして昨年リリースされた「Supernova duet with 三浦大知」が、ゴスペラーズと共にスペシャルヴァージョンで披露される。惜しみなく奇跡のコラボレーションが続くところも、このフェスの醍醐味である。
ヒットチャートに長くとどまり、ロングヒットを記録した「永遠(とわ)に」に続き、ラストに披露されたのは、こちらも大ヒットアカペラナンバー「星屑の街」。しっとりとアカペラで歌声をオーディエンスに捧げ、彼らは満足げな表情で「またここで会いましょう!」との言葉と共にステージを降りた。世代を超えて愛されるゴスペラーズ。このステージで彼らと再び会う機会を楽しみに待とうではないか。
[SETLIST] 1.Opening 2.ひとり 3.SING!!!!! 4.1, 2, 3 for 5 5.ランナウェイ 6.Supernova 7.永遠(とわ)に 8.星屑の街
文:加藤龍一 撮影:古川喜隆
「お兄さん、トレンディだね!」トレンディエンジェル!
トレードマークでもある“ハゲ漫才”で大人気のお笑いコンビ、トレンディエンジェル。 お決まりの「斎藤さんだぞ!」の一言で、会場からは大歓声。 歌ウマ芸人としても名高い斎藤。その美声を響き渡らせ、見事な漫才を披露した。
撮影:古川喜隆
新時代のファッションアイコン、三戸なつめ。キュートにKAZOKU FES.初登場。
「mer」「Zipper」「SEDA」などの数多くのファッション誌の表紙を席巻し、 昨年、自身のトレードマークでもあるヘアスタイルをタイトルに冠した「前髪切りすぎた」でCDデビューを果たした三戸なつめがKAZOKU FES.に初登場を果たした。
誌面から飛び出したかのような彼女の佇まいそのままに、華やかにステージに登場する姿はキュートそのもの。オープニングナンバーは「前髪切りすぎた」。肩から下げる白いレスポールジュニアモデルも、カリスマモデルとして人気を博している彼女にしっくりと似合っている。
「スプリングレイン」「おでかけサマー」と立て続けにキャッチーなナンバーを連発。親しみのあるMCと覚えやすいメロディラインに初めて見るであろう子供たちも大喜びだ。トップバッターからKAZOKU FES.の真骨頂を見る想いだ。
昨夏、数多くのフェスに参加する際にオーディエンスと一緒に盛り上がるべく「勝手に応援ソング」としてリリースされたアップテンポナンバー、「私をフェスに連れてって」が始まると、オーディエンスも大きく手を上げてこれに応える。<音楽が呼んでる 揺れる空気を吸って夏のスイッチ入れる>と言う歌詞そのままの光景に本人も満面の笑みを浮かべている。
ラストは4月にリリースされたシングル曲、「I'll do my best」。メ~テレ土曜朝6時の「デルサタ」のテーマ曲でもある弾けるポップチューンはアットホームなこのフェスにぴったり。まさにトップバッタ―アクトとしてこのフェスに元気を与えた素晴らしいステージだった。
[SETLIST] 1.前髪切りすぎた 2.スプリングレイン 3.おでかけサマー 4.私をフェスに連れてって 5.I'll do my best
文:加藤龍一 撮影:古川喜隆
[オープニングアクト] 日本人とブラジル人による多国籍なメンバー構成でありながら日本語にこだわった楽曲作りという異色のスタイルを持つ愛笑む。
[SETLIST] 1.アイラブユーを届けよう 2.マイ・フェア・レディ 3.ギネスブックには載ってない幸せのハードル
撮影:古川喜隆
[オープニングアクト] 華麗なアクロバットで飛び回り観客を盛り上げるピンクダイヤモンド。
[SETLIST] GET MY LOVE SUSHI PARTY Violet Oh!Ma-Tsu-Ri!
撮影:古川喜隆