Perfume NYLON JAPAN 2017.10
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@m5pfm
Perfume NYLON JAPAN 2017.10
#Perfume_um #prfm #anan #lockscreen
Kouhaku Uta Gassen 2013 - Magic of Love
Their performances are honestly one of the most exciting things to watch because of how perfectly executed everything is, including the lighting. ;___; <3
Perfumeと旅して:日本で最も有名な女性グループ(たぶん、やがて世界でも)
訳出元
http://www.nylon.com/articles/perfume-nylon-september-2016?utm_source=twitter&utm_medium=social&utm_campaign=article-page
NYLON2016年9月号掲載
執筆:ジェイド・テイラー
私はPerfumeの ー日本で最も有名な女性グループだー ライブを鑑賞するチャンスを得るまで、彼女たちについて全く知らなかったと認めざるを得ない。しかしいくつかのYoutube検索のあと、私はハマってしまった。それはまるでGrimesやコクトー・ツインズ、スクリレックスが赤ちゃんを、むしろ三つ子を産んだようでもある。彼女たちは有無を言わせぬ振り付けとキャッチーなメロディー、それらを織りなす日本語と英語の歌詞、取り巻く蠱惑的なビジュアルのステージを演じる。私はあいどるを理解し始めていた。自宅から7000マイルも離れた大阪の郊外・和歌山と呼ばれるちいさな町で、ようやくそれを感じ始めていた。
「ビッグホエール」として知られるライブ会場(むしろ「ぶくぶく建築」とでも名付けたら)をぶらついていると、あるテーマに気づく:ガチのコスプレ。
10代の女の子たちも、50歳のオヤジたちも、一様に三人組を作り、きれいなロングボブ、前髪を作ったポニーテイル、もしくはまっすぐな前髪と絹のようなロングヘアといった、のっち、あ~ちゃん、かしゆか(「ゆか」とも)、Perfumeとして知られる、類稀なる三人の特徴的な髪型とともに着飾っている。
私は最前列に座っていて、数千人の観客が手拍子を始めるー彼女たちがステージに登場する45分も前だ。誰もケータイを使わず、酒も飲まず、誰もがPerfumeを敬愛しているようだ。一例として:ケータイを引っ張り出してスナップチャットで撮影しようとしたら、恐ろしく非難がましい視線でじろじろ見られーそれは私に「お前のケータイをどこかにしまって完全に参加しろ」と静かに命じていたーこれはカルチャーショックについての話だ。
やがて照明が落ち、大掛かりなステージ照明にネオンライト。カウントダウンが始まる。のっち、あ~ちゃん、かしゆかのホログラムが現れ、スター御自らステージに踏み出す。とんでもなく劇的で、そして観客たちはブッ飛んだ。
三曲歌って、ヒールが紡ぐダンスはめちゃくちゃ感動的。やがて照明が灯り、彼女たちは話し始め、私は完全に混乱してしまい、通訳のアヤにMCの要約を尋ねる。まとめると:彼女たちは歌えた事に対してとても感謝しつつ ー会場についての面白エピソード「会場の屋根から水が飛ばせるのだが、近隣の住人から洗濯物がいつまでも乾かないと苦情が来た」ー を語った。
彼女たちはライブ中にさらに2回休憩を挟んだのだけれど、さいごのひとつは最も思いがけないものだった。巨大なサイコロをステージの端から端へ転がし、ラスト三曲を決めるというもの。そしてどの方角を向いて歌うのか、ヘッドセットを使うのかハンドマイクか。曲が選ばれ、彼女たちが計画をねりねり、観客は全ての言葉と動きに夢中になり、完璧にうまくやってのけた(訳注:P.T.A.のコーナー)。なんてやすやすと演じられた即興。こんなの、見たことがない。私はかろうじてフラつかずに歩けた。「才能」という言葉では、私が目撃したものを表すにはあまりにも弱すぎる。
ショーは終わった。私の隣に座った女の子たちが泣いている。彼女たちのアイドルに会えて嬉しいけれど、そのひとときは終わってしまった。
それから「Perfumeが私に会いたがっている」と告げられ、彼女たちは疲れてるんじゃないの?2時間以上もヒールで踊ったばかりなのに!でもすぐに気にしてないハズだからと厚かましくも思い直した。彼女たちは、私がはるばる和歌山まで会いに来たことに驚いていた。次に知ったのは、私がステージ裏の迷宮にいて、大勢のスタッフが舞台を解体する中を誘導されていること。ついに彼女たちと一対一で面会し、簡単な自己紹介を終え、東京での数日後の再会を約束すると、私は立ち去りながら、今まで観た中でいちばんイカれたライブをやって、日本で最も有名な三人組のアーティストが、こんなにも気取らない、かわいい女の子たちであることにショックを受けていた。
27歳を迎え、16周年を祝うだけでなく、着実に国際的な知名度を増すPerfumeにとっての正念場。2015年のドキュメンタリー映画『We Are Perfume: World Tour 3rd Document』には、アメリカでの初公演のためにロサンゼルスのハリウッド・パラディウム、ニューヨークのハマースタイン・ボールルームといった会場へ旅する彼女たちが映し出されている。ここには彼女たちがIn-N-Outでバーガー(もちろんアニマルスタイル)を食べたりといった、楽しげな旅のひとコマもあるが、それだけでなく、世界を股にかけ、愛され、賞賛され、アイドルしている彼女たちを、全編を通してたくさん感じとることができる。今月、彼女たちは同じ体験を再現しようとアメリカへやって来る。公演はロスやニューヨークだけでなく、サンフランシスコやシカゴでも、彼女たちのファン層が増える一方である証拠だ。
東京への道中で急ごしらえの市場調査を、つまりは出会った日本の女の子たちへ何気なく、私はこの国でいちばんの女性グループにインタビューするためにニューヨークから来たの、と告げると、彼女たちは十中八九ひっくり返った。一人などは涙を浮かべ「大ファンなんです」とも。Perfumeの知名度といったら圧倒的で、渋谷のホテルへチェックインするとき、見下ろすのはニューアルバム『Cosmic Explorer』の巨大なポスターだ。
Perfumeとの再会のまえに、私は辺りを散策し、アーケードの最上階でプリクラマシンに突き当たった。これはスピード写真ボックスで、あなたの瞳を大きくし、頬をほっそりさせ、あばたをぼかして超カワイイ見た目に変え、それから写真を印刷するまえに、スタンプやらキラキラやらを付け足せる。あちこちに女子学生がいて(驚くこともない、アーケードの厳しい戒律に照らし合わせれば、すべての男の子は女の子に連れてきてもらわなくちゃ)、目立つようなPerfumeグッズは見当たらないけれど、みっつの特徴的な髪型が ーそれぞれのっち、あ~ちゃん、かしゆかー 事実上の流行だとアヤは認め、ネット画像をすぐに見せてくれた。そこにはボブのかつらをつけた男性と、のっちが並んでいて、説明にはこうある「アナタが美容室に行って、「のっちっぽくしてください」と頼んだ結果がコレ」(訳注:お笑い芸人:永野さん?)私は笑わずにはいられない。
とうとう私たちが再会する時が来た。魅力的な時間が流れ、衣装チェンジが行われ、私の使い捨てカメラで即興の写真撮影を行って、座っておしゃべり。最初は「Perfumeが如何に広島ご当地アイドルから一夜にして日本でトップ3のスターになったか」について。「ブレイクのきっかけだったシングル『ポリリズム』の発売時は学校が夏休みだったんです。秋に学校が始まると、みんなが「Perfumeののっちだ」って」9~10歳のころ通っていたアクターズスクール広島でどうやって出会ったかを思い出しながら、かしゆかが同意する。「スクールではのっちは別のグループで。あ〜ちゃんと私がもう一人の子と始めたんです」最初のメンバーはみんな漢字で「香り」を意味する名前のひと文字を持っていたから、彼女たちはグループを「ぱふゅ〜む」と名付けた。「その子はグループを離れてしまって。のっちが後から合流したんです。彼女を選んでラッキーでした。同じ年齢で同じ身長だし、血液型も。みんな一緒なんです」とかしゆか。血液型?彼女たちは笑いだして、「日本では」かしゆかが説明してくれる。「たくさんの人が血液型を気にするんです。なぜかというと、血液型は性格を表すと信じているから。若い人たちはみんな血液型は何?って聞くんですよ」血液型がグループをまとめてるってこと?「A型!」あ〜ちゃんが応えて「つまり私たちは細かくてこだわってる人たちなんです」
私はPerfumeのおしゃれについて、幾つかの質問を抑えきれなかった。特に髪型について。「うちらはもう16年も同じ髪型を通しとるけん、とうとう効果が出たみたいな」あ〜ちゃんが答える横でゲラゲラ笑いあうふたり。「みんなで「ビッグになって覚えてもらうまで髪型は変えん」って決めたんです。それから夢が叶っても、やっぱり変えなかった。それはもう、たっくさんの人たちが「のっちみたいなおかっぱ」にしとっても、それを見て「あ、のっちだ」って思うんですよ。それはやっぱり髪型がのっちを表してるから」それから私は彼女たちが開演前に行う、アロマオイルを肌に塗る儀式をドキュメンタリーから思い出し、詳しい成分は誓って秘密にするけれど、彼女たちは気にせず説明してくれて、あ〜ちゃんは「ちょっとスパイシーかな」のっちが「もう少しお花っぽい感じ?自信がつく気がします」と付け加える。
あ〜ちゃんはPerfumeの海外での成功を振り返り、「一番カッコいいなって思えるのは、日本でやっているそのままをアメリカに持って行って、ほんとうに文化とか言葉の違いを超えて伝わったことかな」「私たちが日本人アーティストであることに自信が持てました」それでもPerfume最大の夢は、ドキュメンタリーや和歌山のライブMCでも繰り返し触れていたマディソン・スクエア・ガーデンでのパフォーマンスだ。「私たちの事務所の会長、今まで絶対に褒めてくれたことがないんですけど」あ〜ちゃんが続けて「ニューヨークのライブのあと、「君たちならマディソン・スクエア・ガーデンで最初に日本人アーティストとしてライブを行う、私の夢を叶えてくれるかもしれない」って言ってくれて、その期待がめっちゃ嬉しゅうて、みんなでブワーッてなって。ここからまた目標を目指して頑張ろうって」
東京での夜は午後11時を回ったころ、当然のように伊勢丹の(つまりは高級百貨店)香水売り場で幕を閉じる。私たちは売り場の全てを独り占めした(ありがとうPerfume、お店のお得意さんで)。PerfumeはここでOK Goと『Pick Me Up』のPVを撮影し、とんでもなく評判のハイヒール(彼女たちの象徴からインスパイアされた)をお店とコラボしたのだ。
訪問が終わりを迎え、私は喜びと悲しみでどっちつかずの感情に気付いた。Perfumeのファンが和歌山で感じたのと同じものだ。その影響を否定することはできないが、言葉にするのは難しい。でも私たちにはサヨナラという意味じゃない。私は彼女たちに、ニューヨークへ戻った時に会いましょう、マディソンのソールドアウトが叶うといいねと伝え、彼女たちが大きなため息(「Aww」)で応えると、私たちはみんなで抱き合った。
ありがとうPerfume。またね。
Touring With Perfume, The Most Popular Girl Group In Japan
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