CRUEL REASON 3rd Mini Album 「Advancement…」を15倍美味しく食べる
またタイトルはよくわかりませんが、来たる2017年11月18日に CRUEL REASON 3枚目の音源「Advancement…」を世に出すことができました。せっかくなので今回も製作時の話や聴きどころ、その他諸々の裏話でも書こうかなと思います。
※ モバイルブラウザから試聴用ウィジェットがうまく表示されない場合は https://hearthis.at/cruel-reason/set/advancement/ から試聴してみてください。
試聴だけなら https://cruel-reason.bandcamp.com/album/advancement ここへ!
Listen to 泡 byCRUEL REASON on hearthis.at
泡沫の「泡」です。「うたかた」ではなく「ほうまつ」なのですが、この辺の真意は名付け親の英人さんが語ってくれるといいんだけどどうでしょう?>でとひ
前作の1曲目に「虚絶」というモッタリした曲があり、手法としてはこれと同じで「曲+語り」になっています。
元々、今作に 「"語る" 曲を入れる」 というコンセプトだけ先に決まっていました。曲をどうしようかなーと考えていたときに過去のアイデア等を探っていたらイメージに近いものがあったので、これを形にしてみよう!と1曲つくったのが今回の「泡」と「沫」がくっついたものでした。
それを2曲に分けたのが今作の「泡」「沫」というわけです。
結果的に元々のアイデアの部分が「泡」、拡張して1曲にしたときの拡張部分が「沫」になりましたとさ。
曲はイントロが 7/8 拍子、語りの部分は 6/8 拍子なので割と変拍子なのですが、あんまり変拍子感無くサラリと聴こえる気がしますね。
Listen to Break from the Past byCRUEL REASON on hearthis.at
元々のイメージは「Breakthrough」。 「モヤモヤした日々を捨て去って前へ進もう」 みたいなコンセプトで作った曲です。歌詞がこのイメージにピッタリで「おおおおーー(語彙力)」と思ったのをよく覚えています。笑
CDの帯にも載せた 『昨日の自分に「決別」を。』 はこの曲の歌詞ですが、CD全体のテーマを見事に表してるなーと思います。このフレーズから付いた正式タイトルが 「Break from the Past」 -- 過去との決別、です。こういう長ったらしいややこしいタイトル付けるのは私です。
イントロの激しい部分は 7/8 拍子。変拍子の曲が作りたい、みたいな思いで作ったリフですが、変拍子愛好家的には 7/8 は変拍子に含まれないとかなんとか。。
音楽的には Periphery の Icarus Lives! とか Protest The Hero の Bloodmeat 辺りの影響ですかねぇ。改めて聴くと。
今までこういうタイプのビートを落とすサビって CRUEL REASON に無かったので不安もあったんですが、ライブ映えする仕上がりになったので是非ライブで聴いてほしいなと思います。
Listen to Claustrophobia byCRUEL REASON on hearthis.at
当初、 Punk なのに疾走ツーバスが入ってたりして Metal だと言われました。
実は CRUEL REASON の曲でも歴史が長い曲で、歴代1曲目が COLOR 、2曲目がこの Claustrophobia です。
割と勢いで作った曲なので、ライブで演奏してはいたものの、いざ音源化するにあたってアレンジをどうやって着地しようか、と変に悩んでしまったのですが、結果的にバンドサウンドのみのシンプルな構成に落ち着きました。
同様にギターソロが全然決まらずこちらも悩んでいたんですが、なんとなく弾いたカッティングメインのフレーズがハマったので、メタラーらしくないカッティングソロになりました。
あとどうでもいいかもしれませんが、この曲だけ元々使ってたピンクの6弦ギター (PRS SE) でレコーディングしました。まあチューニングの問題が主なんですけど、今使ってるバーグちゃんよりピンクちゃんの方がパワフルな音を出すので曲にハマった気がします。
Claustrophobia は「閉所恐怖症」の意です。こういうビジュアル系みたいな曲名を付けるのはデトヒ君です。ライブのノリと歌詞の世界がなかなかかけ離れてて好きです。笑
Listen to 沫 byCRUEL REASON on hearthis.at
私のポリシー(?)として、 歌詞以上に語る曲 を作るというものがあり、かなりそれを意識しました。
1曲目の「泡」とセットなんですが、間に挟むことによって次の曲への最高の繋ぎになったと思ってます。お気に入り。
珍しく「曲をループさせて作る」というトラックメーカーのような作り方をしました。同じ展開がずっとループして、だんだん重なる音の数が増えてくるという。
Listen to Cry of minority byCRUEL REASON on hearthis.at
Cryは名詞で「泣き叫ぶ」とか「不平を叫ぶ」みたいな意味がありまして、直訳すると「少数派の叫び」のような意味です。
実際の少数派の人ってあまり主張できずに胸の奥に閉まっていることが多いと思ってて、その思いをとにかく叫びぶち撒ける、とにかくこのイメージばかりを考えてつくりました。
大好きな SENTENCED の Killing Me Killing You とか Amorphis の Silent Waters 辺りのゴシックメタルの影響が隠せないほどに出てます。あ、あと Paradise Lost の Say Just Words とか。。ゴシックメタルです。ゴシック。
今回の音源でいちばん気に入ってる曲かもしれません。叫びたいんでしょうね。無口なので。笑
Listen to étoile byCRUEL REASON on hearthis.at
エトワール。「星」です。ライブでもボーカルさんから話があった通りで、1stの 「the season」 という曲と併せて聴いてもらえたらと思います。
今回の曲の中でいちばん難産でした。Aメロだけ最初にできたんですが、そこからBメロを変えサビを変え、アウトロもまるごと入れ替え・・・と何度も作り直していまの形になりました。
これはまぁ…聴いてみてください。演奏も雰囲気もあわせて最もCRUEL REASONらしい曲になった気がしてます。
今回は自分でミックスもしたので、ドラムの音とかがお団子になっちゃって聞き取りづらい感じありますが、是非に。