幻惑魔法を最も得意とし、戦闘では近接、射撃、重装、軽装全てをこなす器用貧乏です。
童顔ですがそれなりに年を食ってて実は高身長です。戦闘ではちょっと臆病な事を言ったりしますが、知恵のある発言から仲間の信頼もありなんとかやれています。言動や所作から出自の良さが伺える笑顔が素敵な好青年です。
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幼い頃、傷だらけで餓死寸前の所をダンマーの男の魔法剣士に拾われ、以後十数年そのダンマーと共に暮らし生きる術を教わりました。彼は育ての親であり師でもある人物で、AVAくんの知る幻術や戦闘技術は全て彼から教えられました。
AVAくんの戦闘能力はそこそこですが、心を操る幻術の一環として感情を制御する特別な精神訓練と思考戦の訓練を受けており、その分野に特別な才能がありました。常人にはそう見せたい部分の感情以外は一切見えません。
心理戦、詐術、戦術には悪魔的な才能があり、躊躇なく勝ちに向かった合理的な戦い方は時に卑怯にもみえます。ギャンブルなどもとてつもなく強くイカサマ等も眉一つ動かさず大胆にやれます。ただ、そのような強さを見せるのではなくあくまでその場をコントロールする事に徹するのが流儀です。仲間の評価はいつもニコニコしていて掴みどころがないが決断が早く賢い発言から悪くない評価な程度、まだその強さに気が付かれていないようで、そこが重要なようです。(漫画でいうと糸目キャラポジション)
数カ月前のある日、朝起きると旅の荷物が2つに分かれており、師のダンマーが突然「アーヴァレント、今日からお前は1人で生きろ」と言いました。
AVAくんはうつむきながら「貴方からまだあらゆる事を学んでいません…」
師「お前ら人間はすぐ死ぬ、全てを習得する前にジジイになるぞ、それよりお前…」
師「いやまあ良くもないがまあ悪くもない、そのうち強くなるだろ。それよりも昨日の賭けだが…」
師はAVAくんと定期的に精神訓練の一環として賭け遊びをやっている。師はAVAくんに顔を近づけ「…お前いつからだ?」
ぶっきらぼうに端折った質問だったがAVAくんにはよく判った。少しの沈黙の後「…3年前からです」
それを聞いた師は大口を空けて笑い「ガッハッハ!そうか、3年も前から手心を加えられていたか。わしは二ヶ月ぐらい前からどうも怪しいと思っていてな、少しばかり道具にな…」
AVA「…それは薄っすらと気がついていました…。細工をする様子があるのにそれを使ってなにも仕掛けて来ないので何か試されているかなとは」
AVA「上手くやったつもりでしたが…恐らくですがその質問はカマかけですよね?」
師はジッとAVAくんを見つめ「そこまで判るか。…数百年生きているが自分より思考戦で強い人物に出会ったことが無かったがまさかお前とはな」
師は2つに分けられた荷物の片方を肩に担ぎながら「お前は免許皆伝、一人前だ。その力があれば大概の事を自由に出来るだろう、あるいはなにかの恨みでも晴らすことも可能であろう。お前は人間にしちゃ顔も良いからな、好きに生きればいい」
ためらう様子も無く歩き去ろうとするその姿を見ながらAVAくんは突然の別れ、感謝と悲しみの感情を抑えて立ちすくんでいた。去りかけた師はピタリと動きを止め引き返して前に来ると、ニッと口角を上げ「未熟者めが、アーヴァレント。…悪には染まるなよ」
それだけ言い残し一度だけ後ろ手に手を振り去っていった。
何度もその言葉が頭の中で繰り返されながら、師の一切の感情を感じられない顔を思いだし自分を情けなく思ったが、去って行った方角に一言「ありがとうございましたっ!!」と溢れる感情を言葉で吐き出すと、いつもの顔で荷を担ぎ師と逆の方向、スカイリムへ向かって行った。