今日は数年ぶりに、私の住む街にも雪がつもった。
朝9時頃に起きて窓の外を見ると真っ白の風景が広がっていた。たまらなくなってご飯も食べずに、着替えを済ませ、カメラとカイロとみかんをバッグに入れて外へ飛び出した。
空は雪をちらちらと降らせながらも快晴で、うすーく雪のつもった地面は足跡や車輪の跡はまだあまりない。雪が溶けたところは太陽の光によって、きらきらかがやいていた。
外にはあまり人はおらず、足早に用を済ませて家に帰ろうとしている人が目立った。時々、薄着でバタバタと走る子供達とすれ違う。
一時間ぐらいうろうろしながら写真を撮っていると、だんだん雲が薄暗くなってきたと思ったら、強い風とともに雪の降る勢いが増してきて、服もカメラも雪まみれになったので、一度家に帰った。
フィルムが中途半端に残っていたので、晴れてきた頃を見計らってもう一度外へと繰り出す。
さっきとは反対方向に歩いて、その先にある公園へと寄ってみたら、池が半分凍っていてご近所さんらしき人たちが見物に来ていた。
ここは池の周りをぐるっと一周歩けるようなところで、私も非日常的な風景を見物しながら池の周りを歩いていると、奥の方で少年二人がなにやらこそこそ話していた。
通りすぎるついでに耳をすませると、一人の少年が「足おいて、氷割れそうになったらすぐ反対の足出せばええねん」と、どうやら氷の上を歩く作戦をもう一人の少年に力説している。
えらいこっちゃと思い、私は少年たちの近くで池を見物しているふりをしながらしばらく様子を伺った。
もう一人の子が「うそやん…むりや…」と不安そうな顔をしながらまったく乗り気ではなかった為か、私が近くをうろうろしていたのが気になったのかわからないけど、しばらくすると少年たちは肩を並べて帰って行ったので、私もあとに続き、撮り終えた2本のフィルムとともに家に帰った。
家に入ってすぐ部屋着に着替え、コタツに入りながらおにぎりを3つ食べて、少し昼寝をしてから、仕事へと向かった。
さちよ











