Mar 8, 2019
目的地に向かう途中に定休を思い出し、
せっかく出て来たのに手ぶらで帰るのもなーと思ってたところ、
四王寺山で出会ったハイカーさんの言葉を思い出した。
北に見える玄界灘を指差し、
「わたしのホームはあの立花山、三日月山側から登って下りるんです。
低いけど良い山ですよ」
セブンの駐車場に入りスマホで調べたら、山頂まで往復約一時間、
天気も良いし散歩にはちょうど良さそう。
店に入ってポカリを買い、ナビに入れて登山口駐車場につける。
冬の間の体力の低下を身に染みて感じたが、
確かに標高300m台でこの眺めは最高。
花粉とP.M.で白く烟る街を見下ろしながら、この中で生活していると思うと分かってる事とは言えやや怯む。
下山中、三日月山方面への分岐に
大クス(樟の原生林)の標示があったので寄り道してみる。
街でも楠はよく育ち、シンボルツリーになっている例が多いが、
それより一回りもふた回りも大きな楠が立ち並ぶ光景は
なんて素敵なんだろう。
昔、地図で何かの原生林を見かけて行きたいと思ってたけど、
多分ここのことだ。よしよし。 永遠に変わらないものはないと知りながら、
それでも人の一生よりはずっと長く生きる楠たちに
またいつか会いに来たいと思う。 そんな事を考えながら下山していたら、5mほど前方を
100キロはあろうかと言う大きな猪が横切って行った。 沢を挟んだ隣の斜面を下りてきて、此方側の急斜面(昨日までの雨で表面がぬかるんでいる)を時々ずり落ちながらも一気に駆け上っていく。
正に猪突猛進そのままの姿に
一ノ谷の戦いでの清和源氏の姿を思い出し、
そんなに急がずとも…と思いかけたが、月末までは狩猟期間。
もちろん登山道のメインルート近くでは行われないだろうが、
遠くに鉄砲の音は聞こえていて、そちらから逃げてきたのかも。













