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起業家イーロン・マスクには大いなるプランがあります——しかもたくさん。PayPal、テスラモーターズ、SpaceXの創業者が、TEDのキュレーターであるクリス・アンダーソンと膝を交え、大衆向け電気自動車、太陽光発電装置のリース事業、完全に再利用可能なロケットといった、彼の野心的なプロジェクトについて詳しく語ります。
TEDにて
イーロン・マスク:テスラモーターズ、SpaceX、ソーラーシティの夢
(詳しくご覧になりたい場合は上記リンクからどうぞ)
起業家であるイーロン・マスクには大いなるプランがあります!しかも、たくさん。
PayPal、テスラモーターズ、SpaceXの創業者がTEDのキュレーターであるクリス・アンダーソンと膝を交えて大衆向け電気自動車。
太陽光発電装置のリース事業、完全に再利用可能なロケットといった、彼の野心的なプロジェクトについて詳しく語ります。
きっかけは、大学時代に遡ります。未来の世界や人類の将来に最も影響する問題は何だろうか?と考えていました。そして、持続可能な輸送手段と持続可能なエネルギー生成が、極めて重要だろうと思ったのです。
環境問題を別にしたとしても、持続可能なエネルギーの問題は、私たちが今世紀中に解決しなければならない最大の課題です。
仮に、二酸化炭素排出が環境に悪くなかったとしても、炭化水素資源を使い果たしてしまうことを考えれば、何か持続可能な手段を見つける必要があります。
また、Paypalは、インターネットの世界最大でいつでも、誰にでも。よりかんたんに安心して使える仕組みで、世界中で選ばれているこの種類の決済サービスの先駆者。
太陽光発電パネルの設置は、購入については初期費用をできるだけ抑えてくれる民間の仕組みがありますし、リースの選択肢なら初期費用は、なんと無料です。
アメリカでは、電力の自由化が日本よりも進んでいるためにスマートグリット網が出来上がっています。しかし、電気の供給が安定化せず、逆に、料金が高くなります。
日本でかつてiPhone購入の際に、活用されてきた2年間で通信費とともに支払っていく仕組みを応用して20年間で売電とともに支払う仕組みにしています。それとも逆?
でも、石油には何千年分もの太陽エネルギーが凝縮されているわけで、太陽光でそれと張り合うのは難しいという問題もあります。
それにともなう家庭用の壁掛け大型バッテリーも発売。事業化する予定です。2017年には、「Powerwall 2 & Solar Roof」として販売開始してます。
さらには、SpaceXのロケット事業で、打ち上げたブースターロケットを再利用することを実現化しようとしているそうです。
2015年の段階では、1000mの離着陸の自動操縦に成功しています。ロケットから離れて海上の自動操縦の人工島に着陸できるようになるにはあと少し時間が必要です。
2016年には、地上ではなく、より条件の厳しい海上の無人ドローン船舶に着陸成功!!しました。SpaceXのFalcon 9ブースターロケットで!!です。2019年には、もう当然のように何度も安定して再利用されて見慣れてしまいました。
2020年には、人類初。民間イーロンマスクSpaceXの全自動制御での有人ロケットでもISS(国際宇宙ステーション)へ。
これは、2019年にテスト飛行したDemo-1と呼ばれるISS(国際宇宙ステーション)と全自動制御でランデブーからドッキングが成功。通常は、ISS(国際宇宙ステーション)からアームが伸びて捕獲します。
イーロンマスクが実現したSpaceX's CrewDragon が、NASAの高度400キロの宇宙空間にあるISS(国際宇宙ステーション)で全自動制御でのランデブーを行います。
ISS(国際宇宙ステーション)とCrewDragonだけの視点。相対速度でそう見えるだけ!視点を大きくして地球から見ると実際は、時速数万キロで二つの物体が一緒に動いているため、また、無重力でもあるため、少しのズレでも、少しの破損でも危険なデブリ(音速に近い弾丸)となってしまう!
かつて、スペースシャトル(現在は飛ばせません)が行なっていた手動では、不可能に近い領域で、シュミレーション熟練者でも難しいレベル。失敗できないからです!
つまり、地球の重力化にある物理法則と異なり、これは、無重力化の物理法則に従うので、この極地領域での単純な成功により、レベル的には、地上のイノベーションの成功に相当します!
それだけではありません。
機能的な宇宙服もデザインしています。
SpaceX製の宇宙服に関しては、耐火性と耐衝撃性を備え、通信装置と温度調節の機能を内蔵。
船外活動はできませんが、ヘルメットには、最新の無線とマイクが組み込まれていて、空気と電源は、宇宙船内の各飛行士の座席に接続する1本のヘソの緒のようなケーブルで供給される。
飛行士が着座したとき、文字どおりただプラグインするだけで、後は、SpaceX製の宇宙服が自動で調整し、宇宙船とシンクロします。
つまり、スーツとシートの一体型システムです。
2010年以降の10年間エレクトロニクスとソフトウェアの進歩を考えると、宇宙飛行士にもミッションコントロールにも、進化し簡便化されたコミュニケーションを達成できる。
ノイズリダクションや音声検知など、私たちがビデオ通話に求めるような機能は宇宙でも大いに活躍できるようにSpaceX製の宇宙服は設計されてるそうです。
テスラモーターズでは、自動運転できる自動車がソフトのアップグレードで可能になっていくそうです。
そして、2019年からは、ハードウェア側からも、Autopilot 3.0コンピューターとして、AIチップを複数搭載しているため、1つのニューラルネットワークが何らかの誤動作を起こしても、もう一方が、処理を補完しカバーする設計で
何かしらのアクションを起こそうしている状況を検知し、その車の動作を自動的にリアルタイムで記録。
そして、そのデータをテスラに送信し、テスラ側が誤検知や誤判断をチェックして、学習に使えそうなら、そのデータでAIを再訓練します。このように、テスラ車すべてが、周囲が行っている状況データを分析して、その運転方法を習得していくしくみです。
2019年には、Autopilot 3.0コンピューターにアップグレードして、テスラ車を使った自動運転システム「ロボ・タクシー(現時点の名称)」で「2020年には、100万台のロボ・タクシーを走らせる!!」そうです。
「ロボ・タクシー(現時点の名称)」と呼ばれる自動運転システムは、極めて安価な料金になるみたいで、車を提供したオーナーは、年間約3万ドル(約330万円)くらいを稼ぐことができる可能性が示されました。
基本的には、自動運転システムを備えた、既存のテスラ車のこと。
アップグレードしたテスラ車のオーナーは、適切な装置を取り付けた車をアプリを使ってネットワーク経由で登録するだけで、自分の車を「ロボ・タクシー(現時点の名称)」と呼ばれる自動運転システムに加えることができる。
利用者は、テスラのアプリを使って「ロボ・タクシー(現時点の名称)」と呼ばれる車を呼ぶことができる。大きな違いは、車にドライバーがいないこと。
現在、配車サービスの平均的な料金は、アメリカ国内では、1マイル(1.61Km)あたり約2〜3ドル。一方、テスラの計画では、1マイル(1.61Km)あたり0.18ドル以下になる予定。
さらに、テスラ車のオーナーにとっては、大きな収入源にもなると本人は言っている。
およそ、Tesla Model 3の購入価格分。1台あたり年間約3万ドル(約330万円)を稼ぐことができる。所有期間全体での収入は、年間約数十万ドル以上になる予定。
世界レベルだな!日本は、ベンチャーキャピタルやエンジェル投資家の規模が貧弱だから、こんな人は日本では絶対産まれない!うらやましい!
持続可能なエネルギーに関する問題もわかりやすくエネルギー効率と関連させて説明していますね。
必見です!
2020年に、新型コロナウイルスのパンデミックで「ロボ・タクシー(現時点の名称)」は先延ばしになっています。
イーロンマスクが実用化している自動運転車は、この時点で、約140テラフロップスの処理速度を達成している。
これは、一昔前の地球シュミレーター第二世代2009年並の処理速度のスーパーコンピューターが搭載されていることと同じです。
つまり、走るスーパーコンピューターが搭載されていることに相当します。未来の最新技術を実用的に活用できて、また低価格でも実現している。
一台数十億円が、たった十年くらいで庶民の手の届く数百万円に!デフレスパイラルにもならないプラスサムになる真のイノベーションです。素晴らしい。
参考として、2002年の地球シミュレータ第一世代は、35.86 TFLOPS(テラフロップス)
2004年のIBM Blue Gene/Lは、136.8 TFLOPS(テラフロップス)
その代わりに。
SpaceXが、「Star Ship」という名称で、人類史上最大の大きさ(スペースシャトル以上)の自動着陸無人ロケットを打ち上げようとしています。
どのくらいの大きさかというと、「Star Ship」「Super Heavyブースター」合わせて、30階の高層ビル相当になります。
「Star Ship」単独の方は、2020年に自動着陸を成功させています。
SN11(serial No 11)までの数百の不具合を修正メジャーアップデートしたSN15が自動着陸に成功してます。
風の時代に突入してから、一ヶ月に一回くらいで、自動着陸テストを行ってるスピード感。ビルくらいの巨大建造物レベルを!です。
これは、アポロ計画で開発した生産管理手法を発展させたサプライチェーン網をフル活用して、全世界で同時並行的に製造している。
だから、可能。
標準的な製造業の工程を、人間の限界を遥かに超える宇宙開発に導入した結果による成果。
次は、「Star Ship」「Super Heavyブースター」を連結し同時に打ち上げます。
「Super Heavyブースター」の再利用のため、自動着陸時に鉄塔に取り付けた上下可動式アームがキャッチして着陸補助や燃料節約をしつつ、着陸を成功させるということを最終的に行おうとしています。
アルテミス計画の一環。初めは、海に着水して船で回収します。
もう一つ、アルテミス計画について・・・
NASAが計画している有人による月での活動計画。古代ギリシャ神話で登場する月の女神と同じ名前で名付けられている。アポロの双子。
これは、アポロ計画以来の壮大な計画で、最速で2024年までに、月面にアメリカの宇宙飛行士を着陸させる計画。月を周回する宇宙ステーション「Gateway」を新しく建造。
そして、月面基地、月面車(LTV)などのモビリティーシステムなどが整備される予定。
この計画には、SpaceX、Blue Origin、Sierra Nevada、Ceres Roboticsなど11社がすでに激烈な入札競争の上で受注している。
このアルテミス計画は大きく3つのミッションからなっている。
アルテミス I は、無人による計画で、スペース・ロンチ・システム(SLS)ロケットとOrion宇宙船を地球から月へ輸送するためのテストだ。26日から42日のミッション期間をかけて行われる予定。
地球から打ち上げ後、月を周回する宇宙ステーション「Gateway」を経由して月面に着陸する。「Gateway」から地球に戻ります。
アルテミス Ⅱ は、アルテミス I を有人にする計画で、ミッション期間10日の予定。
アルテミス Ⅲ は、アルテミス Ⅱ の計画後の月周回プラットフォーム「Gateway」の機能アップの整備などを経て、2024年までに、宇宙飛行士を月面に着陸させる。
2028年までに月面基地の建設を開始する。そして、この月面基地を起点として、火星への輸送計画も視野に入れている。
月を周回する宇宙ステーション「Gateway」とは、正式には「月軌道プラットフォーム・ゲートウェイ(Lunar Orbital Platform-Gateway)」と今のところ呼ばれている。
国際宇宙ステーション(ISS)のように、モジュールを複数回に分けて月に材料を打ち上げ、月を回る軌道上でランデブーさせてドッキングさせることで建造する。
そして、有人月探査の中継地点として、また深宇宙で宇宙飛行士が長期間滞在する訓練施設として、さらに有人火星飛行に向けた土台にもなるという、壮大な計画である。
月を周回する宇宙ステーション「Gateway」の建造は2022年から始まり、最初に、「電力・推進要素(Power and Propulsion Element:PPE)」が打ち上げられる。ロケットは、SpaceXなどの民間のロケットを使うことが予定されている。
SpaceXは「Gateway」への補給のため「Dragon XL」という新型の無人補給船を開発するとしている。同社は、ISS(国際宇宙ステーション)へ補給を補給する無人補給船「Dragon」を開発、運用しており、その技術やノウハウをもとに、さらに発展させた補給船になるとしている。
「Dragon XL」は、自動でドッキングができるNASAドッキング・システムをもち、従来の無人補給船「Dragon」とは異なり、地球への帰還は想定されていないため帰還カプセルはない。
打ち上げには、「Falcon Heavy」を使う。
「電力・推進要素(Power and Propulsion Element:PPE)」とは、巨大な太陽電池で、月を周回する宇宙ステーション「Gateway」の電力を自前で作り出し、また、電気推進エンジンを搭載し、軌道変更などを行うことを目的としている。開発はNASAが行う。ドッキングの起点。
その後、2024年に、「エスプリ(ESPRIT):ヨーロッパのESAが開発」とUS利用モジュール。国際パートナー居住区をドッキング。さらに、2025年にはUS居住区を、そして、2026年には、多目的モジュールを打ち上げ、これを次々とドッキングさせ、ゲートウェイは完成する。
月を周回する宇宙ステーション「Gateway」の建造の前に、「NRHO」と呼ばれる、特殊な月周回軌道へ探査機を2021年に投入する予定。運用した例がない最初の事例のため、その実現可能性や運用上の課題などを探るため、NASAは超小型衛星「CAPSTONE(キャプストーン)」を送り込むことになった。
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