【イタイ人、痛くない人】 - 英国式自転車生活 : https://blogs.yahoo.co.jp/tenzen194/34634626.html : https://archive.is/gTYw0
2019/3/17(日) 午前 0:20
電話で仲間と話していたのですが、もう55歳を超え、60の声を聞き、70までカウントダウンとなっている人は、『自転車乗りの場合、多くの人が身体的に結果が出ている』と思う。
早い人は、50歳を過ぎたあたりでもう自転車に乗れなくなっていたりする。50代半ばを過ぎたあたりで、腰や頸椎はボロボロ。腰痛と戦いながらドロップハンドルに乗って、医者や整体へかようマニアは少なくない。
なかには雑誌に書いていたような人で、頸椎をいためて自転車にドクターストップがかかった人もいる。やや高めのハンドルへの移行を考えもしたらしいが、どうして潔く、ドロップは頸椎と腰のためにならん!とアップハンドルにしなかったのか?
ほかの自転車のきょーそ様たちも腰痛に苦しんで、整体へ密かに通ったり、いろいろやっているようだ。自らが一派の宗祖をなしていない有名人の場合、『別の調整法のカミサマの門を叩いたりする』(爆)。
その人のところへ行くと、雲の間から金色の光がさしてきて、そこを出る時には、頸椎の痛みも、腰の痛みも、膝の痛みも、股間の痛みも一切、嘘のように消え、、、奇跡だ!、、、そんなことは決してない(爆)。そんなことがあるのなら、雑誌は『ポジション調整法特集』なんてことは毎年、手を変え品を変え何度もやらないだろう(笑)。一発、小雑誌とお札を売って終わりだ(爆)。
レース史上最強と言われ、『カン二バル』と呼ばれた人も、腰がボロボロで、サイン会で30分以上座っていられないと聞いた。
もう結果は出ているんじゃないのか?レースでストップ・ウオッチを負かす必要のない人が楽しみで乗るなら、最後まで、腰も頸椎も膝も痛くない人生を送れる機材を選択するべきだ、と私は思う。
骨盤の上にダルマ落としのように糸巻のような形状の骨が積み上がり、そこの部分はシッカリと固くついている。その上にある程度しなやかな、『こきりこ』のような背骨があり、頸椎があるわけだが、強い前傾はその一番土台のところの並び具合に前傾姿勢の影響を与えますから、仙骨から腰椎への影響がよいとはとうてい思えない。
それを『遠くへ大きく乗る』とか言って、腕の長いラテン体形の調整法や長いトップの車両に、貼り付くように乗っていると、腰の前傾も、頸椎を上へ『くの字に曲げる曲げ方も』さらに大きくなる。
ペダル反力をあまり受けない回転型で乗るとすると、股間へ上半身と頭の重さがモロにかかる。痛いので、パンツにパット入れたり、サドルの股間の部分に穴を開けたり、それでも、あまり重量がかからないように、上半身を『頑張って位置決めする』ので、腰への負担はますます増える。
私はもうずいぶん前に一回ギックリ腰をやって、それ以前にも、最近にも、ギックリ腰をやったことがない。それはどこでやったか?というと、アレックスのところでやった。人生初めてのギックリ腰。一日Stainless・スピードに乗って、『なんだか空気椅子を丸一日やったようで、嫌な感じが腰のまわりにあった』。その翌日、New Speedに乗ったのだが、なんというのか、サスペンションで前に沈み込む感じが独特で、ゴム紐で吊った八百屋の釣銭ザルにダルマ落としを乗せたような感じで背骨が揺すられて緩んだ感じがした。強い前傾とフロントが沈み込むサスペンションの組み合わせはじつによろしくない。
帰ってきて、前傾してバスルームで顔を洗っていたら、背骨が崩れ落ちるような感じがして、立っていられなくなって、座り込んだ。さあ、たいへん。異国でスーツケースを持って、ロンドンから数百キロ。どうするかな?と途方に暮れた。
アレックスは『ああ、スリップト・ディスクじゃな。イシゴニスもよくやっておった。1週間もすればなんとかなるじゃろう。いつもの屋根裏はたいへんだから、2階のホワイトルームへ移りなさい』と言われた。ホワイト・ルームというのは白っぽい巨大なタペストリーがあるので、そう呼ばれていた。日本の雑誌に写真は出たことが無い。1週間ちょっとでなんとかよちよち動けるようになったので、ちょうど、クルマのほうの評論で有名なポールが来たので、彼にホワイトルームを明け渡して、私はオックスフォードにいた元カノナンバー2のところへ移動。そこからロンドンにいたナンバー1のところへと、『電信柱から電信柱へすがるようにして』、ケンブリッジまでたどりついた。
ギックリ腰というのは、もう、脂汗が出てくるくらいたいへんなのだ。ところが、普通のサルーン型の地方タクシーでは、首を曲げて後席に乗り込めない。首を前へ倒すと『ず~~~~~ん』と腰に激痛が走る。『いや、これはダメだ。悪いけれど天井の高いブラックキャブを呼んでくれないかな?』と5ポンド紙幣を握らせて、無線で呼んでもらった。
家にたどり着くと、沈み込むベッドはダメなので、イタリア人の屋根裏の住人の女の子に、悪いけれど、オークルームの暖炉のわきにマットレスを敷いてくれないかな、とお願いした。暖炉のわきの粉っぽい空気をすいつつ、2日ばかり、たまに伸ばしたり、屈伸したりして、じっとしていた。
これは、私のほかにも、大阪の人で、やはり同じようなことが起こって、サスペンション付きの車両を処分した人がいる。彼も通常のアップハンドルにしてから、ギックリ腰は出ていない。ひのたまはちおうじの名物の千人同心の末裔Tづかの親爺さんも『合わなかった』と言っていた。
私は腰や頸椎をいためると、また膝を痛めると、いかにたいへんか、まわりを見ていてよくわかっているので、以来、誰が何と言おうと、身体第一で車両を選んでいる。幸いにして、いまのところ、私は自転車に乗って、どこも痛いところがない。ありがたいことである。
左端のような『ねこにランドセル背負わせたようなスタイル』だと、長年のうちに頸椎や腰に悪い影響が出ている人がけっこう多い。重量物は自転車の荷台に取り付けるべきです。