▼簡訳「革命前夜のアスマ・マフフーズのヴィデオ・ブログ」
いまは2011年1月24日の夜の10時30分です。
明日は1月25日、私たちが待ち望んでいた日です。
明日は私たちみんなが全力で動きまわる日になるでしょう。
すばらしいのは、政治家たちではなく、
私たちみんなが動きまわるということです。
そう、すべてのエジプト人たちが動きだすのです。
14歳以下の子どもたちもです。
子どもたちはポスターを印刷し、
礼拝者のあとに連いて、ポスターを配ってまわりました。
60代や70代の人たちも手伝ってくれています。
人びとは、できる限り、あらゆる場所にポスターを配っています。
タクシー、地下鉄、路上、学校、大学、会社、政府機関などです。
エジプトのすべての人が明日が来るのを心待ちにしているのです。
いま、みんなが緊張し、不安を抱いているのを感じています。
でも、明日、何かが起こり、それがうまくいくのを、
私はこの目で見たいのです。
明日はまだ革命の日ではありません。
すべてが変わる日ではありません。
明日は「終わりのはじまり」の日なのです。
明日、治安部隊が私たちに、
たとえどんなことをしたとしても、
私たちひとりひとりが自らを奮いたたせ、
平和的な抗議をするひとりの人間として立ちあがれば、
それが変化につながる道への
最初の第一歩になるでしょう。
私たちを前進させ、
私たちに多くのことを教えてくれる、
本当のはじまりの第一歩です。
いま進んでいる私たちの団結は、
それだけでひとつの成功です。
自分たちの権利は自分たちで要求しなければならない、
そのことを知るだけでもすでに成功なのです。
神の思し召しがあれば、明日の午後二時、
ムスタファ・マフード広場のアラブ連盟に、
私たち全員が集まることになっています。
他の人たちも参加する予定です。
平和的な抵抗の日に、
みんなが一同に会するのです。
乱暴な破壊行為をする人は、私たちの仲間ではありません
そのような行為をする人がいたら、私はとめるつもりです。
おたがいにまもりあいましょう。
私たちはまる一日そこにとどまるか、
そこで一泊する準備をしています。
三日になってもかまいません。
私たちは、自分たちが望んでいるものに対して
全力を尽くすべきなのです。
たとえ彼らが私たちに何をしても、
私たちの要求が受け入れられるまで
そこを動くつもりはありません。
どうか、みなさんも自分を大切にしてください。
いま、私たち全員が祈っています。
イスラム教徒もキリスト教徒も、
私たちみんなが神に祈っています。
神だけが私たちに勝利をもたらしてくれます。
神だけが私たちをまもってくれます。
だから私たちは共に手を取りあい、
共に立ちあがり、そして、
たがいに守りあいましょう。
この数日のあいだにたくさんの電話がありました。
それはエジプトの国内外のあらゆる社会的地位の人たちからでした。
それはとてもすてきな出来事でした。
私たちはたがいの身を案じ、
まるで姉妹か娘、あるいは、
母親であるかのように話しかけてくれました。
私は自分が「エジプトの娘」であることを
心の底から感じました。
私はあなた方の娘であり、
あなた方が私のことを心配してくれているのを感じました。
それは、これまでの人生のなかで
私が体験した最もすばらしい出来事でした。
明日お会いできることを期待しています。
午後二時ちょうどに待っていますから、
どうぞ遅れないようにしてください。
そしてエジプトの旗を持ってきてください。
この旗は私たちをまもる盾です。
これは私たちの国なのです。
これは人としての私たちの権利、
エジプト人としての私たちの権利なのです。
明日、あなたをお待ちしています。
明日は、私たちの希望と夢、そして、
はじまりの第一歩の日なのです。
私はあなたを待っています。
では、おやすみなさい。
どうかお元気で。
(簡訳:PROS/イルコモンズ+江上賢一郎+徳永理彩ほか)