【取材レポート】アートと融合したレーベル「パグメント」が都内のアートギャラリーでショーを開催
2018年3月3日(土)、パグメント(PUGMENT)が東京都豊島区のアートギャラリー「カヨコユウキ(KAYOKOYUKI)」に隣接する「駒込倉庫」で2018年秋冬コレクションのランウェイショーを行った。
2014年、大谷将弘と今福華凛によってスタートしたパグメントは、ファッションにまつわるイメージと人との関係性に着目し、既存の価値観とは違った視点を持つための衣類を発表している。
今シーズンのテーマは「1XXX–2018–2XXX」。人間のいない世界で、意思や感情を持った「ファッション」が「服」を求め始めるというサイエンス・フィクションをベースに衣類を構成した。無機質な会場で反響する機械音。宇宙船の中にいるかのような雰囲気で未来を感じさせる。コレクションアイテムも、ダウンやドローストリングで生み出したボリュームで、非現実的な印象を与える。またPVCや真っ白なラバーブーツを取り入れたり、バルーンシルエットのパンツにチュールをレイヤードするなど、宇宙服や防護服を想起させるようなスタイリングも見せた。印象的なのは、レースやメッシュにプリントを施したヴェール。人の顔の写真を転写したものは、透けた部分がモデルたちの顔と重なり、不思議な表情のレイヤードを生み出していた。 また、今回ランウェイで発表したアパレルのコレクションと同時に、同テーマでの美術作品の新作も制作し、アートギャラリー・書店・セレクトショップの3 箇所で同時多発的に展示会を開催するという、複数の場所、複数のジャンル、複数の流通形式を横断したプロジェクトを展開していく。 〈展示会情報〉
カヨコユウキ(KAYOKOYUKI) 2018年3月3日(土)〜4月1日(日) 東京都豊島区駒込2-14-14 営業時間12:00–19:00(日曜のみ17:00閉廊) 月・火・祝日定休 ユトレヒト(UTRECHT) 2018年3月6日(火)〜3月18日(日) 東京都渋谷区神宮前5-36-6ケーリーマンション2C 営業時間12:00–20:00・月曜定休 ニド/ニド・アドゥ(N ID / N ID A DEUX) 2018年3月16日(金)〜3月23日(金) 東京都渋谷区神南1-3-2 営業時間12:00–20:00・会期中無休
Text&Photo by Yumi Yamane
















