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@tayano
日本に帰ってきていまだに不思議なのは、「保守」の人々が家族を大切にしない、家族と共に過ごす時間を大切にしないことである
(東京大学出版会・3190円) 「遊びに行くから」ではなんでダメ? 心の中の壁ほど高いものはないのかもしれない。著者保坂亨氏は、虚弱で病気がちで学校をよく休んだらしい。以来、学校を「休むこと」にこだわり続けて教育学の先生になってしまった。
“タコやカラスは知性が高い動物と思われているけれども、視覚優位の動物がみせる知的行動は人間に理解しやすいからだけかもしれない。仮にヤドカリやハチが高い知性もって行動しても人間には理解できない可能性が高い”
— [B! 生物] ヤドカリやハチやタコの「経験」はどのようなものなのか?──『メタゾアの心身問題――動物の生活と心の誕生』 - 基本読書
仏教の本、基本的に「この世はアンコントロール、どうでもいいことに脳のリソースを使うな」ってずっと言ってる。
朱野帰子 / X
“ 日本の文化は、つねに社会のメインストリームとは外れたところから生み出されてきた。圧倒的な男の漢文社会の中から生まれた枕草子や源氏物語がそ うだったし、武家社会の中で生まれた町人文化である歌舞伎や浄瑠璃がそうだったし、明治維新の富国強兵の中から生まれた近代に批判的な目を向けた夏目漱石 もそうだった。どうでもいい個人的な話を延々と描き続けた私小説なんて、その最たるものである。”
— 個人の狂気を見い出すフィルタリングシステム:佐々木俊尚 ジャーナリストの視点 - CNET Japan (via otsune) (via wideangle) (via himatbshiz) (via kikuzu)
“何の小説だったか忘れたが「人が死ぬ時に一番怖れるのは、自分という存在とお別れしなければならない事だ」というような事が書かれていた。確かにそれはとても怖い。想像するのも嫌である。霊や輪廻の考えは、もしかするとその恐怖から逃れる為に生まれたのかも知れない、と僕は思っている。”
—
DOG ON THE BEACH - 逢魔が時 (via jinon)
人工知能がきて不老不死とかできちゃうぞってなった時に、死に匹敵する変化がどうせ必要になる。死はなくなるが、変化はなくなれないから。そして変化とは「自分という存在とお別れすること」である。それも完璧なお別れになる。
(via toukubo)
“会話上手は、なるべく「あなた」を主語にしようとする。 会話下手は、主語が終止「わたし」のまま。”
— 404 Blog Not Found:「申し訳ない」 - 書評に代えて - 会話は「最初のひと言」が9割 (via atm09td)
長く使わせてもらっていた公的施設で、管理者が変わったら、色々難癖つけられて対応が厳しくなった事があった。どうしたものかと悩んでいたら、とある方が「まずはそこの上位組織に手紙ですね」という。「クレームを送るのですか?」と聞いたら「いや逆です、まずは感謝を送ります。どれだけお世話になっているか、どれだけ多くの人に役立っているかについて大袈裟に感謝を伝えるのです。 そうすることで上位組織やその管理者に自分が関わっている仕事に価値があると思わせる事ができ、管理者にとって価値が上がれば、相手に失うと困るものができあがります。 この手のゲームは、相手の賭け金が上がれば上がる程に守りに入るので、攻め手のこちらにとって有利になるんですよ。守る物がある方が、こういう勝負は弱い。 賭け金あげて、それでも変わらなければ、この時こそクレームも重点的に、しかも感謝してた人とは別の人たちからと思わせるように出していけばいい。 高いとこに登らせてから落とすとダメージでかいでしょ?」とニコニコしながら話をしてて、素人のクレーマーとちがって、交渉慣れしてる人は怖いなぁと思いました(笑)
XユーザーのMT(TRUE COLORS Japan運営、C&F協会の人)さん
まず相手の立場を理解することは、どちらが正しいか白黒をつけることではなく、いかに効率のいいコミュニケーションを成立させるかということなのだ。こっちから理解しようとつとめると、相手は自分の言うことを聞いてもらっている、自分はわかってもらっているんだと感じる。それがよりよい人間関係につながっていく。(...)
自分の正しさをたえず証明するには多大なエネルギーがいる。ところが、相手に正しさを主張させるにはほとんどエネルギーがいらず、むしろエネルギーが増大する。
相手の立場や意見を理解すると、幾つかのすばらしいことが起きてくる。
第一に、新しいことが学べる。視野が広がる。第二に、あなたがきちんと聞いていることがわかると、その相手はあなたにたいしてもっと敬意をはらうようになる。相手をさえぎって自分を主張すると、その相手はもっと独断的になったり自己防衛に走ったりする。
ほとんどの場合、あなたが態度をやわらげれば相手もやわらげる。すぐにそうなるとはかぎらないが、やがて必ずそうなるものだ。相手をまず理解しようとすることは、自分の主張よりも相手にたいする愛と敬意を優先させるという意味だ。これは無償の愛の練習でもある。
さらに、その相手があなたの意見に耳を傾けるかもしれないという利点もある。相手があなたの意見を聞くかどうかの保証はないが、確実なことが1つある。あなたが耳を傾けなければ、相手もあなたに耳を傾けないということだ。先に相手の意見を聞こうとすることによって、この頑固な輪を断ち切ることができる。
人間関係に困らない人が無意識でやっている「納得の方法」
“「AIが作っても、それがいい曲ならいいやんって思っていた」 が、自分が気に入った曲がAI生成だと分かった瞬間。 「感動の先に人間がいないことが急に不安になった。まだ心の準備ができていないんだと思い知った」。 そしてAIが作った曲を聞き分けられなくなっている現実にショックを受けた。 人は芸術に触れる時、意識するしないにかかわらず、作品の背後にある人間や時代の存在を感じとるだろう。 「そういうコンテキスト(文脈)をすっ飛ばしたものが生まれている。感じ方そのものが変わっていくんじゃないか」。”
— <AIと創造力 表現者編>(1)音楽プロデューサーtofubeats「感動の先に人間がいない」|文化|神戸新聞NEXT
私たちが考えることのほとんどは、直接体験で得た知識の産物ではなく、他人がしたことや考えたこと、つまり「情報」を見聞きして生まれたものである。私たちはこのように他者の情報に同調するのだが、この情報が自信のある人や、専門家に当たる人から発せられた場合、より同調しやすくなる。また人は、他人によく思われたいという願望がある。他の人間の前で表立って異論を唱えることは評判が傷つく恐れがある。多数派の意見に合わせて同調するのは、自身の評判を気にするためだ。 知識のない、主体性のない人が同調するのではと思われるだろうが、米国の連邦裁判所の裁判官のような知的エリートも同調する事例が紹介される。保守的ないしリベラルな裁判官が、同じく保守的ないしリベラルな同僚と議論すればするほど、極端に保守的ないしリベラルな判決が出るのだ。著者は、このような同調を集団極性化と呼ぶ。集団極性化はSNS上でもおなじみだろう。SNSでは、同じ考えをもった集団が「熟議」を通じて意見が極端になり、異なる意見をもった集団と激しく対立している。なお、この極性化は敵対する集団の登場により増加する傾向がある。
今週の本棚:内田麻理香・評 『同調圧力 デモクラシーの社会心理学』=キャス・サンスティーン著、永井大輔、高山裕二・訳 | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20230916/ddm/015/070/023000c
火も水とともに人間生活の必需品である。それを制御することが、日本のまちにとって特別に難しい。木と紙でできた住居が多かった。1923年の関東大震災は史上最大の犠牲者10万5000人であったが、このうち9万人が焼死である。 江戸・東京は、3度の火災による10万人規模の犠牲を出している。1657年の明暦大火、関東大震災、そして1945年の東京大空襲である。 明暦の頃、江戸の人口はまだ50万以下であり、10万の焼死は信じがたいが、80日間雨が降らず、カラカラに乾ききった江戸に強風が吹き、本郷のお寺で出た火がたちまち、江戸のまちを焼き尽くした。 関東大震災は昼の支度中に起こり、134カ所から火が出た。前日、有明海から熊本に上陸した小さな台風が日本海に抜け、温帯低気圧に変わった時点で、人々は放念した。それが金沢付近で再上陸し、北関東から太平洋に抜けるのが、9月1日の午後であり、秩父あたりに副低気圧も生まれ、東京では10メートルを超える強風が風向きを変えつつ吹き荒れた。この強風こそが大震災の主犯である。 地震・乾燥・強風・火元の4要素のうち、疑いなく強風が決定的であり、これら条件がそろうなら、日本のどの大都市も危うい。
激動の世界を読む:自然と人為の大災害 犠牲は桁違い、戦争防ぐには=アジア調査会会長・五百旗頭真 | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20230914/ddm/004/070/012000c
「世の中、大丈夫か?」という意識で歌詞を書いたというLEO今井。対して、砂原良徳はどのようにサウンドを紡いだ?
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(新曜社・3520円) 唯一の被爆国、原子力を受け入れたのは 私たちの身の回りはシンボルであふれている。富士山、自由の女神、エッフェル塔を見ればそれぞれ日本、米国、フランスを連想する。誰かに花を贈るときは、その花言葉を意識しながら花を選ぶ。犬には「忠誠」、フクロウには「知恵」
政治という営みはシンボルを必要とする。小さな組織の内部では、特権を餌に忠誠心を植え付けることもできるが、集団を方向付ける場合は、集団の中に共通の認識や感情を生み出す必要が生じるため、シンボルが不可欠となるのだ。統治のためのシンボルとしては、記念日、音楽、旗、彫像、物語、儀式などがある。しかし、政治のシンボルは、決して政治権力者が一方的に大衆を操作する道具ではなく、人々がメディア空間で可視化される表象や言説を利用しながら構築されたものなのだ。
著者は、このシンボル化の集合的次元を分析するためのカテゴリーとして、「結晶化」「浸透」「転換」の三つの切り口を挙げる。「結晶化」は、あるシンボルの働きによって人間集団の中に共通認識、共通感情、共通意思と呼び得るものが出現するプロセスのことを指す。マス・メディアの集中的な報道などを通じて、ある人物や集団の共通イメージが形成される。この「結晶化」の例は枚挙にいとまがないという。本書では具体例として、高速増殖炉「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故の際、「もんじゅ」を管理する動力炉・核燃料開発事業団(動燃)が事故に関するビデオ映像を隠匿していたことが発覚したが、この件がニュースとして報道され、短期間のうちに「嘘(うそ)つき動燃」の共通イメージが作り出された件について検討している。
「浸透」は、一定の時間をかけて特定のシンボリズムが人々の心の中に浸透していくプロセスのことである。ある宗教を信仰するようになった信者が、日々の祈りを通してその教義を内面化するプロセスは「浸透」に相当するが、本書は、水俣病事件に深く関わった石牟礼道子の『苦海浄土』を対象とし、石牟礼の世界観が公害問題の被害者を支援する運動にとってバイブルとなった経緯を分析している。
「転換」は、人々の心の中に深く根を下ろしている有力なシンボルの位置付けを大きく転換させ、新しい意味を付与していくことをいう。第二次大戦の敗戦を機に天皇が軍国主義のシンボルかつ「現人神(あらひとがみ)」から「人間」へと転身したが、このプロセスが「転換」に相当する。本書で詳細に検討されるのが、原子力の「平和利用」が戦後の日本社会の人々にとっての「希望」のシンボルとして構築されたプロセスである。
創造的破壊による成長を阻むのは、「既存企業が政府と結託し、自分が登ってきた梯子(はしご)を外してしまって新規参入を阻むといった事態」である。これを阻止できるのは、市民社会の監視の目である
◆『創造的破壊の力 資本主義を改革する22世紀の国富論』=フィリップ・アギヨン、セリーヌ・アントニン、サイモン・ブネル・著、村井章子・訳 (東洋経済新報社・4620円)
インターネットで誰もが自分の意見を発信できるようになり、新しい民主主義の可能性が叫ばれた時期もある。だが今や、人々はSNSで似た者同士の殻に閉じこもっている。建設的な議論より、既存の意見に賛否を示すだけの方が楽に評価され、承認欲求は満たされる。おかげで社会課題の解決ではなく、課題をネタにしたコミュニケーションが目的化している。その結果が、ドナルド・トランプの人気や反ワクチン運動のような極端な傾向とみる。処方箋は? 単にネット接続をやめるのではなく、日常の中で、象徴的な意味で「遅く走る」、歴史に「見られている」感覚を持つ、多様な事物に触れられる「庭」を作る。どこか「歴史の平衡感覚」を重視し、「中庸を保つことに熱狂せよ」と説いた故西部邁(すすむ)の保守論も連想する
(朝日新聞出版・2090円) 世界中の人が、SNS(ネット交流サービス)の「いいね!」を求めた末に、極論や陰謀論にからめ捕られる時代。その「外部」にどうすれば出られるかを論じた長編評論だ。1世紀前の英国人、「アラビアのロレンス」ことトマス・エドワード・ロレンスの人生と、作家、