新アルバム「うわ!奥の方で絡まっています!」のセルフレビュー
前作「委託の復讐」から2年ぶりのアルバムを出しました。
ジャケットはSENGPIEさんです。今回はアナログで絵画を仕立てていただきました。
本当はもっと早いペースで出したいと思っていたのですが、委託の復讐のリリースから(なんと!)15ステージもライブをさせていただき、中々じっくり内面と向き合ったりする方向に持っていけず制作に時間がかかってしまいました。申し訳ない。
その分イベント会場で様々な音楽をいろんな音響で聴いて学びを少し得たので、ちょっとトラック?かミックス?が良くなってるかもしれません。皆さんがどう思うかは分かりませんが、僕はちょっと良い方に音が成長したと思っています。
それでは一曲ずつ感想を言って行きますか…
1完全に貫通していた!
新しいアルバムを作りましょうってなって1番最初にできた曲。
改装中のコンビニっていうモチーフを負けヒロインが多すぎる!の原作で見て、コレだ!と思ってリリックを描きました。
その段階で(人間なので)変わっていくことを肯定してみたり悩んでみたり過去の自分を解体して新しい像を建てていくような感じのアルバムにしようと思った。過去のいろんなタイミングの自分になりきって書いてる歌詞も多いと思います。
寒いのが嫌いなのですが、Bメロがいい感じに冬っぽいリリックで好きです。
2ソフ倫天使の詩
タイトルはベルリン天使の詩のパロディ
昔負けヒロインについて書いた曲があって、もちろん当時なりに悩んでリリックを書いたのですが、今の自分のヒロイン観でもう一度扱いたい話題だと思ったので書きました。
年々、他人やキャラクターの強さを信じる事が大事なのかもと思っています。皆さんはどのくらい他人を信じていますか?
僕は今の所意識して信じようとしている感じで、自然ではないのでコツがあったら教えてください。
トラックはパンクバンド的なアンサンブルをシンセでやろうって感じです。4トラックのモノシンセとドラムのみだったはず。
3ポルノウォッチャーズ7000
タイトルはアニメーションウォッチャーズのパロディ
ポルノが好きだけど、それは自分が当事者だと娯楽ではないわけで、そういう感じについての曲。
マウントセレブ金田さんで、たまたま金田さんの痴態に出くわしているモブのようなことだけが欲しくて、竿役になるのは怖い。そんな気持ちを貴方もお持ちですよね?!という意味で現在のフォロワー数を末尾につけた感じのタイトルです。
ファンキーモンキーベイビーズみたいなサビ。カノン進行を擦り続ける。
42018年の方が良かったと思う
あんまり回想したことなかった頃を回想しようと思って、全然こういう気配がしなかったときに思いを馳せてみたら中々良かったので書きました。
喉元過ぎればなんとやらって感じで、辛かった部分は消えて気持ちいい瞬間のことだけ思い出せて良かったです。
三軒茶屋のmy sweet homeを思い出しながらなるべく固有名詞をたくさん出しました。
tommy cashのlittle moryみたいな風景のトラックにしたかった。
なるべく幼稚なバッキングで不穏な音みたいな…
5僕を勝手に診察しないでください
面倒見てくれるなら人に勝手に病名をつけたりしてもいいぜ!
面倒見てくれないなら勝手に病名をつけたりしないで欲しいぜ!
F#m一発の潔さ。定義があんまり理解できてないけど、drill?って感じの拍の取り方をやってみました。
6なにかでページは穴だらけ
タイトルは涙で雪は穴だらけのパロディ
察してください!私はショックでした…
アウトロの清々しさはソウルドアウトのイルカみたいなフィーリングになってたらいいなって思いながら作りました。
7you an 一般女性
高咲侑さんについて、お話ししました。
侑 an 一般女性ってことですね。
作中でハッキリと表立って活動している人と表立っていない人が分断されている作品だと罪悪感がある!
かといってもしも高咲侑さんがアイドルならこれほど萌えていたかはわからない。でもアクリルスタンドが売られている。なぜ…
俺は一体どうすれば…
わからない…
俺は一般男性で、彼女は一般女性で、そこには言い訳がないということ…
old schoolといかboombapっぽいものも最近好きなのでできる範囲でやってみました!
8もしも萌え絵が描けたなら
タイトルは西田敏行のもしもピアノが弾けたならパロディ
コッソリ萌え絵を描いてみたりしているけどなかなか人様に見せれる物にはならない。もしもあの時、萌え絵が描けたなら、描こうと踏み出していたらということもある。
交友関係のあるお友達もけっこう絵を描いていて、今は妬んだり僻んだりはしないけど、ふと僕もみんなに見せて「いいね」って言ってもらえるような萌え絵を描けていたらと思うことがある。
宇多田ヒカルの気分じゃないのみたいな、ピッチの下げてあるライドシンバルが好きだとおもったトラック
9puratina kuruisou
タイトルは白金ディスコのパロディ
思い出の中の友人って変わらないと思っていたけど、自分が捻じ曲がると連動してそれも捻じ曲がっていくって気づいてめっちゃ嫌でした。創作物と違って楔みたいなのがあるわけじゃないから。
じゃあどうするのかっていったらもういない人をヨスガにしない方向で生きてみるのはどうですかという内容です。
終盤だしちょっとシリアスでもいいだろうと言った気持ち。
音像としてはこのアルバムの集大成感というか、ここまでの楽曲を全部混ぜたようなboombapでもありシンセポップでもあるような感じを目指しました。
10余生ですか?←余生です
タイトルは遠野ひかると大西沙織のラジオのパロディ
そもそもの話、3rdアルバムを作って以降長い間「歌詞に書くこともうないし!」と思っていて、それでもなんとか書ける内容を探すような感覚でやっていたけど、一度これが余生だと割り切ってみるのもいいかもって思った。
いつ死んだって別にかまわんぜ…!という気持ち
今回のアルバムもいつまでに完成させようとか思っていたし、期限が決まっていないものに対する漠然とした恐怖はありつつも、それを楽しめるようになることが今後の自分に必要なのかもと思う。
安達としまむらでも関係性というものにゴールがないことを怖がっていらっしゃったと思うけど、安達さんは肌を重ねるようになってからみるみる情緒が安定したらしいので、自分にとってもそういう安寧が訪れないか、訪れないなら自分で作るしかないよな
って思ったの!
(追記 そういう安寧が訪れないかってところがめっちゃ恋人欲しい人みたいに読めて嫌だったので補足します! 自分に対して精神の安寧を得るための明確な一つの解がなんでもいいので欲しいって意味で書きました。)
ということで総括としては第二部完って感じのアルバムになりました。それなりに聴いた人が面白さを感じられるよう努めています。
youtubeやbandcampのメッセージ、instagramでリリース前から温かい言葉を頂戴して恐縮しています。少しでも楽しんでいただけたら幸いです。娯楽なので…
以下告知
リリース記念のワンマンライブを東京と大阪でやります。
大赤字にならないことを祈っています…
コミックオギャーにてわんつうさん!も連載中です。よろしくお願いします。
それではまた…









