2Pac裁判、冒頭陳述へ──検察の武器は本人の回顧録。弁護側は「虚偽自白」の専門家を呼ぶ
現地時間8月17日(月)午前、ラスベガスのクラーク郡地裁で、2Pac殺害事件の冒頭陳述が始まる。日本時間では18日未明にあたる。被告はデュアン・”キーフ・D”・デイビス(63)。1996年9月の銃撃を「自ら撃った」のではなく「差し向けた」として、殺害を組織した罪に問われている。 この裁判には、殺人事件の裁判にあるはずのものが揃っていない。凶器がない。逃走車両がない。銃撃の瞬間を捉えた防犯映像もない。30年が経ち、現場にいた人間の多くが死んでいる。 その代わりに検察が持っているのは、被告自身が語った言葉である。2019年の回顧録『Compton Street…








