【HIPHOPCs独占インタビュー】CHEHON「生身の人間が一番強い」豊洲PIT直前、執行猶予・みどり・ジャマイカ・AIを語る
2026年7月3日、豊洲PIT。レゲエdeejay・CHEHONのワンマンライブ「CHEHON ONEMAN LIVE 2026 -KING OF STAGE-」が、ついに東京で開催される。公演を目前に控えた本人に、1時間以上に及ぶインタビューをHIPHOPCsのDirector YTG…

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【HIPHOPCs独占インタビュー】CHEHON「生身の人間が一番強い」豊洲PIT直前、執行猶予・みどり・ジャマイカ・AIを語る
2026年7月3日、豊洲PIT。レゲエdeejay・CHEHONのワンマンライブ「CHEHON ONEMAN LIVE 2026 -KING OF STAGE-」が、ついに東京で開催される。公演を目前に控えた本人に、1時間以上に及ぶインタビューをHIPHOPCsのDirector YTG…
2026年6月第4週:今週のヒップホップニュースまとめ|Pharrell・Drake・SZA・LEX・JAY-Zで読む今週
By Rei Kamiya / HIPHOPCs Intelligence Unit対象期間:2026年6月20日(土)〜6月27日(土)/公開日:2026年6月27日 先週、この欄では「数字を作った人の名前まで残せるか」という問いを立てた。 Tay…
JAY-Zはなぜ“自分で歴史を書く”のか。Rick Rubinとの8部作『JAŸ-Z IN 8』
JAY-Zが、自身を主役にした8部構成のドキュメンタリー『JAŸ-Z IN 8』を発表した。監督はRick Rubin。この秋、HBOで放送され、米国ではHBO Maxでも配信される。 ただ、これを「大物ラッパーのドキュメンタリー」と受け取ると、肝心なところを見落とす。 今回出てきたのは、一本の映像作品ではない。存命のうちに、自分の手で、自分の半生を“正史”として固める。その大きな動きの、ひとつの部品だ。HIPHOPCsはこのニュースを、そう読む。誰が自分のレガシーを語るのか。その主導権をめぐる一手である。 発表に合わせて、約40秒のティザーも公開された。JAY-Z本人も、公式Instagram(@jayz)でこれを伝えている。 View this post on…
HIPHOPCs Exclusive Interview: Nyture and Kazuki Ito on ADC, Adachi, and the Creative Roots Behind “Who?”
Adachi, Tokyo’s northernmost ward. Bordering Saitama and surrounded by rivers on all sides, Adachi has long carried the image of a rough neighborhood. The local government has worked to change that reputation through redevelopment, image campaigns, new universities, and large commercial facilities. The busier districts now feel livelier than they once did. But step just a little away from the…
PharrellがLouis Vuittonのランウェイで新曲を一斉解禁、Quavo・Lil Baby・NBA YoungBoyを“発表台”に乗せた意味
Pharrell Williams(ファレル・ウィリアムズ)が、Louis Vuittonのパリ・ファッションウィークのショーを、また一つの「新曲お披露目の舞台」に変えた。 砂が敷き詰められ、背後には巨大な波を思わせるセット。サーフカルチャーの匂いが充満するランウェイに、トラップが鳴る。2026年6月23日、Louis Vuitton 2027年春夏(SS27)メンズ・コレクション。メンズ・クリエイティブディレクターであるPharrellは、Quavo、Lil Baby、YoungBoy Never Broke Again(NBA YoungBoy)、そしてベナンのレジェンドAngélique…
Tay Keith急逝、29歳「SICKO MODE」を作った男が遺した、プロデューサーの取り分問題
「Sicko Mode」を作った男は、自分のビートがいくら稼いだのか、その帳簿を見せてほしいと、亡くなる直前まで続いていた裁判で求めていた。 2026年6月18日、Tay Keith(本名Brytavious Chambers)が、ナッシュビルの自室で死亡しているのが見つかった。29歳だった。 安否確認に向かった警察官が発見し、事件性はないとされる。ストリーミング時代のサウンドそのものを規定した作り手の一人が、あまりに早く逝った。 彼が遺したのは、未完のヒット曲だけではない。「自分が作った曲の取り分を、自分は受け取れていたのか」という、プロデューサーという仕事の根幹に触れる問いだった。 本稿は、訃報の事実を確認したうえで、その問いの構造を読み解く。 何が確認されているのか ナッシュビル都市圏警察(MNPD)によれば、Tay…
【HIPHOPCs独占インタビュー】MADAM WOO/CEO KAZU |T.IにSexy Red“ネオ東京”の夜の作り方
USヒップホップの最先端と、日本独自のおもてなし。この二つが交わる夜の社交場として語られてきたのが、渋谷・道玄坂のジェントルマンズクラブ「MADAM WOO TOKYO(マダムウー)」である。 2018年11月、ラッパー/プロデューサーのRYUZO(R-RATED RECORDS)のプロデュースで開業。架空の烏婦人(MADAM WOO)が、ニューヨークのチャイナタウンと東京の境界が消えた未来都市・NEO TOKYOで営むクラブ——という世界観のもと、音楽・ファッション・アートが官能と交差する空間を築き、国内外のアーティストが集う場となってきた。 今回話を訊いたのは、同店のマネージャーであり、東京のHIPHOPナイトシーンを牽引するパーティー〈NEVER BROKE〉〈BLUE MAGIC〉のCEOとしても知られるCEO…
Tyler, The Creatorが「すべてのデータセンターに死を」AIブームにラッパーが声を上げた意味
Tyler, The Creator(タイラーザクリエーター) が、ジョージア州ディカルブ郡で進むデータセンター開発に対し、Instagramのストーリーズで「Death to all data centers(すべてのデータセンターに死を)」と書き込んだ。 彼が名指ししたのは「水」である。生成AIの急拡大を支えるデータセンターが大量の水と電力を消費し、その負担が低所得・マイノリティのコミュニティに偏って押しつけられている──世界的ラッパーが、地に足のついたローカルな環境問題にそう踏み込んだ格好だ。 この記事の要点を整理してみよう。 Tyler…
「AIは私の238曲で学習していた」SZA、Sunoを名指しで糾弾
「自分の曲を調べたら、AIは私の238曲で学習していた。未発表曲も確実に混ざっている」──SZAが認証済みのInstagramでそう投稿し、AI音楽プラットフォームSunoと、それを支持するミュージシャンたちを名指しで糾弾した。 きっかけは、The Atlantic(ジ・アトランティック)が公開した検索ツール“AI Watchdog”だ。これまでアーティストは「自分の曲が使われたかもしれない」と疑うしかなかった。だがAI Watchdogは、その疑いを検索欄に変えた。 これは単なる炎上ではない。誰が音楽を「所有」しているのかを巡る、構造的な戦争の新局面である。 View this post on Instagram 速報:何が起きたのか The Atlanticは2026年6月、記者Alex Reisner(アレックス・ライズナー)による調査報道「AI…
2026年6月第3週:今週のヒップホップニュースまとめ|Tay Keithは29歳で去り、Drakeは1億人に届いた
今週のヒップホップは、華やかな記録と、重い訃報が同じ週に重なった。 世界でもっとも聴かれるラッパーの一人が、大きな記録を作った。その一方で、そうしたヒット曲を陰で支えてきたプロデューサーが、突然この世を去った。 派手な数字と、その数字を作っている人たち。今週はその両方が見えた一週間だった。順番に見ていこう。 今週のニュースランキング(HSI TOP10) HSIは、その週のニュースを「話題の大きさ」「音楽ビジネスへの影響」「文化として残る重さ」の3つでHIPHOPCs編集部が採点した、独自指標である。各軸を100点満点で見て、話題とビジネスをやや重め(およそ3.5:3.5:3)に合算している。 順位ニュース国スコア 1Tay Keith(テイ・キース)が29歳で急逝米93 2ドレイク、Spotify月間リスナーで一時1億人に到達米91 3音楽の賞「MAJ…
BREATHが渋谷ミヤシタパークに出店BADHOP,YZERRが築く「FORCE経済圏」の一手
BAD HOPはもう存在しない。だが、彼らが遺したブランド「BREATH」は、いま渋谷の一等地に店を構えている。 2026年6月6日、ミヤシタパーク NORTH 1Fにオープンした期間限定ストア。これを単なるアーティストグッズのポップアップとして処理すると、本質を見誤る。本稿の結論を先に示す。このストアは、YZERRがBAD HOP解散後に築いてきた「アパレル=BREATH/メディア=FORCE MAGAZINE/興行=FORCE Festival」という、音楽の外側に広がる「自前の街」への入口である。 HIPHOPCsは、この「街」が立ち上がっていく過程を、2025年9月から継続的に追跡してきた。本稿は、その文脈の上にミヤシタパークのストアを置き直す試みである。 渋谷ミヤシタパークの期間限定ストア、概要 View this post on…
Drake(ドレイク)、Spotify月間1億リスナー突破──Kendrick Lamarとの対比で見えた“本当の強さ”
Drake(ドレイク)が、Spotifyの月間リスナー数で初めて1億人を突破した。報じられたのは2026年6月12日。ヒップホップ史でこの大台に乗ったラッパーは、これで2人目になる。 1人目は、前年このプラットフォームの記録を塗り替えたKendrick…
JAY-Z『Reasonable Doubt』30周年白ヴァイナルがTarget限定に──"所有"の神話がDEI後退企業の棚に並ぶ意味
30周年盤の“色”が、ヒップホップの「所有」という神話を静かに試している。 ヒップホップで「所有」をいちばん鮮やかに神話にしたアルバムが、よりによって、いま「所有」をめぐって最も叩かれている店の棚に並ぼうとしている。 JAY-Zのデビュー作『Reasonable…
【HIPHOPCs独占インタビュー】EBISU BATICAスタッフが語る、注目アーティストとその魅力
東京・恵比寿のライブハウス/クラブ、BATICAが15周年を迎えた。今年4月には『EBISU BATICA 15th…
Drake『ICEMAN』18曲全曲が3週連続Hot 100入り。Kendrick『GNX』と並んだ記録は「勝利」を意味する?
同じチャート記録が、まったく正反対のことを証明している。今回のDrake(ドレイク)『ICEMAN』をめぐるニュースで最も面白いのは、実のところそこだ。 『ICEMAN』は、収録された18曲すべてを3週連続でBillboard Hot 100に残した。全曲を3週連続でHot 100に残したラップアルバムは、現時点で『ICEMAN』とKendrick…
2026年6月第2週:今週のヒップホップニュースまとめ|MAJが日本語ラップを置いた場所、Wu-TangがNBAを動かした夜
文責: Rei Kamiya / HIPHOPCs Intelligence Unit対象期間: 2026年6月5日(金) – 2026年6月13日(土)公開日: 2026年6月14日最終更新: 2026年6月14日 📌 この記事で分かること MAJ 2026で、Creepy…
【HIPHOPCs独占インタビュー】NytureとKazuki Ito、最強の組織「ADC」、足立区が生んだ2人の才能に迫る
東京都23区最北端、足立区。 埼玉との境界線に面し、四方を河川に囲まれたこの土地は、かつてより「治安の悪い街」としての印象が強かった土地である。 そのため、自治体は悪印象を払拭すべく、イメージアップキャンペーンを実施している他、再開発を進め、過去に落とされた影の清算を実行。大学誘致や大型商業施設などが建設され、繁華街は盛り上がりを見せるようになった。 しかし少し道を外れると、いわゆる煌びやかな”Tokyo”の雰囲気は少しずつ薄れていく。 子供たちの声や学校のチャイムがどこからともなく響き、自転車がキリキリと音を立てながら通り過ぎていく。誰かの当たり前のためにある、来たことないはずなのにある種のノスタルジアを感じさせるような街が”ぬるり”と現れる。 そして、その街はNytureとKazuki…