Three Goblin Art

祝日 / Permanent Vacation
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@miaulement1
nekomata
「奥山に、猫またといふものありて、人を食ふなると人の言ひけるに……」
彼女が次に目を覚ましたのは、真夜中の見知らぬ森の中でした。
ただ、ここは彼女の故郷の地ではないということだけ、はっきりしていました。
なぜなら彼女が図鑑の中でしか見たことのなかった草たちが
今は目の前で風に揺られて、彼女の体を撫でているのですから。
彼女ははっと起き上がり、あたりを見渡しました。
やはりそこには、見知らぬ木と見知らぬ夜空、見知らぬ空気、
「・・・ここは、どこかしら?」
「君も、僕を退治しに来たのかい、?」
そして図鑑でも見たことのないような見知らぬ猫がいました。それもすごく近くに。
彼女は猫があまりにも近くにいたことに驚き、声が出ませんでした。
少しの沈黙の間、彼女は自然と猫の目を見つめていました。
猫の瞳は鈍い金色で少し赤く光っています。
それは温度の低い恒星が眼の中にあるかのようにも見えて、彼女は綺麗だと感じました。
「それともやっぱり、僕を見て恐れ命乞いかい?」
彼女は思いもしなかったことを聞かれ、うっとりとした気持ちはどこかへ消えてしまいました。
「命乞い?、何を言ってるの?、あなたは猫じゃない。それよりびっくりしたわ、寝起きを驚かすなんて反則よ。」
「!! 君は、僕のことが怖くないのかい!僕はこの山に住む猫又なんだぞ!」
「ねこ、また?」
「そうさ、僕は人をーーー。」
どこか聞き覚えのある名前だと彼女は思いました。
そしてなぜかその名前に違和感も感じました。
しかしどこで聞いたのかも思い出すことができませんでしたし
違和感の訳も分かりません。
なにより今の彼女にとってそのどちらもどうでもよく感じられました。
「あなたのそのしっぽ・・・」
二本あるしっぽ、図鑑にも載っていなかったその姿。
彼女はふと手を猫の方へ伸ばしました。
猫は一瞬目を満月のように丸くしたかと思うと
彼女に触れられるその瞬間ふわっと闇に溶け、彼女は空をつかみました。
「全く、君は僕の話を聞いているのかい? 変わってるのは容姿だけじゃないようだね。」
声のする方を見てみると猫は少し先の木の陰にいるようでした。
黒い陰の中、鈍い金色の目だけがさっきより赤く燃えてこちらを見ています。
皮肉めいたその言い方に、彼女の金髪に少しだけまじっている父親譲りの茶色の髪が
パチパチッとはじけるような音をたてました。
「失礼な言い方ね。これは私のお気に入りの服よ。それに、ちゃんと聞いていたわ。あなた、人を食べるんですってね。でも、どうかしら・・・。」
彼女はくすりと微笑みました。
「僕を疑ってるのか!! 僕を見たものは誰だって震えだし脅えるんだぞ!!」
「本当にそうかしら?私にはそうは思えない。」
「僕は人食い化け猫さ!!」
「いいえ。あなたは人をーーー」
「僕は!!!」
「 人を、食べたりなんかしないわ。
ーーーもし本当にあなたが人を食べるなら、とっくに私は食べられちゃってるもの。 」
その瞬間、満月と夜空の赤や青い色の星が眩しいくらいに光り輝き、突風が猫の方からぶわっと吹きました。
風は木々を揺らし、木々の陰も揺らしました。
しかしもうそこに猫はいません。
「僕は人間を信じない、許さない。」
猫は彼女の目先すぐの宙に浮かんでいました。
「けど、僕には一つだけ確かめたいことがある。」
猫の瞳から鈍い色はなくなり眩い金色とともに、赤い光は温かく力強いものになっていました。
「そのために君にお願いしたいんだ。」
金色の瞳にはゆらゆらと彼女の姿が映っています。
「僕も君がなぜここで眠っていたのか知りたいんだ。」
そういうと猫は長い二本のしっぽを彼女の方へ向けて
彼女は何のためらいもなく、そのしっぽをつかみました。
すると猫の金色の瞳の中に青い光が溢れだし
そこへ吸い込まれるようにしてどちらも消えてしまいました。
Continue...
SSメモっときます。
異国の少女と猫又という日本の妖怪の話です。
久しぶりに物語考えた~楽しかった~
妖怪、おくがふかい
拙いですが何卒。
二人とも色々設定があるけど
それもお話にしていきたいなあ
特に女の子
セルフエコノミーにさせられました!
音楽も素敵で昔からファンでした!!プーチンPさん約5年間本当にお疲れ様でした!!
ちょっと感想 っていっても私の勝手な解釈です
※ネタばれになってるかもなのでOKな方は反転でお願いします!
↓ここから
リンの願いは
二人でサンデー(「ひとりにしないで。」と「きえないひとみ。」と「きみにさよなら★」)
「愛してる」って言わせたい(「ゆめにさよなら☆」)
二つとも「きみのひとみに。」でレンと二人でサンデーして叶えられてるけど
リンは「きみにさよなら★」の最後で
イリーナの記憶も含めて初期化されてる(白目リン)ので自覚なし
つまり、BADENDかなって・・・
主人公のレンからみても「戻りたい」って言ってるのでBADかなって・・・
でも、BADって認めたくない!!!
(以下、超私的解釈です!自重しません!)
「うそつきはだれ?」のリン(イリーナ)と赤リンの会話(内容は「きみにさよなら★」)で
リンが感じたことを赤リンに話したことで赤リンの中にもその記憶が入る
赤リン=ドナルドは確かだと思うけど
認めたくない!!
リンはクスリやめてるはずなので
赤リンはクスリの副作用の幻覚じゃなくて
ボーカロイド鏡音リンの意思=「書き換えられたあたし」(「きみにさよなら★」)
だから
赤リンにとってリン(イリーナの記憶(USB)+いままでの記憶)はウイルス
リンにとって赤リンは自分を消しにくる怖いもの
それがクスリの副作用=怖いもの とかぶって赤リン=ドナルドなりかけてるってしちゃう!
結局リンは初期化されちゃうけど
初期化リンの中に赤リンの意思が少し残っていて
「きみのひとみに。」でリンの二つの願いをレンに叶えてもらったことにより
赤リンの中に残っていたリンの感情がとても強くなり
赤リン+リンとなって最後に現れる(最後のベーしてる赤目リン)
リンの最大の願いが叶った(自覚あり)つまりレンは一人じゃない!
でHAPPYとまではいかなくてもBADではない って認めたい!!!
っていう解釈!後悔してない!
でもレンはそれに気付かずに
リンを振り向かせようとがんばってほしいです!!
最後に
二人でサンデーだけど
どうしても三人一緒に描きたかったのです!
ミクちゃんはいい人です!!