恋人にするのならいじくりまくらせてくれる人がいい。 黙って私のおもちゃになってくれる人がいい。ほっぺたを引っ張ったり、指を舐めたり、喉ボトケを指でさすったり、乳首をいじらせてくれたり、ズボンの上からアレをすりすりさせてくれたり、私がどんなにいじくりまくって遊んでも、どっしりと構えてくれる人がいい。 バカだと思われてもいい、スケベなヤツだと思われてもいい、ただ、私のおもちゃになってくれる人がいい。 ベタベタされるのが好きじゃないとか、こそばゆいからやめてとか、誘っているんだろうとのしかかって来たりとか、そうじゃなくって、ただおもちゃにして遊べる時間が欲しい。 私はあなたと居るときにあなたの身体を使って遊ぶ。好きな人の身体をおもちゃに出来ることは、どんな高価なディナーよりもご馳走で、どんな高給なお酒よりも酔える贅沢。 私はあなたの身体をいじくりまわして引っ張って、舐めて触って味わってあなたの身体の温かさを私の指や口で感じ取る。 幸いにも触れることを拒まれることの悲しさを私は知ってしまっているから、私がこうしてあなたをおもちゃにすることを許して、ただ遊ばれてくれることのできる人がいい。どうせ恋なんて何も形に残らない、想いすらもいつか忘れてしまうときが来るだろう。忘れてしまう方が生き続けるためにはいいことのような気がすることもある。だけどだからせめてせめて今はこうして触れさせて欲しい。 恋人にするなら、そうやって私のおもちゃになってくれる人がいい。指や口で触れて、幸福を確かめさせてくれる人がいい。
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