Hank Jones "Hanky Panky" 高音質「予感」楽しみアルバムの2枚目は、絶対的な #EastWindRecords 。本作は「ナチュラルなEW」。 1975年7月14日&15日、Vanguard Studios, NYC. 録音(EW-8021)、実はハンク9年振りのリーダー作なんてす。 録音評から... 期待通りと言いたいところなのですが、1976年G.J.T.発足以降のEWより前の初期のEWは、Stereo感が弱く、分解能もそれほど高くなく、ダイナミック・レンジも狭く感じるんです。楽器の音色もリアリティが弱く、ごく「普通の自然な音質」でEWっぽさはないかと。 前出と同様、「中低音域にピークのある音作り」だと感じます。その分、高音域のシャープさに欠けます。カートリッジはSumico Pearlですが、明らかです。決して悪いわけではないんですよ。期待値と違うと言うことです。 さて、以前に紹介したEWのArt Farmer "Yesterday's Thought"は1975年7月16,17日のVanguard Studios, NYC. 録音で、何と本作の翌日、連日の録音だったのですね。こちらも比較のため改めて聴いてみました。どちらも同じように、「柔らかいEW」。これはこれで、アート・ファーマーの温かいフリューゲル・ホーンとベスト・マッチ、EWならではの狙ってのアレンジ?なのでしょうか。ではなくて、海外録音のEWとしてのスタイルがまだ確立していない?そんな印象を受けるのは私だけでしょうか... 。バンガード・スタジオで、デヴィッド・ベイカーの録音なんですが... 。 盤イチは、Side 1-4 "Wind Flower"でしょうか。ミディアム・スローでスイング、大人っぽくて馴染みますね。 #HankJones (p) #RonCarter (b) #GradyTate (ds) #DavidBaker (Recording Engineer), #ToshinariKoinuma (Executive Producer), #KiyoshiItoh, #YasohachiItoh (Producer), #MorisakiYukio (Promotion Director), #EikoIshioka, #MotokoNaruse (Design), #TadayukiNaitoh (Photography), #NoguchiHisamitsu (Liner Notes) East Wind Best Collection に選出されていますが、本作は大変意義のあるアルバム。 80年近くのキャリア、600枚以上とも言われるアルバムに参加した巨匠ハンクにも、ゲスト録音が多くなった1960年代から1974年までの長い期間、リーダー作がありません。そのハンクが再認識され再評価を得た、後期の彼を知るには非常に重要なG.J.T.結成直前で、Hank Jones and Oliver Nelson"Happenings"(1966年10月19,20,21日録音、Impulse!)以来9年ぶりに吹き込んだリーダー・アルバムだからなんです。選曲もラフなアレンジも共演者もすべてハンク自身によるものだそうです。 彼は、時代に媚びることをせず、自分のスタイルを貫き、生き残った実力者。久し振りの本作しかり... G.J.T.しかり... 。時代の最先端のジャズメンと共演しても、全く動じる事なく、堂々たるもの、それが1989年 NEA Jazz Master、2008年アメリカ国民芸術勲章授与の生涯現役スーパー・レジェンド、ハンク・ジョーンズ。キャノンボールの"Somethin' Else"だってハンクですから。 ドラムスのグラディ・テイト... 1932年1月14日ノース・キャロライナ州ダラム生まれ、1959年プロ・デビュー、ジミー・スミス、ウェス・モンゴメリー、ビル・エヴァンスらと共演、クインシー・ジョーンズ・ビッグ・バンドでも活躍、73年に来日も。 #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #jazzrecords #recordcollection #ジャズ #スイングジャーナル #レコード ※作品を知り、ジャズの素晴らしさを伝えたい。様々なソースをアレンジ、先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/Bx3me2ZJ_36/?igshid=14yk4j5wq874o