Al Haig "Al Haig Trio" 1954年3月13日、Esoteric Studios, NYC録音。実力と地味度No.1のアル・ヘイグ。 録音評から... この時代のナロー・レンジの温かいMonophonic。音質が悪いとどうしても演奏も良くは聴こえない損をしている典型的な作品だと思います。 聴き馴れない #EsotericRecords (ESJ - 7) と言うNYのレーベル。 #AlHaig (p) #BillCrow (b) #LeeAbraams (ds) Recorded By - #JerryNewman Liner Notes - #LeonardFeather Cover - #DonBriggs アル・ヘイグのアルバムの中でも、"隠花植物度"の高いアルバムが本作。メジャー調の曲でも、ラテンタッチのリズムの曲でも、どのピアノも彼らしい微妙な湿り気が聴き処です。 本作の逸話を紹介したいと思います。録音日の1954年3月13日、ヘイグはフランスからやって来たアンリ・ルノーのために、NYのエソテリック社でレコーディングをすることに。アンリ・ルノーは当時、ピアニストと仏ヴォーグ社の音楽監督の2つの仕事を。この日1つ目の仕事はオスカー・ペティフォードやアル・コーンらのレコーディングにピアノニトとして参加すること。2つ目の仕事は、当時珍しかった白人ビ・バップ・ピアニストのアル・ヘイグの演奏をフランスに輸入すること。そのためアル・ヘイグのレコーディングがまず先に行われ、この録音はたった1時間、レコードはその後フランスで発売。しかし、エソテリック社のオーナー兼レコーディング・エンジニアだったジェリー・ニューマンは、アル・ヘイグら3人にスタジオに残って、もう少し録音していかないかと持ち掛け、彼らはさらに13曲を演奏しレコーディング。そしてその中からまず8曲が10インチ盤として発売され、その後レーベル名が、"CounterPoint" に改名された後に残りの曲を追加して12インチとして発売。こうしてこの同じ日に行われたセッションは2枚の10インチ盤で別々のレーベルで発売。 ジェリー・ニューマンはコロンビア大学のマーチング・バンドでトロンボーンを吹いていた音楽好き、それが高じてテープレコーダーを持ち歩く録音マニアになり、40年代にミントンズ・プレイハウスなどに入り浸るようになり、おそらくそこでパーカーのバンドにいたアル・ヘイグを知ったのではと。奇跡の記録と言われるCharley Christian, Dizzy Gillespie "Jazz Immortal"は、何と彼がミントンズで手製のディスク・レコーダーで記録したもの!録音はAllmusicで1941年5月8日と12日。 エソテリック・レーベルには貴重な音源が残っていますが、ジャズだけではなくクラシックのレコードも多く、アンテナ感度が高いレーベル。彼のアンテナにアル・ヘイグはかかったと。 さて、ここで聴かれる演奏はテディー・ウィルソンをお手本にしたスタイルをベースにしながらも、バド・パウエルやジョン・ルイスら40年代後半のビ・バップのピアニストのエッセンスを上手く吸収した独特の質感があり、独自のオリジナリティーを感じるとの評。稀少盤であるせいで必要以上に神格化されがちですが、実際はとてもソフトで上品な演奏です。ただ注意深く聴くとビ・バップの語法がいろんな所に散りばめられていて、聴き終えた後には苦い後味が残るところがあり、そこにテディー・ウィルソンのようなレイドバックした音楽とは根本的に違う特異さがあるとは専門家の話。 #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #jazzrecords #recordcollection #ジャズ #スイングジャーナル #レコード ※作品を知り、ジャズの素晴らしさを伝えたい。様々なソースをアレンジ、先輩諸氏に感謝。 https://www.instagram.com/p/B1I2B9Kp8Bu/?igshid=6ynsg3t2nw2r








