The Ted Brown Sextet featuring Warne Marsh and Art Pepper "Free Wheeling" 無名だが"匂い"購入、最後の4枚目。▲Jazz beginner's personal challenge No. 40は、不思議なカバー、何?アート・ペッパーの参加!西海岸! でも中身は、なかなか良いんじゃないですか!ウエスト・コースト好きの私には見事にはまる!最近無名盤に何故か心引かれて走っているが、これは久々の無名の中で★私的名盤No. 51! 実は、マニアの間ではペッパーの隠れ名盤と言われているらしい。本作録音の4日後の28日にアート・ペッパーは傑作"Modern Art"を吹き込んでいるから絶頂期、間違いない素晴らしい演奏である。 #VanguardRecords レーベル、1956年12月24日、LA録音。 #ArtPepper (as), #BenTucker (b), #JeffMorton (ds), #RonnieBall (p), #TedBrown (ts), #WarneMarsh (ts) ほぼ本作一枚だけで名前を憶えられているであろうジャズ・サックス奏者テッド・ブラウン。1950年代のいわゆるウェスト・コースト・ジャズの隠れ名盤で、一部で絶大なる人気を誇るアルバムのようだ。スイングジャーナル選定ゴールドディスク!解るなぁ。Vanguardというレーベルは良質なジャズ・アルバムが多い。本盤は、キングレコードからの「不滅のモダン・ジャズ・シリーズ」1972年日本再発盤SR(M)3146。 featuring WarneMarsh and ArtPepper、3人のサックス。リーダーのテッド・ブラウン、同じテナー・サックスのウォーン・マーシュ、そしてアルトのアート・ペッパー。この3人のうちペッパーだけ毛色が違う。彼も西海岸で活動したジャズマンだが、資質は東海岸の黒人ジャズメンに近い。もっとはっきり言えばアート・ペッパーはチャーリー・パーカー直系のアルト・サックス奏者。だから西海岸の白人奏者ではあるが、その音色はしっとりと湿って重く艶がある。テッド・ブラウンとウォーン・マーシュの二人はレスター・ヤング直系の軽くてソフトなスカスカ・サウンド!だから他二人のテナー・サックス奏者とは似ても似つかない。ペッパーだけ全然違うので、出てくると一瞬で彼だと判別出来る。例えば二曲目 "Long Gone"、三人のアンサンブル・ソロはテッド・ブラウン~ウォーン・マーシュ~アート・ペッパーの順。一番手のブラウンと二番手のマーシュは音色もフレイジングもとてもよく似ている、楽器も同じテナー・サックス、どこでチェンジしたのか気付かないほど。 その後のペッパーのソロ、同じ西海岸白人ジャズ・サックス奏者とは言え、全然違う。アルトとテナーの音色の違いだけでなく、音色の湿り気とか艶やかさとかが全く違う。 黒人ビバップ・サックスに近い音色のペッパーとは違って、ブラウンやマーシュ、あるいは他の白人サックス奏者でも、こういう軽いサックス・サウンドは熱心な黒人音楽リスナーには評判が悪い。確かに歯ごたえはない。しかしこういうのもまた一つの持味、ジャズにおける旨味の一部、深さと広さ。あまり緊張せずリラックスして聴けばいい。 最も肝心なのは、こういうスカスカな音色の白人ジャズ・サックス奏者のルーツは、他ならぬ黒人サックスのレスター・ヤングだと言う点。レスターは一番良いものでも1930年代の録音だから彼の音色の軽さは理解されていないが。 また、全編でピアノ・ソロのロニー・ボールが素晴らしい! 盤イチは、Side 2-2 "Crazy She Calls Me" を推奨、トリスターノ派が好んで取り上げる曲で、リー・コニッツはこの曲をマスターすることからジャズの勉強に入ったそう。 #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #jazzrecords #ジャズ #スイングジャーナル ※作品のことを知って、ジャズを好きになって欲しいから、様々なソースをアレンジしています。先輩諸氏に感謝します。 https://www.instagram.com/p/BnvYJUSDNGV/?utm_source=ig_tumblr_share&igshid=13xafqth6u3n6