The Oscar Peterson Trio "Canadiana Suite" 1964年9月9日、Ontario Parliament Network. ピーターソンはNorman Granzが創設したVerveとPabloレーベルに多くの録音をしているが、本作は #LimelightRecords レーベルで希少。 Norman Granzは、1960年にVerveをMGMに売却。しかしピーターソンは契約がありVerveに残り1964年に契約を解除しLimelightと契約する。このレーベルでのピーターソンはあまり高く評価されていないが、本作は作曲家への挑戦としての価値があると。 1965年~1971年はドイツのMPSレコードと契約、秀逸な録音に加え、彼の経歴の中でも一際モダンな作風に挑戦する。1973年、グランツはPabloを創設、ピーターソンは再びトリオとカルテットで彼との録音を始める。 本作は、88鍵をフルに使いこなす超絶技巧のダイナミックな演奏ではなく(とは言っても十分過ぎるテクニックだが) 、控え目で優しいピーターソンが聴ける。 しかし録音に関しては、トリオ名義なのだから、もう少し並列でもいいと思う。せっかくのこのメンバーなのに、ドラムの音がチープ、ベース音も迫力が欲しい。 #OscarPeterson (p) #RayBrown (db) #EdmundThigpen (ds)、いつものトリオだが、解散直前の録音。 ピーターソンはカナダ・モントリオール出身。父親のダニエルは列車のポーター。本作は、カナダを東から西へ列車で旅する構成、車窓から見えるカナダの風景は父親の想い出。故郷への想い、深い愛情、リスペクト。ブルースとスイングを絶妙にブレンドしてカナダのスケール感を表現する。 「音楽は私を世界のあらゆる場所に連れて行った。でも私が住んでいる場所よりも美しい場所はなかった。ミュージシャンとして、私は生活の中でリズムとハーモニーに反応し、深く動かされると歌を残す。カナダは広大でコントラストの強い国。"Canadiana Suite"を書いた時、私はたくさんのテーマを持っていた。この作品は、私が愛するカナダの音楽的な肖像画」 8つの曲の多くはブルース・ベースでピーターソンのオリジナル、都市や場所への音楽的な賛辞となっている。 1."Ballad to the East" マリタイム州についての繊細で古典的な曲からスタート... 2."Laurentide Waltz" モントリオールのすぐ北にあるLaurentian山脈... 3."Place St. Henri" オスカーが育ったモントリオールの労働者階級地区... 4. "Hogtown Blues" でトロントへ... 5."Blues of the Prairies" サスカチュワン州、中西部に北米大陸中央部の広大な温帯草原「プレーリー」... 6."Wheatland" マニトバ州へ... 7."March Past" カルガリー・スタンピード・パレード、ピーターソンの静かなロッキー山脈へのトリビュート... 8."Land of the Misty Giants"終着地ブリティッシュ・コロンビア。 "Canadiana Suite"は1965年にグラミー賞にノミネート、最高のジャズ・コンポジションとして、1979年CBCのDurnford Kingはテレビスペシャルを制作。私たちの国の美しい自然景観をピーターソンが表現力豊かな音楽で表現したと。 盤イチは、ビル・エバンス似のSide 1-1 "Ballad to the East"か、ピーターソンらしさなら1-3 "Place St. Henri" が、オススメ。 #jazz #fuzey #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #jazzrecords #ジャズ #スイングジャーナル ※作品のことを知って、ジャズを好きになって欲しいため、様々なソースをアレンジしています。先輩諸氏に感謝します。









