音楽のススメ315
本日はCharles Brownからの繋がりで、同じく米国よりRuth Brownをご紹介していきます。
Ruth Brown(ルース・ブラウン)とは、1928年米バージニア州生まれのR&Bシンガー。ラッパーのラキムは甥にあたる。聖歌隊の指導も行っていた父の影響で幼少期からゴスペルも歌っていたが、バー・ナイトクラブでギグを始めたところ、バーのDJがアトランティックレコードの創始者に紹介し契約。ここを境にブルースからR&Bシンガーへと転身。
1949年「So Long」でデビュー。1950年にリリースした「Teardrops from My Eyes」はビルボード誌のR&Bヒットチャートの1位を11週連続で占め、R&B歌手としてのルース地位を確立。彼女には「ミス・リズム」のニックネームが使われるようになり、またR&Bの女王としても知られることに。以降1949~55年にかけてR&Bレコードチャートトップ10に149週間にわたりチャートインするほどヒット。その16曲のうち5曲は1位を記録した。彼女はアトランティック・レコードの看板歌手として活躍。
1960年代は家庭優先して活動をしなくなったものの、70年代から周囲の熱望により活動を再開。コメディ、映画「ヘアスプレー」、ミュージカル「Black And Blue」などへの出演もこなしつつ、89年にはグラミー賞最優秀Vo.賞を受賞。87年にはR&B財団を設立し、権利とロイヤルティを守る活動にも注力。93年にはThe Queen Mother of the Bluesとしてロックの殿堂入りを果たした。BBKingや、Charles Brown、Bonnie Raittとのツアーなど精力的に活躍。
その活動と音楽性から、多くの黒人女性にとって尊敬を集めるシンボルとして支持されており、またボニー・レイットなど後進のブルース歌手に多大な影響を与えた存在でもあるとされている。2006年に死去。
家庭優先で仕事をセーブしたり、財団を作ったりしたうえ、ドラッグ問題がないクリーンさもまた尊敬されるに値する存在だったのかもしれない。音楽にもその根明な雰囲気と陽のオーラが反映されており、彼女の音楽を聴いてると、とても楽しかった米国生活を思い出します。
というわけで底抜けに明るく幸せになれる「Lucky Lips」を。昼にぴったりじゃないですか。この時代に一度タイムスリップしてみたい。
Ruth Brown / Lucky Lips

















