2021年9月24日
【新入荷・新本】
花代『Keep an Eye Shut』(torch press、2021年)
デザイン:島影南美 仕様:230 x 160mm/ハードカバー/304P 言語:日本語・英語 テキスト:カイ・アルトホフ、伊藤貴弘(東京都写真美術館)
価格:6,380円(税込)
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「私は花代がカメラで写真を撮っている姿を思い出すことができない。あるとき、彼女が私たちのための大切なおみやげを取り出そうと、手元のバッグを開いたとき、その暗い裂け目からかいま見えたのは、たしかにカメラだったのかもしれない」
「彼女はこの世界を、彼女自身の世界への脅威などまったくあり得ないものとして、屈することなく歩んでいる。内破する星を故郷とする人には、そんな免疫力がそなわっているものだ」
カイ・アルトホフ
花代のデビューから30年に渡る写真活動を総括する写真集『Keep an Eye Shut』
中学校で写真部に入部した花代は、父親から古いカメラを譲り受け、1989年頃から自分の身の回りの事象や出会った人たちを写真に収めるようになります。高校生の時に友人と同人誌「女子高生通信」をスタートし、『宝島』のトンガリキッズなどで世にデビュー。19歳で半玉になり、その後日本のテレビ番組や舞台などへの出演や、イギリスの雑誌『The Face』のカバーを飾ったりと、一躍時代のアイコンとなっていきます。その傍らも写真を撮り続け、ロンドンへ渡った1996年に『ハナヨメ』で写真家としてデビューし、ヴィヴィッドで瑞々しいイメージで注目を集めました。同じ年に生まれた愛娘・点子を以降は被写体として撮り続けます。奇才監督クリストフ・シュリンゲンズィーフと出会い、その舞台やパフォーマンスに出演するようになった1999年にベルリンへ移住。2010年の帰国後は新たな試みとしてモノクロ写真に取り組み、現在は東京を拠点に精力的に写真を発表しつづけています。
写真家としてだけでは括ることはできない、多彩な表現を奏でる花代という存在。女性アーティストとしてどんな時代も彼女らしい生き方を突き進み、多様な活動をしてきたアーティスト花代とは何者なのか。膨大な写真から選ばれたこれらの写真群は、彼女の人生そのものであり、時代を映す鏡のように私たちにこの世界の美しさ、あるいは儚さを提示します。
https://www.torchpress.net/















