#MyLibrary #井上靖 #猟銃闘牛
井上靖というと、受験勉強の頃、国語の試験問題に「しろばんば」がやたらとつかわれていて、そのせいだと思うのだが、あんまり好きな作家ではなかった。 昭和後期の時点で、大家となった老小説家の戦前の少年期を描いた自伝小説に、戦後世代の大人の設問者が感銘を受けていたとしても、それは70年代以降に生まれた子供(つまり私)に伝わる面白さではなかったということ。子供だからといって、井上陽水の「少年時代」に共感して、好んで歌う未成年がいたら、それはそれでキモチワルいだろう。(「カゼアザミ」ってなんやねん?) そんな井上靖さんが、まだ「大家」でなかったころの短編3作品(表題になっていないのは「比良のシャクナゲ」)を集めたものを読んだ。 なぜかその趣味が渋すぎる外国人文芸YouTuberが、「日本文学を知るための○冊」に選んでいたのを見て、「なにを〜」と対抗意識で読んでしまった。 「猟銃」が1949年…
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